- お金を払って買って読まない自分を想像すると落ち込む
- インフルエンサーの「本には投資しろ」という言葉を信じていいの?
- 本を買って本当に読めるのかよ?無料だとダメ?
読書に慣れていない初心者が、いきなり身銭を切って新しい本を買うのは絶対におすすめしません。
過去にお金を出して買った本を最後まで読めずに、そのまま放置してしまった苦い経験が私にもあります。
本選びで失敗しないために、まずは無料の体験版として使える近所の図書館をフル活用してみてください。

せっかく出したやる気で損をしないようにしよう。
この記事では、前半は「本を買っても読めない理由」を。
後半は「図書館で本を探す方法」について解説します。
- 本を買う前に図書館で本を借りよう
- 本屋よりも図書館の方を利用しよう
- お金を出しても、やる気しか上がっていない
- 図書館で借りて、気に入ったら買えばいい

図書館を利用すれば、コスパは最強でマイペースに読書できます。
いきなり本を買っても読めません

読書初心者がいきなり本を買うことは、実はおすすめしません。
車の教習所に通ったこともない人に「高速道路を運転しなさい」と無茶振りするようなものです。
そもそも本を買っても大丈夫な人は、以下のような方です。
- その分野に関する知識を十分に持っている人
- 読書にある程度慣れている人(読書習慣がある人)
読書習慣がない人がいきなり本を買っても、読める可能性は低いです。

せっかくやる気を出したのに、本当にもったいない。
その分野に関する知識がないなら、本を買うことはやめておきましょう。
本を買っても読めない理由:3選
本を買っても読めない理由は4つあります。
私が10年間読書をしていて、失敗した理由を選んだものです。
本を買ったのに読めない4つの原因についてそれぞれ解説します。
読めない原因1:本を買っても知識はそのままだから

本を読まない最大の原因は、購入しただけで自分の能力が向上したと誤解するからです。
お金を払って本を手に入れても、頭の中の知識が自動的に増えるわけではありません。
新しいRPGのソフトを購入して、パッケージを開けずに部屋へ飾っている状態と同じです。
冒険に出ない勇者が「レベル1」のまま眠っているのと同じで、本もページを開かなければ何も始まらないのです。
重要なことは、「読む」という行動です。
図書館で借りた本でも、書店で買った本でも、書かれている中身(情報)に違いはありません。
「本を買った」という事実だけで、あなたの知識レベルが自動的に上がるわけではないのです。
まずは「本を買う行動」と「本を読む行動」は、完全に別のものだと認識してください。
本の内容を自分の中に取り込むことで、初めて「レベルアップ」ができるのです。
読めない原因2:あせって読書しようとするから

焦って読書をしても、いいことはありません。
読書とは本来、強制されるものではなく、自由な楽しみだからです。

読書は趣味気分で始めたほうがいいぞ。
しかし現代では、SNSなどで将来の不安をあおる言葉が多く見られます。
- 本を読まないと時代に取り残される
- 本を読めないと、仲間外れになるぞ
- 本を読めば、成功して結婚できるぞ
SNSの発信を真に受けると、自分のレベルに合わない本を慌てて買ってしまうものです。
空気に流されて買った本よりも自分が気に入った本を読みましょう。
文化庁の調査によると、1ヶ月に1冊も本を読まない人は6割以上にのぼると報告されています。
読書習慣がないことは決して珍しいことではなく、今の日本ではむしろ多数派なのです。
学校のクラスで半数以上の人がやっていないことを、無理をしてまでやる必要はありません。
まずは肩の力を抜いて、自分のペースを取り戻すことから始めましょう。
読めない原因3:やる気だけでは本を読めない

本を買った瞬間は、「よし、頑張って読もう!」と誰もが意気込みます。
しかし残念ながら、気力や根性といった精神論に頼るだけでは読書を継続できません。
目標に向けて意気込んでも、人間のやる気は日々の仕事の疲れなどで簡単に減るからです。
気合だけでどんな本でも読破できるなら、誰もが高度な専門知識を身につけているはずです。
事前知識のない難しい本を、精神力だけで最後まで読み切れる人は本当にごく一部しかいません。
本を買うとき、私たちは「新しい知識を得たい」という期待を抱きます。
しかし、期待通りに読めなかったとき、多くの人は「自分には無理だった」「自分は頭が悪い」と落ち込んでしまいます。
その結果、読書をしようとした行動が、かえって自己肯定感を下げる原因になってしまうのです。
じゃあどうすればいいのかと言えば、なるべく負担をかけないで本を読めるようになればいいのです。
図書館で本を借りる理由:3選

