- ビジネス書を1冊ずっと読んでいると眠くなる
- 本を買っただけで満足して、部屋に積読が増えていく
- 効率よくインプットして、仕事で結果を出したい
成長したい意欲はあるのに、本を最後まで読みきれず情けなく感じてしまいますよね?
仕事で専門知識や幅広い教養を求められる中で、スキマ時間を有効に使いたいと考えるはずです。
知識を効率よく身につけるには、簡単な入門書を10冊同時に併読します。
この記事でわかる内容は、以下の3つです。
- 挫折しない「10冊併読」のやり方
- 10冊同時がベストな理由
- 失敗しない本の選び方
この記事を読むことで、積読の自己嫌悪から抜け出し、毎月のインプット量が増えます。
今まで読書に失敗してきた方でも、今日からすぐに実践できるはずです。
さっそく、あなたのスキルアップを加速させる読書術を始めていきましょう。
併読は同じ分野の本を冊並行して読む方法

併読とは、複数の本を同時進行で読んでいく手法です。
解説する具体的なポイントは以下のとおりです。
内容を順番に理解すれば、毎月の読書量を無理なく増やせます。
各ステップの具体的な理由や注意点を見ていきましょう。
併読は同じ分野の本でやったほうがいい
知らない分野を始めて読むときは、同じ分野の本を並行して読む併読を選びましょう。
併読と乱読には「分野を絞る・絞らない」という違いがあります。
- 乱読ーいろんな分野の本を並行して読む
- 併読-同じ分野の本を並行して読む

どうして分野を絞るのか、理由を説明していくよ。

歴史も科学もいっぺんに読んだほうが、効率がよさそうな気がするけど
私は併読・乱読の両方を読書法をやってみましたが、私は併読の方がいいと思います。
私も以下のように乱読し、失敗経験があるからです。
- スペインレコンキスタ時代の王たち
- イースター島不可思議大全
- 最高の入浴法
- 最高にすごすぎる天気の図鑑
読んでいる分野が全然違うから、地名や用語が全然理解できませんでした。
ワイドショーを見ても、次の日にどんなことがあったのか思い出せない感じです。

違う分野を読んでも、アイデアなんか閃かないよ。
一方の併読は、特定の分野にテーマを絞って並行して読む方法です。
同じ分野の本を読めば、共通する用語やノウハウが何度も繰り返し登場します。
自然と復習の効果が生まれ、確実に知識が定着します。
効率よくインプットしたいなら、同じ分野を読む併読がおすすめです。
10冊選ぶ理由は読めない本を選んでしまうから
手元に用意する本の数が少ないと、途中で読めなくなる可能性が高いです。
本には相性があり、評判の高い入門書を選んでも読書ができない場合があります。
私も本を併読すると、読みにくい本が1冊、2冊あります。
読めない本は後回しにして、読める本から読めばいいからです。
冊数が少ないと、読めない本にあたって読書ができなくなります。
確実に本を読み進めるために、最初は10冊を準備して始めましょう。
いきなり併読したら、混乱するので1日1時間の読書はできてから
併読は、ある程度の読書経験をもつ人ができる読書術だからです。
複数の本を並行して読むには、1日1時間の読書ができるようになりましょう。
本を全く読めないと思い込んでいる人がいきなり10冊は無理かなと私は思います。
まずは1日15分の読書を4回繰り返し、合計1時間の読書習慣を作りましょう。
もし1時間の読書が難しい場合は、基礎的な本の読み方を身につけるステップに戻ります。
以下の記事を参考にして、1冊の本を順番どおりに読む練習から始めます。
>【本の読み方・選び方解説】国語赤点でもできた1日1時間の読書法
10冊併読する「本の選び方」とコストを抑えるコツ
併読を成功させるカギは最初の本選びにあります。
難解な本を何冊も買ってしまうと、活字に疲れて読書の挫折につながるからです。
本記事で解説する具体的なポイントは以下のとおりです。
自分のレベルに合う本を低コストで集められれば、インプットの効率は劇的に上がります。
本選びの基準と支出を抑える方法を順番に解説します。
「自分の悩み・やっていること」に関する分野を絞る

