- お金を払って買って読まない自分を想像すると落ち込む
- インフルエンサーの「本には投資しろ」という言葉を信じていいの?
- 本を買って本当に読めるのかよ?無料だとダメ?
「本には投資しろ」という言葉を信じて本を買ったものの、数ページ読んで本棚の肥やしになっている……そんな経験はありませんか?
読書初心者がいきなり身銭を切って本を買うのは、実は最も挫折しやすいパターンです。
過去にお金を出して買った本を最後まで読めずに、そのまま放置してしまった苦い経験が私にもあります。
本選びで失敗しないために、まずは無料の体験版として使える近所の図書館をフル活用してみてください。

せっかく出したやる気で損をしないようにしよう。
この記事では、10年間読書を続ける私が「なぜ最初は図書館を利用すべきなのか」、そして「本当に買うべき本の見極め方」を解説します。
- 本を買う前に図書館で本を借りよう
- 本屋よりも図書館の方を利用しよう
- お金を出しても、やる気しか上がっていない
- 図書館で借りて、気に入ったら買えばいい

図書館を利用すれば、コスパは最強でマイペースに読書できます。
いきなり本を買っても読めません

読書初心者がいきなり本を買うことは、実はおすすめしません。
車の教習所に通ったこともない人に「高速道路を運転しなさい」と無茶振りするようなものです。
そもそも本を買っても大丈夫な人は、以下のような方です。
- その分野に関する知識を十分に持っている人
- 読書にある程度慣れている人(読書習慣がある人)
読書習慣がない人がいきなり本を買っても、読める可能性は低いです。

せっかくやる気を出したのに、本当にもったいない。
その分野に関する知識がないなら、本を買うことはやめておきましょう。
ちなみに本を買って読めない以外の失敗について興味がある人は以下のサイトを参考にしてください。
本を買っても積読になる原因:3選
本を買っても読めない理由は3つあります。
私が10年間読書をしていて、失敗した理由を選んだものです。
本を買ったのに読めない3つの原因についてそれぞれ解説します。
本を買っても知識はそのままだから

本を読まない最大の原因は、購入しただけで自分の能力が向上したと誤解するからです。
お金を払って本を手に入れても、頭の中の知識が自動的に増えるわけではありません。
新しいRPGのソフトを購入して、パッケージを開けずに部屋へ飾っている状態と同じです。
冒険に出ない勇者が「レベル1」のまま眠っているのと同じで、本もページを開かなければ何も始まらないのです。
重要なことは、「読む」という行動です。
図書館で借りた本でも、書店で買った本でも、書かれている中身(情報)に違いはありません。
「本を買った」という事実だけで、あなたの知識レベルが自動的に上がるわけではないのです。
まずは「本を買う行動」と「本を読む行動」は、完全に別のものだと認識してください。
本の内容を自分の中に取り込むことで、初めて「レベルアップ」ができるのです。
あせって読書しようとするから

焦って読書をしても、いいことはありません。
読書とは本来、強制されるものではなく、自由な楽しみだからです。

読書は趣味気分で始めたほうがいいぞ。
しかし現代では、SNSなどで将来の不安をあおる言葉が多く見られます。
- 本を読まないと時代に取り残される
- 本を読めないと、仲間外れになるぞ
- 本を読めば、成功して結婚できるぞ
SNSの発信を真に受けると、自分のレベルに合わない本を慌てて買ってしまうものです。
文化庁の調査によると、「1ヶ月に1冊も本を読まない人は6割以上にのぼる」と報告されています。
読書習慣がないことは決して珍しいことではなく、今の日本ではむしろ多数派なのです。
まずは肩の力を抜いて、自分のペースを取り戻すことから始めましょう。
積読の本があるだけで、読書が嫌になる
読まずに放置している積読の本が本棚にあると自己嫌悪に陥る原因になります。
私は伝え方が9割という本を買いました。
買った理由は、ベストセラーだから就職活動の面接に役立つと考えたからです。
伝え方が9割の本を買った当日は「気合を入れて本を読んでみよう」と30ページぐらい読みました。
就活とかで面接官が満足してくれる自己ピーアールができればいいわけですからね。
しかし、1日30分読むのが珍しかった私が急に本を読めるようになるわけありません。
お金を払った分の元を取ろうと焦るほど、元を取れない自分が嫌になりました。
「伝え方が9割」が「君はベストセラーが読めないね」という証拠を私に突きつけるわけです。
だから私は伝え方が9割をどこかに無くしました。本を見るのが嫌だったので。
その後しばらく本を見るのが嫌になり、読書そのものを考えないようにしました。
図書館で本を借りる理由:3選