本を買うとお金を損してしまうリスクがあるため、まずは図書館で借りてみましょう。
書店で買っても図書館で借りても、本に書かれている中身はまったく変わりません。
重要なのは知識をインプットすることであり、対価としてお金を払うことではないのです。
なぜ本を買わずに図書館を利用するべきなのか、3つの理由について解説していきます。
- 理由1:図書館なら無料で安心して最後まで本を読める
- 理由2:「積読」を防ぎ、返却期限が集中力を高める
- 理由3:「本を買え」は作者のポジショントーク
本を借りる理由1:図書館なら無料で安心して最後まで本を読める

図書館を利用するメリットは、無料で本を借りられるため金銭的なリスクがないことです。
読書で最も避けるべき失敗は、内容を理解できないことではなく、活字への苦手意識を持ち挫折することです。
自分でお金を出して買った本が難しかった場合、「せっかく買ったのに読めない」と後ろ向きな気持ちになります。
図書館で借りた本なら、今の自分には難しすぎると感じた瞬間に、読むのをやめてすぐ返却すれば問題ありません。
お金を一切払っていないので、無理して本を読む時間を消すことができます。

ゲームの体験版がつまらなかったら、買う必要ないのと一緒ですね。

読めなかったら、返せばいいのだ!
世の中にある無数の本の中から、自分に合う1冊をノーリスクで試せる図書館を活用してください。
図書館に行ってない人は以下の記事を参考にしてください。
本を借りる理由2:「積読」を防ぎ、返却期限が集中力を高める

図書館の「返却期限」を利用すれば、買った本を積読するよりも圧倒的に読書量が増えます。
身銭を切って本を買うと「いつでも読める」という安心感が生まれ、結局本を放置してしまいます。
お金を出して所有した瞬間に満足してしまい、本来の目的である知識の吸収が後回しになるからです。

私は買った本をなくしたぞ!
一方で、図書館の本には通常2週間程度という返却期限のルールが存在しています。
期限までに返す必要があるという強制力が、読書を終わらせるためのモチベーションとなります。
夏休みの宿題を最終日に終わらせるのと同じで、人間は期限が設定されて初めて重い腰を上げられいます。
締め切りがないと遊んでしまうものです。
あと2週間で返す借りた本の方が、短期間で集中して読破できる可能性が高いです。
本を借りる理由3:「本を買え」は作者のポジショントーク