自分の悩み・やっている分野に絞って、併読の本を選びましょう。
読みたいテーマを絞った方が、知識の土台を早く築けるからです。
よくある失敗例は、ビジネス書のように広すぎるジャンルを選んでしまう展開です。
- マーケティング
- 動画編集
- スケジュール管理
- 節税
- ブログ運営
- 健康管理
- SNS運用
- コミュニケーション
- 読書術
テーマが広すぎると、新しい用語が次々と登場して頭の中が整理できません。
読めない理由のほとんどはその分野の基礎知識がないからです。
大きな枠組みではなく、テーマを絞って選んでください。
上の例ならば、ブログに関する本を10冊選ぶように絞りましょう。
同じテーマで10人の違う作者の簡単な本を選ぶ
同じテーマで「10人の違う作者」を選んでください。
私が読書術に関する本を選んだときは以下のとおりです。
- 「知る」を最大化する本の使い方
- どんな本でも大量に読める「速読」の本
- 東大家庭教師が教える 頭がよくなる読書法
- 図書館「超」活用術
- 「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書
- 知識ゼロからの勉強術
- インプット大全
- 僕らが毎日やっている最強の読み方
- 速読日本一が教える すごい読書術
- 読む力 最新スキル大全
10人の作者を選ぶメリットは以下のとおりです。
- 専門用語に慣れて基礎知識が身につきやすいから
- 意見の食い違いから新しい疑問を発見できる
- 偏った主張に洗脳されるリスクを回避できる

10冊も同時に読めない気がするわ。
私も最初10冊できないと思っていました。いざやってみたらできるものです。
なぜなら、読んでいるうちに専門用語にも慣れていきます。
同じ用語の説明は速く読んでしまえばいいわけです。
読む速度が上がれば10冊でも確実に読破できます。
10冊分の本を買う支出を賢く抑える方法
10冊分の本を買う支出を賢く抑える方法をお伝えします。
新品の本を買い揃えると金銭的な負担が大きすぎるからです。
例えば、1冊1000円の本を10冊買うと、合計で10000円の出費になります。
買った本が自分に合わず読めなかった場合、お金を無駄にした自己嫌悪に陥ります。
解決策として、図書館かKindle Unlimitedのどちらかを利用してください。
定額や無料で利用できるサービスを使えば、失敗のリスクをゼロにできます。
図書館とKindle Unlimitedの比較表は以下のとおりです。
| 項目 | 図書館 | Kindle Unlimited |
| 料金 | 完全無料 | 月額980円 |
| 期限 | あり(約2週間) | なし(ただし、予告なしで対象外になる) |
| 手間 | 図書館に行く必要がある | ブラウザですぐ読める |
お金をかけずに読書を始めたいなら、図書館へ足を運びましょう。
移動の手間を省いて自宅ですぐに読みたいなら、Kindle Unlimitedを利用してください。
挫折しない「10冊併読」の具体的なやり方
挫折しない「10冊併読」の具体的なやり方をお伝えします。
本をたくさん集めても、読み方を間違えるとすぐに疲れてしまいます。
10冊併読のやり方は以下のとおりです。
紹介したステップを順番に実践すれば、途中で投げ出す失敗をなくせます。
各ステップの具体的な行動やコツを詳しく見ていきましょう。
見開き1ページ・イラスト・図解で解説している本から読み始める
見開き1ページ・イラスト・図解で解説している本から読み始めます。
最初は読書のハードルを限界まで下げたほうがいいからです。
まずは準備した10冊の中から、1番簡単な本を選んでみてください。
例えば、文字が少なく図解が中心の入門書や、マンガ形式の解説本を手に取ります。
視覚的な情報が多い本なら、専門用語を知らなくても順番通りに読んで理解できます。
自信がつけば、次の本へ進むモチベーションが自然と高まります。
まずは1番簡単な本を開いて、気楽な気持ちで活字に触れていきましょう。
タイマーで15分!「立つ・運動・座る・運動」を繰り返して眠気を防ぐ
ずっと座って本を読んでいると、どうしても眠くなるからです。
眠気に負けない解決策は、立ち上がりながら本を読むスタイルが効果的です。
しかし、ずっと立っていても足の裏が痛くなり、読書に集中できません。
そのため、タイマーを使って姿勢を強制的に変えるサイクルを取り入れます。
具体的なサイクルは以下のとおりです。
- 15分間、立ったまま本を読む時間
- 1分間、その場でスクワットをする運動
- 15分間、椅子に座って本を読む時間
- 1分間、足踏みをして体をほぐす運動
時間を機械的に区切れば、疲労が溜まる前にリフレッシュできます。
少し体を動かせば、脳に血流が巡り集中力が復活します。
読書時間はエクセルに記録しておきましょう。
あとでまとめてやろうとしても、どれくらい読書をしたのか思い出せません。
タイマーを相棒にして、眠気や痛みを防ぐ読書環境を作ってください。
読んでいて飽きたら、次に簡単な本へサクサク切り替える
読んでいて飽きたら、次に簡単な本へサクサク切り替えていきます。
1冊の本を無理に読み続けると、読書自体が嫌になってしまうからです。
次に読む本も、図解やイラストが豊富で説明がコンパクトな本を選んでください。

