【動画と読書を併用する方法】本が読めない人が無理なく始める4ステップ

読書
  • 本を読もうとしても、活字を前にすると疲れてしまう。
  • 動画を見ていたら満足して、本を開かないまま終わる。
  • 動画と読書のどちらを使えばよいのか、迷う人もいるでしょう。

結論から言うと、動画か読書かを一方だけ選ぶ必要はありません。

動画で全体像をつかみ、本で内容を確かめる方法なら、本を読むハードルを下げられます。

私は、本を読んでいて疲れたときに動画を再び見ます。

動画を見たあと、本の同じ範囲を読み返します。

動画と本を往復すると、活字だけを追い続けるより進めやすいと感じました。

この記事では、動画と読書を組み合わせる4ステップと、私がDVDと書籍を使って読んだ体験を紹介します。

この記事のポイント
  • 動画と読書の役割を分ける
  • 動画の区切りに合わせて本を読む疲れた
  • 分からないときは動画へ戻る
  • 見たことや読んだことの感想を書く

動画を入り口にして読書をやってみる

動画は本の代わりではありません。

読む前に、テーマの全体像や名称をイメージするために使います。

動画コンテンツには、「再生すれば、勝手に話が進んでいく」というメリットがあります。

疲れていても、映像が勝手に情報を届けてくれます。

「勉強なのに、こんなに楽をしていいのか?」と罪悪感を持つ必要はありません。

最初は楽な方法を選ぶ。これが挫折しないための鉄則です。

  • 動画は全体像や名称をイメージする入口
  • 本は動画で見た内容を詳しく確かめる手段
  • 対応する動画がない場合は、本を主にする

最初から本だけで理解しようとして疲れるなら、動画を入口にして構いません。

反対に、動画だけを見て終わらせず、気になった部分を本で確かめる使い方が大切です。

本を読む前に動画は全体像をつかむために使う

動画は本の代わりではなく、本を読む前にテーマの名称や全体像をイメージするために使います。

文章だけの本では、知らない人物名や専門用語をイメージすることが難しいです。

歴史や地理の本では、以下のような言葉が登場します。

  • 足利尊氏
  • 上総
  • スルタン
  • スエズ運河

言葉だけでは何を指しているのか分からず、最初の数ページで疲れてしまう場合があります。

動画で場所や地名、人名を説明してくれるため、最初は場所がわからなくても内容を確認できます。

動画を見たうえで本を読むと、地名や人名を理解する助けになります。

動画と本が対応しない場合は本を主にする

理想は映像と書籍の内容が「完全一致」する組み合わせですが、すべてのテーマで完璧なセットが存在するわけではありません。

NHKスペシャルの本とDVDは、同タイトルのセットの場合が多いです。

ただ、映像と本の内容が細部まで完全に合致するケースは少ないです。

本と同じ内容の動画がないと、読書を始められない気がします。

私は睡眠に関する本「快眠法の前に 今さら聞けない」を読もうとしたとき、同じ内容に対応する動画やDVDを探しました。

しかし、見つかりませんでした。動画が見つからない場合、探し続ける必要はありません。

本を主にして読めば十分です。

動画を見る目的は本を読み始めるきっかけを作るためです。

対応する動画が見つからないときは、動画探しで時間を使いすぎず、本を開いて読み始めましょう。

動画と関連する本を探したい人は、本を探すツール8選を参考にしてください。

テレビ番組、専門家、Webメディアなどから、本の候補を集める方法を確認できます。

動画から本へ進む4ステップ

動画と本は同時に進めなくても構いません。

動画を一区切りまで見て、本を読み、疲れた・分からないときだけ動画へ戻る流れにすると、読書を続けやすくなります。

  • 同じテーマの動画と本を選ぶ
  • 動画を1章・1話・一区切りまで見る
  • 対応する本の範囲を読む
  • 疲れた・分からないときは動画へ戻り、本を読み返す