これから読書習慣を身につけたい人は、本を買わずに迷わず図書館を利用しましょう。
インフルエンサーや自己啓発本は「お金を惜しむな」と主張しますが、言葉をそのまま真に受ける必要はありません。
本を買ってほしいと主張する人たちの多くは、本を出版して儲けたいからです。
自分の本が売れないと困る立場にいるため、「図書館で借りて済ませて」とは言えない事情があります。
お金を払って新しい本を買ったからといって、魔法のようにスラスラ読解力が上がるわけではありません。
書店で平積みされている最新の本も、図書館の棚に並んでいる本も、書かれている内容は完全に同じです。
情報としての価値に差はまったくないので、最初は無料の図書館をフル活用して効率よく知識を吸収しましょう。
>>10年間読書生活したから言う。無理して読書しなくてもいい
図書館で試した後、実際に「買うべき本」の4つの基準
お金を出して買って失敗したと後悔する前に、まずは近所の図書館へ行って利用カードを作ってみましょう。
「決して本を買うな」と否定しているわけではなく、購入の失敗を減らせるからです。
図書館で試した後、実際に「買うべき本」の3つの基準を解説します。
購入を判断するポイントは以下の4つです。
無料で試せる図書館のシステムを活用すれば、自分にとって本当に役立つ1冊をコスパよく買えます。
買うべき基準1:書き込みをしたい本
知識を確実に自分のスキルへ変えたい場合、直接書き込める本は購入を検討すべきです。
公共の財産である図書館の本には、ペンで直接文字を書き込むことが許されないからです。
単語帳や過去問題集のような教材は、ただきれいに文字を追うだけでは知識が定着しません。
お金を出して購入した自分の本であれば、重要な部分へ自由にマーカーで線を引けます。
本文の主張に対して自分の意見を余白にメモすれば、頭の中の思考がきれいに整理されます。
学習効率をさらに高めるために、Kindleなどの電子書籍で購入する方法もお勧めです。
デジタルデータなら何度でも書き直しができ、紙の本のように余白スペースも不足しません。
マーカーの色分けを後から変更したり、過去のメモを検索機能で瞬時に見つけ出せるはずです。
何度も書き込みをして学習したいと感じた本は、迷わずに購入の手続きを進めてみてください。
買うべき基準2:いつでも繰り返し読みたい本
何度も繰り返し読み返したい本は迷わず購入して手元に置くべきです。
読みたいと思ったタイミングですぐに本を開ければ、必要な情報をすぐに確認できるからです。
図書館で借りた本は、返却の期限が過ぎると返さなければならず手元からなくなります。
あとから再び読みたくなって予約を入れても、他の人が借りていると数週間は待たされるはずです。
自分の人生の指針となる本や、実務で壁にぶつかったときに頼る実用書はすぐ開ける環境が必要です。
たとえば課題や仕事に行き詰まった夜でも、手元に専門書があればその場で答えを見つけられます。
夜中に不安を感じたときに心を落ち着かせてくれるお気に入りの小説も、手元に置くべき本に含まれます。
自分の日々の生活を精神的にも支えてくれる大切な本は、常にすぐそばへ置いておくべき存在です。
図書館で1度最後まで読んでみて、今後も何度も読み返したいと感じた本はぜひ購入の手続きをしてください。
買うべき基準3:寝る前に読みたい本
寝る前にリラックスしながら読みたい本は購入することをおすすめします。
布団やベッドの中で本を開くと、ページを汚したり水で濡らしたりする可能性が高いからです。
お風呂上がりに横になって読書をしていると、濡れた手や髪の水滴が落ちる危険があります。
図書館の本は地域の全員で共有する公共の財産なので、汚さないように注意が必要です。
万が一水で濡らして破損させた場合、同じ本を新品で購入して弁償する義務が発生します。
疲れた体を癒やすための読書時間なのに、汚さないように過度に緊張しては意味がありません。
自分でお金を出して購入した本であれば、多少の汚れやページの折れ目を気にせず読めます。
就寝前の時間を快適にするためにも、寝室でゆっくり読みたい本は購入の手続きを進めましょう。
買うべき基準4:料理に関する本
料理に関する本も購入をおすすめします。
キッチンで調理作業をしながらレシピ本を開くと、水や油で本を汚してしまう確率が高いからです。
汚れを防ぐために本を火元から遠くへ置くと、調理中に手順を確認できず不便に感じるはずです。
必要な部分だけを別の紙へ書き写す対策もありますが、毎回手書きでメモを残す作業は手間がかかります。
図書館の本は地域の共有財産なので、万が一汚してしまうと同じ本を購入して弁償する義務が発生します。
汚さないように気を遣いながら料理を作っていると、楽しいはずの自炊の時間が大きなストレスに変わるでしょう。
自分でお金を出して購入した本であれば、多少の汚れや水濡れを一切気にせずに安心して使い込めます。
料理のたびに本を開く作業が面倒な人は、レシピのページをスマホで撮影して画面で確認する工夫も効果的です。
自炊の効率を上げて無駄なストレスを減らすためにも、手元に置きたい料理本はぜひ購入を検討してください。
最後:本を買う前に図書館で本を借りよう
「本を買う前に図書館で本を借りましょうね」ということがこの記事で言いたかったことです。
なんでもそうだけど、最初は無料お試し版で気に入ったら、お金を払うわけです。
図書館は無料で最初から最後まで本を読んでから、本を買えばいいわけです。
何故か読書になると、「買うのが1番」と言い出します。
本当図書館で借りてから、本を買いましょう。
- いきなり本を買うな。
- 本を買う前に、図書館で本を借りよう
- 図書館はゲームの体験版みたいなもの。試してOK。
- 借りて気に入った本を買えばいい
他にも読書の失敗について解説しているので、以下の記事を参考にしてください。