新しい本を開いたら内容がわからなくて混乱しそう
同じ分野の本を併読していれば、混乱することはありません。
著者が違っても、同じ分野なら解説している基礎知識や用語が一緒だからです。
例えば、1冊目で学んだ用語が2冊目でも登場すれば、以前読んだ知識ですぐに理解できます。
内容が重なっている部分を手掛かりにすれば、少し難しそうな本でも案外読めるものです。
1度読めた本はスキマ時間に読む
1度読めた本は、仕事の休憩時間や楽に読めそうなときに読みます。
すでに内容を知っている本の方が、新しい本を開くよりもはるかに楽だからです。
脳に負担をかけずに、スキマ時間を有効活用して知識を深められます。
新しい本と読んだ本の比較表をご覧ください。
| 項目 | 新しい本 | 1度読めた本 |
| 読む負担 | 大きい | 少ない |
| 読む速度 | ゆっくり | 速い |
| 読み切る時間 | 2時間以上 | 回数を重ねるほど短くなる |
読めた本を息抜きで読む具体例は以下のとおりです。
- 昼休みのランチ後に確保する15分間
- 通勤電車の座席に座れたタイミング
- 夜お風呂に浸かりながら過ごすリラックスタイム
すでにクリアした本をパラパラとめくるだけでも、立派な読書になります。
リラックスしたい時間は、1度読んだ本を再び読んでみましょう。
再読に飽きそうになったら、メモを書く
読書初心者は同じ本を読み返すことに飽きたら、本を読みながらメモを書きましょう。
スキマ時間を使って同じ本を何度も読んでいると必ず飽きます。

私は4回目の再読時にメモを書くようにしています。
1回目の読書にメモを書く場合、読書を始めた人は時間がかかって本を読む速度が落ちます。
本の内容をある程度理解したあとであれば、読書初心者は楽に内容をメモへ書き出せます。
メモなので、自分の気持ちに任せて自由に書けばいいでしょう。

自由に書けと言われても、どうやって書けばいいのかわからない。
筆で止まってしまう場合は、作者の意見をPREP法で書き出してください。
PREP法のテンプレートは以下のとおりです。
- 結論:著者の主張
- 理由:主張に至った背景や根拠
- 具体例:理由を裏付けるデータやエピソード
- 結論:最後にもう一度伝える主張のまとめ
テンプレートに当てはめて書き出せば、頭の中がスッキリと整理されます。
何度も読んだ本なら楽にメモを取れます。
併読すれば読む速度がどんどん上がる
併読なら復習の必要はありません。
読む速度がどんどん上がり、自然と知識が定着していくからです。
本を読んだ後は感想を書いたり、要約を作ったりする方が記憶は定着しやすいです。
しかし、併読スタイルであれば復習を取り入れる必要はありません。
復習の必要がない理由は以下のとおりです。
- 同じ分野の本だから、基礎知識が積み重なる
- 別の著者の言葉で用語が繰り返される
- 次に読む本が読んだ本の復習になる
同じ分野の入門書を何冊も並行して読んでいれば、重要なキーワードが何度も登場します。
意識して暗記しようとしなくても、読んでいる時点で強力な復習になっています。
復習の手間を省きながら、読書スピードを上げて大量のインプットを実現しましょう。
10冊併読した後の「アウトプットと整理術」