最初から長時間続ける必要はありません。動画を見たあとに、本を数ページ開くだけでも始められます。

同じテーマの動画と本を選ぶ

動画と本を組み合わせるときは、同じテーマに関するものを選びましょう。

完全に同じ作品でなくても、扱うテーマがそろっていれば、動画で見た内容と本で読んだ内容を結びつけるきっかけになります。

たとえば、以下のように同じテーマです。

  • NHKスペシャル 恐竜超世界DVD版と書籍
  • ハリーポッターの映画と小説
  • 競走馬のDVDと本

理想は、同じタイトルで、制作している組織も同じDVDと本を探す方法です。

タイトルと制作元がそろっていれば、動画と本の内容を確認する助けになります。

ただし、完全に同じタイトルでなくても構いません。

動画と本を選ぶときは、タイトルの完全一致だけにこだわらず、テーマが同じかを確認しましょう。

動画を区切りまで見て、動画の内容と対応ページを読んでみる

動画は見始める前に、止める区切りを決めておくと、本へ移る範囲を迷いません。

区切りは再生時間ではなく、内容のまとまりを目安にします。例えば、以下のように決めます。

  • 前半まで
  • 第1章まで
  • 第1話まで

動画を一区切りまで見たら、対応する本の範囲を読んでください。

動画の第1章を見たなら、本の第1章に対応する部分を開きます。

本に同じ章番号がなくても、目次や見出しから近い内容を探せば十分です。

動画を最後まで見てから、本を読む場所を探してはいけないのでしょうか。

最初から最後まで見てしまうと、最初から最後まで本を読み切ることになるからです。

例えば、DVDの内容をすべて見たとします。本の内容もセットですべて読むことになります。

知識や全体像はDVDで学習できたので読みやすくなっています。

ただし、読書初心者にとって1冊を読み切ることは大変です。

理由としては1冊を読み切った経験がないからです。

DVDを見るとき、1回の読書で読む量を調節するために1章・1話ごとに区切ったほうがいいです。

動画を見すぎてしまう人は、読書を始める前に環境を整える方法も役立ちます。

読書の効率を高めるツール7選では、タイマーやスマホとの距離の取り方を紹介しています。

記憶が新鮮なうちに本を読む

動画を見終わったら、記憶が新鮮なうちに(できれば直後に)関連する書籍を開きます。

このとき、気負う必要はありません。いつも通りの読書でも本を読みやすいです。

なぜなら、動画ですでに基礎知識が入っているため、内容が頭に入ってくるからです。

  • 「さっき映像に出てきたシーンは、文字だとどう表現されているかな?」
  • 「あの用語は、漢字でどう書くんだろう?」

映像の記憶と本の記述を照らし合わせる「答え合わせ」の感覚で読んでみてください。

これはゼロから学ぶ「読書」ではなく、すでに知っている情報の「再確認」であるため、読書が楽にできます。

同じ内容を「映像」と「文字」で繰り返すことで、記憶は強固に定着します。

【習慣化させるコツ】本を読んで疲れたら動画を見直す

本を読んでいて「文字ばかりで疲れた」と感じたら、無理せずすぐに動画に戻りましょう。

読んだ箇所を映像で見直してもいいですし、最初からぼんやり流し見をするだけでも構いません。

文字情報と映像情報を行き来することで、脳の理解度が深まるのを実感できるはずです。

「疲れたら動画」という逃げ道を用意しておくことが、学習を継続させるコツです。

本を読んで疲れたら、動画で息抜きをしてみましょう。

動画と本で学ぶことを繰り返していれば、記憶が定着します。

「人類誕生」で実践した、動画と本の往復方法

動画と本を往復する方法は、特別な道具がなくても試せます。

私は「人類誕生」のDVDと書籍を、DVDの章を基準にして順番に使っていました。

  • DVDの章を見てから、本の対応範囲を読む
  • 第1章から第3章まで同じ順番で進める
  • 動画で見た内容を、本で確認する
  • 疲れたときは動画へ戻り、本を読み返す

ここでは、私が実際に行った順番を紹介します。

DVDの第1章を見てから、本の第1章に対応する範囲を読んだ

私は最初に、「人類誕生」のDVDの第1章を見ました。

そのあとで、書籍の第1章に対応する範囲を読みました。

次はDVDの第2章を見て、第2章に該当する本を読みます。

第3章も同じように、DVDを見てから本を読みました。

動画の章が終わったら、本の対応する部分を読む方法です。

本だけを読んでいると、どこまで読めばよいか分からなくなることがあります。

動画の区切りを目安にすると、「次はここまで読めばよい」と考えやすくなりました。

自分に合う順番を決められれば、動画と本を一度で理解しようとしなくて済みます。

動画を先に見たことで名称や内容をイメージしやすくなった

私の場合は、DVDを先に見てから本を読むと、名称や内容をイメージしやすくなりました。

  • 人類には昔、犬歯があった
  • 人類は1度絶命しかけた
  • ネアンデルタール人の遺伝子は現代人にもある

動画を見たあとなら、本の説明を読むときに場面を思い浮かべやすくなりました。

知らない言葉がたくさん出てくる本は、読む前から難しく感じます。

動画を見たことで、すべてを理解できたわけではありません。

それでも、本に出てくる言葉を初めて見る状態よりは、読み始めやすくなりました。

映像で見たほうが内容をイメージしやすい人は、動画から入る方法を試してください。

動画と本を見たあと、感じたことを書く

動画と本を見たあと、詳しい説明を書けなくても構いません。

見たときに感じたことを一文だけ残すと、受け身の視聴や読書で終わりにしにくくなります。

  • 気になった場面を書く
  • 分からなかったことを書く
  • 驚いたことを書く
  • 正確な解説より、自分の感想を優先する

感想を書くために、立派な読書ノートを用意する必要はありません。

トウカイテイオーの本と動画を見た後に感想を書いた

私は、トウカイテイオーに関する本と動画を見たあとに感想を書きました。

トウカイテイオーが勝利した日本ダービーの感想は以下のような感じです。

  • 20番で本当に勝てるのか
  • なんかよくわからんけど、道中でいい位置につけている
  • 4コーナーを抜け出したとき、ほかの馬が一瞬止まったように速い

競馬について詳しい解説を書こうとしたわけではありません。

動画を見て、私がどう感じたかを書いていました。

感想は、知識が足りないと書けないものではありません。

気になった場面、驚いたこと、分からなかったことを書くだけで十分です。

最後:動画を入口にして、対応する本を少しずつ読もう

動画と読書はどちらか一方を選ばなければならないものではありません。

この記事のおさらい
  • 動画で全体像をつかむ
  • 対応する本の範囲を読む
  • 疲れた・分からないときは動画へ戻る
  • 動画を見たあと、本を読み返す
  • 動画と本が対応しない場合は本を主にする

まずは、気になっている動画を1章・1話・一区切りまで見てください。そのあとで、対応する本を数ページ開きましょう。

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