- 教養のために古書を買ったけれど、難しくて頭に入ってこない
- 途中で読むのをやめてしまい、お金と時間を無駄にした
- なんとか最後まで読みたいけど、活字が苦手で集中力が続かない
難しい本が読めない悩みは、簡単な本を読めれば解決できます。
基礎知識がない状態で難しい本を選ぶと、言葉の意味が理解できないまま読書に挫折します。
せっかく難しい本を選んだのに、本が読めないまま終わってしまうのは悲しいですよね?
この記事を読むことで、無理なく知識を身につけられる読書法について解説します。
- 難解な本が頭に入ってこない理由
- 失敗しない簡単な本の選び方
- 簡単な本を読む方法
難しい本が読めない理由:4選
なぜ「難しい本」は頭に入ってこないのか、疑問に思う人は多くいます。
難しい本を読んでも理解できないのには、理由が存在します。
原因を把握しないで無理に読み進めても、挫折感を味わうだけです。
具体的には、以下のような原因が挙げられます。
前述した原因をひとつずつ解消していけば、本の内容を無理なく理解できるようになります。
次の見出しから各理由について、詳しく解説していきます。
自分に当てはまる項目がないか、確認してみてください。
難しい本が読めない理由1:読書にも基礎がある
読書にも基礎があるため、いきなり難しい本に挑戦すると挫折してしまいます。
基礎ができていない状態で難しい本を読むのは、水泳初心者がいきなりバタフライで泳ごうとする状態と同じです。
水泳を習うときは、まずプールを歩く練習から始めます。
読書も同じであり、イラストが多い入門書など簡単な本から読み始めましょう。
新しいスポーツや趣味を始めるときは、誰もが最初は簡単なことから実践していくはずです。
- 運動はウォーキングから始める
- 算数は足し算引き算から始める
- 英会話は中学レベルの単語から始める
初めからいきなり高い目標を設定しても、途中で挫折感を味わってやる気を失って失敗するだけです。
読書初心者がいきなり文字の多い哲学書を選ぶ行動は、無謀な挑戦!
まずは活字に慣れる目的で、薄い新書や漫画版の解説書を選んでみましょう。
水泳で少しずつ泳げる距離を伸ばしていく感覚で、簡単な本から順番にステップアップしていく方法が最適です。
難しい本が読めない理由2:「周りにすごいと思われたい」という見栄で本を選んでいる
「周りにすごいと思われたい」という気持ちで本を選んでいると、途中で読むのをやめてしまいます。
他人の評価を気にして難しい専門書を買っても、自分の興味や関心と合わないからです。
読書家として賢く見られたい心理が働くと、自分の実力に合わない本を選んでしまいます。
| 自分で本を選ぶ人 | 他人の評価で本を選ぶ人 | |
| 選定基準 | 自分の興味や課題解決 | ベストセラーやネットで有名な本 |
| 読む目的 | 知識の吸収や楽しみ | 知的な人間として評価されるため |
| 読了率 | 興味がある内容なので高い | 難解な用語につまずき低い |
| 読後の状態 | 実生活や仕事に活かせる | 読めないので、読書が嫌になる |
表からわかるように、他人の評価を基準にすると読書の目的がずれてしまいます。
見栄を張って分厚い哲学書を買っても、前提知識がなければ内容は頭に入りません。
本を開いた瞬間に難解な単語が並んでいれば、数ページで本を閉じてしまうはずです。

読書は自分勝手にやっていいのだ。
本当に必要な知識を得るためには、周囲の目線を取り払う作業が必要です。
背伸びをやめるだけで、活字への苦手意識は解消されます。
難しい本が読めない理由3:読む本と自分の知識レベルに合っていない
読む本と自分の知識レベルに合っていない場合、文章を読解できず内容が頭に入りません。
自分の知識レベルに合わない本を選ぶと、文章が難しくて内容が全く頭に入りません。
本のタイトルや表紙の印象だけで購入しても、実際の難易度は中身を読まなければ判別できないからです。
例えば、初心者向けと書かれたビジネス書であっても、専門用語ばかり書かれている本もあります。
パラパラと数ページめくって活字を追ってみないと、本当に自分の読解力に合致しているかは判断できません。
同時に、実際に本を読んでみないと、自分の読書レベルも正確に把握できません。