本を読み終えた後は、知識を整理して行動に移すステップに入ります。
ただ文字を追うだけでは、自分の知識として定着しません。
本記事で解説するアウトプットの手順は以下のとおりです。
知識を整理して実践し、さらに深めるサイクルを作って、自分を成長させていきましょう。
できそうなことはとりあえず実践する
できそうなことはとりあえず実践します。
ハードルの低い行動から始めれば、挫折せずに習慣化できるからです。
10冊読んだ後に、すぐに試せるアクションを選びます。
「やるか、やらないか」を決めるの基準は、「今の自分が簡単にできることなのか?」ということです。
例えば、ストレス管理の本を読んで「気分転換で休日に私はドライブをします」と書いてあったとします。
車の運転が好きな人なら簡単です。「じゃあ、私も友達と一緒に車で買い物でもしてみよう」となります。
免許を持っていない人は無理です。
「簡単にできること」であれば、迷う前に行動(アウトプット)に移してみましょう。
アウトプット前提で、読みたいところから読む
自分がすでにやっている行動と内容を照らし合わせて読書をすることが重要です。
自分が解決したい悩みに合わせて、本の中から読みたいページだけを開きます。
たとえば「本を読んだ後にアウトプットをする」というやり方が書いてあっても、いざやってみると迷う場合は多いです。
迷ったときは「アウトプット」に関する見出しだけを読んで、10冊の本を読み比べてみてください。
私が読書法に関して読んだすべての本は「アウトプットをしましょう」と書かれていました。
ただし、アウトプットのやり方に関して色々な方法が書かれています。
- SNSに感想を書く
- ブログで自分の感想を書く
- 要約をする
- 問題集を解く
本を1日1時間読めるようになった頃の私は「ちょっと無理だね」と思いました。
なので、最初は簡単なメモを書いて少しずつアウトプットをする習慣を作りました。
できることをやったら、同じ分野の本をさらに2〜3冊借りて深める
できることをやったら、同じ分野の本をさらに2〜3冊借りて深めます。
10冊分の知識を実践した後なら、専門的な内容もスラスラと頭に入ってくるからです。
なぜなら「そんなこと、すでに知っているよ」という内容が多いからです。
ただし、同じ分野の本を再び10冊も借りて読む必要はありません。
- 基礎知識の土台の完成
- 似た主張が繰り返される展開
- 行動に移すことを優先する
インプットの量を増やす時期は終わり、質を高めるフェーズに入っています。
10冊読んで得た知識を、実際の仕事や生活で試行錯誤する時間が何より求められます。
まずは10冊分の知識をしっかり実践し、最新の情報を数冊の本で補っていきましょう。
10冊併読するメリット
私は10冊併読するようになって、よかったことが結構あります。
併読するになって、読書のスピードが一気に速くなりました。
色んなことを知る方法を知ったので、人生が楽しくなっています。
【メリット】集中力が途切れにくい
手元に10冊の本を用意しておけば、途中で読書が止まるリスクを回避できるからです。
自分にとって読めない本があった場合に、読めた本と併読すればいいからです。
1冊読み切った本をゲームの攻略本のように利用しましょう。

- 読み終わった本と読み始める本を併読する
- 読み始めてわからない場所は読み終わった本で確認する
読み終わった本ならすぐに内容を思い出せるため、知識を確実に積み上げられます。
読みにくい本を読んで数ページで読書が嫌になった経験は誰にでもあるはずです。
逃げ道がない状態は、読書への苦手意識を加速させます。
読めない本を読み切ることは難しいですので、まずは自分が読めた本に立ち返ることが大事です。
併読なら読めた本に戻れるので、非常に気持ちが楽になります。
【メリット】記憶が定着し、月に10冊読めるスピードが身につく
同じ分野の入門書を10冊併読すれば、自然と復習のサイクルが完成します。
最初の1冊は専門用語に戸惑います。
しかし、3冊目あたりから知っている単語ばかりなので楽に速く読めるようになります。
読書は基礎知識があれば、速く読めるからです。
全く違うジャンルの本をバラバラに読むと、毎回ゼロから知識を入れる負担がかかります。
しかし、同じ分野の簡単な本を並行して読めば、反復学習の効果で知識が脳に深く刻み込まれます。
特別な復習の時間を設けなくても、併読をしているだけで自然と内容を覚えられる仕組みです。
注意!歴史の本はアウトプットできません

行動を変える目的で読書をするなら、実践が不可能な歴史に関する本は選ばない方がいいです。
なぜ歴史の本が向いていないのか? 答えは明白で、「アウトプット(実践)ができないから」です。
歴史の本は、政治家や軍人がどのような決断を下し、それが時代にどんな影響を与えたのかを分析するものです。
しかし、私たちは現代を生きる一般市民であり、国を動かす政治家でも、軍隊を率いる将軍でもありません。
たとえば、戦国時代の歴史書を読んでいて、こんな記述があったとしましょう。
「武田軍が1万の兵を率いて、群馬県の箕輪城に攻め込んでくる。その際、武田軍はこのような陣形と戦術を用いた・・・」
本を閉じた後、「よし!俺も明日、1万人の兵を率いて箕輪城を攻略しよう!」とアウトプットすることは100%不可能です。
1万人の人間を指揮する機会なんて、普通の人生にはあり得ませんよね。
歴史の本は、教養を深めたり、人間の普遍的な心理を学んだりするものです。
しかし「明日からすぐ自分の生活で試す(アウトプットする)」という目的においては、歴史の本は試せることが少なすぎます。
「行動を変えるための読書」をしたいのであれば、歴史本は選ばない方が無難です。
最後:この記事のおさらい
併読ができるようになると、いろんな分野の基礎知識が増えます。
どんなことも最初はインプットしてアウトプットが基本です。
- 同じ分野の簡単な入門書を10冊準備する
- 図書館や定額サービスを利用して出費を節約する
- 15分のタイマーと運動を取り入れる
- 読んでいて飽きたら別の本へ変更する
- 著者の意見を整理してできる範囲で実践する