本を買うとお金を損してしまうリスクがあるため、まずは図書館で借りてみましょう。
書店で買っても図書館で借りても、本に書かれている中身はまったく変わりません。
重要なのは知識をインプットすることであり、対価としてお金を払うことではないのです。
なぜ本を買わずに図書館を利用するべきなのか、3つの理由について解説していきます。
本を借りる理由1:ノーリスクで何冊でも「試し読み」ができる

図書館を利用するメリットは、無料で本を借りられるため金銭的なリスクがないことです。
読書で最も避けるべき失敗は、活字への苦手意識を持ち挫折することです。
自分でお金を出して買った本が難しかった場合、「せっかく買ったのに読めない」と後ろ向きな気持ちになります。
私はドイツ三十年戦争を借りましたが、この本の値段は2026年6月11日時点で楽天(11000円)・Amazon(35446円)です。
1万円以上出して、本を読めなかった自分が嫌になったはずです。
今の自分には難しすぎると感じた時に、読むのをやめてすぐ返却すれば問題ありません。
お金を一切払っていないので、無理して本を読む時間を消すことができます。

ゲームの体験版がつまらなかったら、買う必要ないのと一緒ですね。

読めなかったら、返せばいいのだ!
世の中にある無数の本の中から、自分に合う1冊をノーリスクで試せる図書館を活用してください。
図書館に行ってない人は以下の記事を参考にしてください。
本を借りる理由2:「積読」を防ぎ、返却期限が集中力を高める

図書館の「返却期限」を利用すれば、買った本を積読するよりも圧倒的に読書量が増えます。
身銭を切って本を買うと「いつでも読める」という安心感が生まれ、結局本を放置してしまいます。
お金を出して所有した瞬間に満足してしまい、本来の目的である知識の吸収が後回しになるからです。

私は買った本をなくしたぞ!
一方で、図書館の本には通常2週間程度という返却期限のルールが存在しています。
期限までに返す必要があるという強制力が、読書を終わらせるためのモチベーションとなります。
夏休みの宿題を最終日に終わらせるのと同じで、人間は期限が設定されて初めて重い腰を上げられます。
締め切りがないと遊んでしまうものです。
あと2週間で返す借りた本の方が、短期間で集中して読破できる可能性が高いです。
本を借りる理由3:「本を買え」は作者のポジショントーク

これから読書習慣を身につけたい人は、本を買わずに迷わず図書館を利用しましょう。
インフルエンサーや自己啓発本は「自己投資だから本を買え」と主張しますが、言葉をそのまま真に受ける必要はありません。
本を買ってほしいと主張する人たちの多くは、本を出版して儲けたいからです。
自分の本が売れないと困る立場にいるため、「図書館で借りて済ませて」とは言えない事情があります。
お金を払って新しい本を買ったからといって、魔法のようにスラスラ読解力が上がるわけではありません。
書店の本と図書館の棚に並んでいる本の内容は同じです。
情報としての価値に差はまったくないので、最初は無料の図書館をフル活用して効率よく知識を吸収しましょう。
>>10年間読書生活したから言う。無理して読書しなくてもいい
図書館で本を読んだ後、「買うべき本」の3つの基準