自分の実力を過大評価して難しい本を買ってしまうと、読めない自分が嫌になります。
現在のレベルを正確に知るためにも、最初は図書館で本を借りることをおすすめします。
難しい本が読めない理由4:疲れて本を読む気力が残っていない
疲労によって体力・気力が残っていない状態は本が読めない大きな原因の1つです。
平日の仕事で疲れていると、休日の身体は心身ともにリラックスする時間を求めています。
普段から本を読んでいない人が慣れない読書をすると、想像以上のエネルギーを消費します。
動画とは異なり、活字を目で追って意味を理解する作業は、脳に強い負荷をかける行為だからです。
疲弊した状態で難しい専門書を開いても、同じ行を何度も目で追うばかりで内容は記憶に残りません。
無理に休日の数時間を読書に充てようとせず、まずは簡単な本から選びましょう。
万全の体調で活字に向き合う環境を整えれば、少しずつ読書に集中できる時間は伸びていきます。
読めない自分を肯定する!まずは「気持ち」を変えよう
本を読めない自分を責める必要はありません。
完璧に本を読破しなければならない義務感を手放せば、活字へのハードルは下がります。
具体的には、以下のように気持ちを切り替えてみてください。
次の見出しから、具体的な気持ちの変え方を解説していきます。
自分を肯定して、気楽な姿勢で本を開いてみましょう。
つまらなければ途中でやめていい
つまらないと感じた本は途中で読むのをやめても全く問題ありません。
途中で読むのをやめる決断は、決して悪い判断ではないからです。
面白くないと感じる最大の原因は、自分の現在の知識レベルと内容が合っていない状態にあります。
無理をして読み進めても苦痛な時間が続くだけであり、読書自体への苦手意識が強くなってしまいます。
途中で本を閉じる勇気をもてば、ストレスを感じずに済みます。
お金を払って本を買った場合、もったいないという心理から我慢して最後まで読むケースが多くなります。
お金を絶対に無駄にしたくないと考えるなら、無料で本を借りられる図書館の利用が一番おすすめです。
図書館なら、我慢して読めなくても返せばいいだけです。
自分に合わないと感じた瞬間に本を閉じて手放しても金銭的な損害は出ません。
無料で本を借りられる環境なら、途中でやめるハードルは大きく下がります。
次に図書館に行った日に読めなかった本を返しましょう。
本を途中でやめる行動は、自分に合う本を見つけるための必要なステップです。
読むのが遅くても問題ない
最初は本を読むスピードが遅くても全く問題ありません。
読書のスピードは、その本の内容に対する事前の知識量に比例して速くなるからです。
知識がない状態では、新しい単語の意味を理解できず自然と本を読むペースが落ちます。
最初から速く読める人はどこにもいません。
焦らずゆっくり文字を追っていけば、読んでいるうちに速く読めるようになります。
以下のように知識や経験が積み重なると読めるスピードは上がります。
- 業界用語の意味を理解している
- 同じ著者の本を過去に読んでいる
- 野球が好きな人が野球の小説を読む
最初は時間がかかっても、一冊読み終えるごとに基礎的な知識は確実に積み重なっていきます。
1冊目で1週間かかったジャンルでも、5冊目には3日で読み終わるケースも珍しくありません。
同じ分野の本を読み続けると、共通する単語や考え方が何度も繰り返し出てくるからです。
専門用語に慣れるほど、文字を追うスピードは加速度的に速くなります。
最初は読書スピードを気にせず、ご自身のペースで文字を追いかけてみてください。
知識が積み重なれば、自然と読む速度は上がっていきます。
最初は本選びで失敗して当たり前と割り切る
読書を始めたばかりの頃は本選びで失敗して当たり前だと割り切る姿勢が大切です。
活字に慣れない段階では、自分に合う本を見つける明確な判断基準が備わっていないからです。
表紙のキャッチコピーに惹かれて購入しても、中身が難しすぎて挫折するケースは少なくありません。
どんなに有名なベストセラー作品であっても、すべての人の知識レベルに合う本は存在しません。
お金を無駄にすることを恐れて本を選べなくなる状態が、一番もったいない結果と言えます。
損をしないための鉄則として、まずは無料で借りられる図書館を積極的に利用してみてください。
