私はactto BST-02を自宅で10年以上使い、今も現役です。
歴史の本を読むときと、紙の本の感想を書くときに役立ってきました。
ただ、読書を始める人全員に必要な道具だとは思いません。
どんな場面で買ってよかったのか、どんな人なら購入を待ってよいのかを、私の体験からお話しします。
actto BST-02を買った理由
購入を考えたきっかけは、机に広げた地図帳が読書中に閉じたり、めくれたりすることでした。
私がBST-02を選ぶまでの困りごととactto BST-02を購入した判断を振り返ります。
- 扇風機で何度もめくれる地図帳
- ページ固定と当時の価格
まずは夏の読書中に起きたことです。
扇風機で地図帳のページが何度もめくれた

特に困ったのは夏です。扇風機をつけると、風で地図帳のページが動きます。
夏に窓を開けて換気するときも、同じようにページがめくれました。
1日に10回以上めくれる日もありました。1回なら開き直せば済みます。
しかし、何度も手を止めて同じページを探していると、読む気持ちが切れてしまいます。
読みたい箇所を開き直す作業が続くと、本を読むことよりも、地図帳を押さえることに手を取られます。
ページを開いたままにできる道具が欲しくなりました。
actto BST-02を選んだ理由は価格とページを固定できる機能

私が欲しかったのは凝った機能よりもページを固定できるブックスタンドでした。
BST-02という機種を最初から指名していたわけではありません。
購入当時、2,000円以内だったことが選んだ決め手です。
正確な金額や購入日は覚えていません。もう10年以上前のことなので。
クリップで本を挟む方法は選びませんでした。
図書館の本を読むので、力加減を間違えてページを傷めることが心配だったからです。
私は細かな作業でミスをすることがあります。
図書館で毎月20冊くらい本を借りるため、何冊もの本にクリップを使うのは不安でした。
自分の本だけならともかく、借りた本を傷めたくありませんでした。
地図帳を固定して歴史の本を読んでみた
読みたい地図を開いたまま、歴史の本を読めるようになりました。
実際に使った本とその後の読書時間を紹介します。
- 最初に置いた地図帳
- 購入前後の読書時間
まず、地図帳をどう使ったかです。
山梨・長野の地図を開いたまま読めた
最初にBST-02へ置いたのは『地図で訪ねる歴史の舞台』です。
『闘神武田信玄』を読みながら、山梨県と長野県の地図を見ていました。文章に出てくる地名を、地図でも確かめたかったのです。
上田や小諸の場所は文章だけで読むより地図を見たほうが、私にはなんとなくわかりました。
見たい地図を開いたままにできるので、地名が出るたびに同じページを探し直さずに済みます。
家系図のページを参照するときにも固定できました。
歴史の本に出てくる人物の関係を確かめたいときは家系図を開き、出来事の流れを追いたいときは年表を見ます。
読む本とは別のページを開いておけるので、必要なところへすぐ目を戻せました。
年表や家系図のほか、グラフを載せた資料も参照します。
私がBST-02で固定するのは読書中に参照したいページです。
歴史の本と別の資料を並べておける点が役立っています。
地図帳が立っていると、机に平置きしたときより、見たい場所へ目を向けやすいと感じます。
ページがめくれず、読書に集中しやすくなった

ページを固定できるようになってからは、地図帳を開き直すために何度も手を止めずに済みました。
買う前は気分が乗れば1日3時間ほど読む日がありました。
一方、気分が乗らない日は15分が限界だったこともあります。
ページがめくれると嫌になり、読むのをやめた日もあります。
読む時間には大きなばらつきがありました。
BST-02を使い始めてからは、1日1時間の読書を安定してできるようになりました。
何度もページを開き直す中断がなくなったことは私にとって大きな変化でした。
本の感想を書くときにも使っている
感想を書くときも、見たいページを開いておけるのが便利です。書き方は以前と今で変わりました。
- ノートに書いていた頃の配置
- パソコンで書く現在の使い方
まずは、以前の書き方です。
以前は本を固定し、机上のノートに書いた
以前、私は感想を書きたいページをBST-02で開いたままにし、ノートを机に置いて書いていました。
気になった箇所を確かめながら文章を書くには、ページが勝手に閉じないことが助かります。
ページが動くと書く気持ちまで途切れて、いら立ちました。
文章がすらすら出てきそうなときほど、手を止めてページを探すのが嫌でした。
机に本を平置きしていた頃は、読みたいページが閉じるたびに開き直す必要がありました。
BST-02で固定してからは、参照したいページを開いたまま、ノートに感想を書くことができました。
本を見返したい位置で開いておき、その横で自分の言葉を書くだけです。
私には、この単純な使い方が便利でした。
今は本を固定し、パソコンで感想を書く
今はテキストファイルやGoogleドキュメントに感想を書いています。
紙の本について感想を書くとき、見たいページをBST-02で固定したままパソコンへ入力します。
感想を書きたいページを開いたままにして、本の内容を見ながら入力しています。
以前のノートとの違いは入力先で、紙の本を固定する役目は変わりません。
ページが動かないので、書いている間に何度も開き直さずに済みます。
10年以上使って感じた注意点
長く使っていて、自宅ではほとんど困っていません。
ただ、薄い本と持ち運びについては買う前に自分の使い方と照らし合わせたほうがよいと思います。
- 薄い本を固定するときの工夫
- 持ち運びに対する私の考え
まず、ページ数の少ない本を置くときの方法です。
薄い本は厚みを足して固定する
ページ数が少ない薄い本を置くと、ページ押さえがうまく使えないことがあります。