お金を出して買って失敗したと後悔する前に、まずは近所の図書館へ行って利用カードを作ってみましょう。
「決して本を買うな」と否定しているわけではなく、購入の失敗を減らせるからです。
図書館で試した後、実際に「買うべき本」の3つの基準を解説します。
購入を判断するポイントは以下の4つです。
無料で試せる図書館のシステムを活用すれば、自分にとって本当に役立つ1冊をコスパよく買えます。
買うべき基準1:書き込みをしたい本
単語帳・問題集の本は書き込むために、買った方がいいです。
公共の財産である図書館のきれいな本には、読者がペンで直接文字を書き込めないからです。
単語帳や過去問題集のような教材は、ただきれいに文字を追うだけでは知識が定着しません。
本文の主張に対して自分の意見を余白にメモすれば、頭の中の思考がきれいに整理されます。
本に直接書き込むメリットは以下のとおりです。
- 記憶が定着する
- 自分の意見と作者の意見を比較できる
- 後で読み返すことができる
問題集や単語帳はお金を出して買うべきです。
買うべき基準2:いつでも繰り返し読みたい本
何度も繰り返し読み返したい本は迷わず購入して手元に置くべきです。
読みたいと思ったタイミングですぐに本を開ければ、必要な情報をすぐに確認できるからです。
図書館で借りた本は、返却の期限が過ぎると返さなければならず手元からなくなります。
再び読みたくなって予約を入れても、他の人が借りていると2週間くらい待つことになります。
自分の日々の生活を精神的にも支えてくれる大切な本は、常にすぐそばへ置いておくべき存在です。
まずは図書館で何度か読んでみて、これからもずっと手元に置いておきたいと感じる本を買いましょう。
買うべき基準3:キッチンで読みたい本
キッチンで調理作業を進めながらレシピ本を開くと、醤油や油が飛んで本を汚してしまう確率が高いからです。
図書館の本を汚さないようにキッチンから遠くへ置くと、調理中に手順を確認できず不便に感じます。
特に始めて作るレシピだとわからない場所を即座に確認したくなります。
必要な分量や手順を別の紙へ書き写す対策もありますが、毎回手書きでメモを残す作業は手間がかかります。
本を汚したら、弁償として新品の本を買うことになります。
一方で自分でお金を出して購入した料理本であれば、多少の汚れや水濡れを一切気にせずに使い込めます。
気兼ねなく手順を確認しながら料理ができるため、調理が効率的です。
自炊の効率を上げて無駄なストレスを減らすためにも、手元に置きたい料理本はぜひ購入を。
私は図書館で年間24万円節約できている
私は図書館で毎月20冊は本を借りています。1冊1000円だとして、月額2万円・年間24万円です。
年間24万円を図書館のおかげで節約できています。
お金以外にも以下のことが便利です。
- 本棚を買う必要がない
- 本を売る必要がない
- 外出する理由が作れる
- いい運動になる
図書館はスーパーなどの商業施設に隣接している場合が多く、便利な立地にあります。
家族がデパートへ出かけるついでに、車で一緒に図書館へ連れて行ってもらう方法も効果的です。
図書館を利用する際にかかる費用は、自宅から往復するための交通費のみに抑えられます。

特に最初はなんでもハードルの低いことから始めたほうがいいぞ。
最後:本を買う前に図書館で本を借りよう
「本を買う前に図書館で本を借りましょうね」ということがこの記事で言いたかったことです。
なんでもそうだけど、最初は無料お試し版で気に入ったら、お金を払うわけです。
図書館は無料で最初から最後まで本を読んでから、本を買えばいいわけです。
何故か読書になると、「買うのが1番」と言い出します。
本当図書館で借りてから、本を買いましょう。
- いきなり本を買うな。
- 本を買う前に、図書館で本を借りよう
- 図書館はゲームの体験版みたいなもの。試してOK。
- 借りて気に入った本を買えばいい
他にも読書の失敗について解説しているので、以下の記事を参考にしてください。