図書館で借りた本なら、10冊借りて9冊が難しくて読めなくても、1冊でも自分に合う本が見つかれば大成功です。
最初から失敗を前提にして、少しでも気になった本を片っ端から試してページを開いてみましょう。
多くの本に触れる経験自体が、自分にぴったりな本を選ぶスキルを確実に育ててくれます。
難解な本を避ける!「失敗しない本」の選び方
難解な本を避ける!「失敗しない本」の選び方から解説していきます。
本選びで失敗すると、読書に対する苦手意識が強まります。
自分の知識レベルに合った一冊を見つけてみてください。 具体的には、以下の基準で本を探します。
最初はハードルの低い本を選び、完読する経験を積んでみましょう。
具体的な選び方のコツを順番に解説していきます。
「失敗しない本」の選び方1:200ページくらいの本を狙う
読書に慣れていない時期は200ページ程度の薄い本を選ぶ方法がおすすめです。
分厚い本を見るだけで、読む気が失せるからです。

500ページだと多すぎて、見るだけで「読めるわけない」と心が折れます。
200ページくらいを目安にして本を探せば、スキマ時間を利用して無理なく読み切れます。
1冊を最後まで読み切った達成感は、次の本を読む意欲に直結します。
まずは全体のページ数を基準にして、途中で飽きる前に最後まで到達できる本を探してみてください。
まずは200ページの本から手を出してみましょう。
「失敗しない本」の選び方2:簡単な本を選ぶ
簡単な本を選ぶ意識をもつと、読書への苦手意識は消え去ります。
簡単な本を選ぶ意識を持つだけで、活字に対する苦手意識はスッと消えます。
難しい専門用語が含まれていない本を選べば、途中で辞書を引く無駄な手間を省けるからです。
例えば、以下のような簡単な本から読み始めてみてください。
- 中学生向けに書かれた入門書
- イラストや図解が多い解説本
- 会話形式で進むビジネス書
- マンガのストーリーと文章の解説がセットになった本
読者が内容を理解するまでの心理的なハードルを意図的に下げて作られています。
専門家ではなく一般の読者に向けて、内容を噛み砕いて丁寧に説明している点が大きな特徴です。
文字ばかりのページが続く本を読んで疲れる場合は、読みやすい漫画版を選ぶのも立派な読書と言えます。

迷ったら簡単な本を読めばいいのだ。
背伸びをして大学生向けの学術書などを選ぶと、言葉の意味を考えるだけで疲れてしまいます。
簡単な本から得た基礎知識は、後から難しい本をスムーズに読むための強力な土台になります。
「失敗しない本」の選び方3:表紙で選ぶ
表紙のデザインで選ぶ方法は本選びで失敗しないための有効な手段です。
表紙が簡単そうな本は、中身の文章も平易な言葉で構成されている傾向にあります。
出版社はターゲットとなる読者のレベルに合わせて、表紙のデザインを意図的に決定するからです。
例えば、以下のような表紙の本はスムーズに読める内容になっています。
- ポップなイラストが描かれている
- タイトルの文字が丸くて大きい
- 漫画のキャラクターが目印になっている
- 余白が多くてすっきりしたデザイン
以上の特徴をもつ本は、活字に不慣れな読者を対象にして分かりやすく作られています。
反対に直感で「難しそう」と感じる表紙の本は、中身も専門的で複雑な文章が並んでいるはずです。
表紙を見た瞬間に「自分でも読めそう」と思える直感を信じてみてください。
難しいタイトルの本でも、表紙に可愛いイラストが描かれていれば入門書のサインです。
自分が親しみを感じる表紙の本を選ぶと、最後まで読み切れる確率は高まります。
最後:この記事のおさらい
読書に対する苦手意識は、自分の実力に合わない本を選んでいるから生まれます。
まずは文字数が少なくて、漫画やイラストが多い入門書を図書館で借りてみてください。
- いきなり難しい本に挑戦せず基礎から始める
- 見栄を張らず自分の知識レベルに合う本を選ぶ
- つまらなければ途中で読むのを潔くやめる
- ページ数が少なくて表紙がわかりやすい本を探す
簡単な本から順番にステップアップしていけば、いずれは読みたかった名著も理解できるようになります。
他の本の選び方について興味がある人は、こちらの記事を参考にしてください。