画像のようになって、文字が読みにくいです。
対処法とすれば、本をBST-02へ置いて厚みを足しています。

私は先に参考書をBST-02へ置いて厚みを足しています。その上に薄い本を置くと、読みたいページを固定できます。

この工夫をしているので、薄い本を読むときも自宅で困ることはほとんどありません。
厚みを加えるものは大学のシラバスや問題集など使用していない本がオススメです。
持ち運びには使っていない
私はBST-02を自宅で使い、外出先へは持っていきません。かばんに入れるにはかさばると感じています。
自宅で作業する私には、持ち運びにくさは困りごとではありません。
自宅のデスクの定位置に置いており、角度も一度調整してからは変えていません。
いつも同じ場所で使うため、持ち歩く機会がほとんどないのです。
一方、外の作業場所で本を開きたい人には、BST-02は合わないと思います。
図書館で自前のブックスタンドを使う人は、私が見た範囲では見かけませんでした。
私は外出先で試したわけではないので、外でのブックスタンドの使用感はわかりません。
BST-02を買ったほうがいい人、まだ買わなくていい人

私なら、ブックスタンドを買う目安を「どんな本を読むか」「感想を書きたいか」の2つで考えます。
読書時間だけで購入を決めるわけではありません。
- 歴史・地理の本を読む人
- 本の感想を書きたい人
- 読書を始めたばかりの人
まずは、私が買ってよかった歴史・地理の読書からお話しします。
歴史・地理の本を地図帳と一緒に読む人
歴史や地理に関する本を読むなら、私はブックスタンドを買ったほうがいいと思います。
特に地図帳や家系図を横に置いて読みたい人には、ページを開いておけることが役立ちます。
歴史の古戦場を地図で見ると、やっぱり気分がいいですからね。
今、同じように歴史の本を読み始めるなら、私は最初にブックスタンドを買います。
地図帳と本を一緒に使うという、はっきりした目的があるからです。
本の感想を書きたい人は、読むことに慣れてから
本の感想を書きたい人にも、ページを固定できるブックスタンドは便利だと思います。
ただ、本をまだ読めない段階で、感想を書くために先に買う必要はありません。
私の場合、本を読めないままでは感想を書けず、スタンドだけあっても使い道がありません。
まず本を読むことに慣れ、感想を残したくなったときに考えれば十分だと思います。
私なら、読んだページを見ながら文章を書きたいと感じたときが購入の目安です。
道具を先にそろえるより、ページを開いたままにしたいという困りごとが出てから選びます。
読書を始めるためだけなら、急いで買わなくていい
読書を始めたいけれど、まだ何を読むか決めていない。
そんな段階なら、BST-02を急いで買わなくていいです。
私が最初に読んだのは読書術に関する本でした。読書を始めた頃は、本を読めるようになっただけでも楽しかったです。
もし今からやり直すとしても、まず読書術の本を読むでしょう。
私が最初に読んだ読書術の本は、ブックスタンドなしでも普通に読めました。
1か月に1冊も読んでいない人なら、まず本を読むところから始めてよいと思います。
道具を選ぶ前に本選びから始めたい人には、最初の1冊に読書術の本を選んだ体験をまとめた記事があります。
まとめ
BST-02は私には役立つ道具です。
それでも、読書を始めるためだけに急いで買う必要はありません。
資料を開いて読むか、感想を書きながら本を参照するか。
自分の使い方に合わせて、購入を判断してください。


