- ネットニュースがあれば、わざわざ雑誌を読む必要なんてないのでは
- 新しい分野を勉強したいけど、いきなり専門書を読むのは難しくて挫折しそう
- 雑誌はパラパラ読むだけで終わってしまい、知識が身についている気がしない
結論として、効率よく新しい知識を吸収したいなら、「雑誌」を情報の入り口として活用し、そこから書籍へと深掘りするのが最も賢い学習法です。
プロが編集した雑誌は「信頼できる情報の宝庫」であり、図書館のバックナンバーを活用すれば、費用ゼロで質の高いインプットが可能になります。
- ネット記事にはない雑誌ならではのメリット
- 図書館で雑誌を選ぶメリットと挫折しない読み方
- 飛ばし読みでもOKな「雑誌の読み方」
初めての人は注意!図書館で雑誌を借りる時の方法
図書館で紙の雑誌を借りるなら、施設のルールや検索システムの使い方を正しく理解しておきましょう。
ルールを知らずに図書館へ足を運んでしまうと、目当ての雑誌が読めずに無駄足になってしまう危険があります。
利用前に確認してほしいポイントは以下の4つに絞られます。
・最新号の貸出タイミングと予約 ・自宅で読みたい雑誌を見つける ・図書館の検索システムで探す ・雑誌の付録の取り扱い
それぞれの手順や注意点について、順番に見ていきましょう。
最新号は借りられない!貸出の目安は半年前の雑誌がいい
図書館で雑誌の最新号は家に持ち帰って借りることができません。
最新の雑誌は、図書館内で読むだけのルールになっているからです。
本屋に次の新しい号が並んだタイミングで、一つ前の古い雑誌を借りられるように変化します。
しかし貸出が解禁されたばかりの雑誌は、多くの利用者が一斉に予約を入れるので注意してください。
人気のある特集が組まれた号などは、自分の借りる順番がなかなか回ってこない状態に陥ります。
無駄な待ち時間を減らすためには、発売から半年ほど経過した雑誌を狙って予約を入れましょう。
発売から半年が経過した雑誌であれば、予約の順番待ちは2人程度に落ち着く傾向にあります。
無料で読めるメリットは大きい反面、最新の情報をすぐに手に入れられない点には気をつけてください。
自宅でゆっくり読みたいなら、半年前の雑誌を目安にして予約を入れる手順が一番おすすめです。
【ステップ1】自宅で公式サイトを活用して、読みたい雑誌を見つける
図書館へ行く前に自宅で読みたい雑誌を探す手順が重要です。
インターネットを活用して、目当ての雑誌を事前に特定しておく作業をおすすめします。
現場で迷って時間を無駄にしないためにも、まずは出版社の公式サイトを確認してみてください。
自分の悩みを解決してくれそうな特集記事を、ネットから探し出しましょう。
ビジネス系の情報であれば、以下のような公式サイトを利用して探す手順がおすすめです。
- プレジデントオンライン
- 東洋経済オンライン
- ダイヤモンドオンライン
興味のある特集のタイトルや発売月を見つけたら、すぐにスマホのメモ帳へ書き留めておきます。
まずは自宅で公式サイトを開き、確実に読みたい雑誌を効率よく見つけてみましょう。
【ステップ2】図書館の検索システムで探すコツ
【ステップ2】図書館の検索システムで探すコツをお伝えします。 雑誌の在庫を探すときは、各図書館の公式ホームページにある蔵書検索機能を活用してください。
本の検索でよく使われるCalilayでは、雑誌の在庫が確認できないからです。
確実に見つけるなら、利用する市立図書館のホームページで直接検索画面を開きます。
検索の際は、雑誌のタイプによって探し方を変えてみてください。
・「プレジデント」のような特集名検索 ・「日経PC21」のような雑誌名一覧検索
例えば「プレジデント」の場合、特集名が単行本のタイトルのようにシステムへ登録されています。
検索窓に「どんどん本が読めるようになる」と入力すれば一発でヒットするはずです。
一方「日経PC21」は、雑誌名で検索して一覧を表示させて探してください。
一覧の中から出版年や月を頼りに、目当ての号を探し出します。
図書館の検索システムで探すコツを押さえ、雑誌の種類に合わせた検索方法を試してみましょう。
雑誌の付録(おまけ)の取り扱いはぞれぞれの図書館による
誌の付録の取り扱いは利用する図書館によって対応がそれぞれ異なります。
全国の公共図書館で共通して定められた、統一のルールなどは存在しないため注意が必要です。
雑誌の付録に関する対応パターンは、各施設の運営方針によって主に以下の3つへ分類されています。
- 雑誌本体と一緒に付録もセットにして、利用者へそのまま貸し出す
- 付録をそのまま廃棄処分とする
- リサイクルイベントを定期的に開催して、付録を配布する
公式ホームページに記載されていない場合もあるため、受付の窓口で直接スタッフへ尋ねてみてください。
図書館で雑誌を選ぶメリット4選
図書館で雑誌を利用する際、ルールを知るだけでなく、あらかじめメリットを理解しておきましょう。
ただ何となく借りるよりも、得られるメリットを意識すれば、より有意義な時間を過ごせます。
具体的なメリットは以下の4つに絞られます。
提示したメリットを知れば、今すぐ図書館へ足を運びたくなるはずです。
それぞれの詳細なメリットについて、順番に見ていきましょう。
雑誌を借りるメリット1:会社の編集・校閲が入った良質な情報を得られる
雑誌を読む最大のメリットは、プロの編集や校閲が入った良質な情報を得られる点にあります。
自分でゼロから情報を探す無駄な手間を、雑誌を活用するだけで一気に省くことができるからです。
自分で情報を調べる場合、以下のような手間が発生するはずです。
- SNSで個人の発信を何件も比較する
- 検索上位サイトを複数読み比べる
- 情報の発信者が専門家か確認する
- 書かれているデータが最新か裏付けをとる
専門家が関わる雑誌なら、事実確認や誤りを正す通過した情報だけが掲載されています。
「新NISAの仕組み」について知りたい場合、雑誌のNISA特集を読んだほうが確実です。
専門の知識をもつ編集者が、初心者にもわかるように図解入りでまとめてくれています。
雑誌を借りるメリット2:お金を節約できる
図書館で雑誌を借りる大きなメリットはお金を節約できる点です。
定額制の読み放題サービスを利用すると、毎月数百円から千円程度の費用が必ず発生してしまいます。
一方で公共の図書館を利用して雑誌を読めば、毎月の出費をゼロに抑えることが可能です。
サブスクを利用する人と図書館を利用する人の違いを以下の表にまとめます。
| サブスクを利用する人 | 図書館を利用する人 | |
| 月額費用 | 毎月数百円から千円程度かかる | 完全無料で利用できる |
| 読める号 | 最新号をすぐに読める | 数ヶ月前のバックナンバー |
| 読む環境 | スマホやタブレットで読む | 紙の雑誌を手にとって読む |
数ヶ月遅れの情報でも問題ない人にとって、図書館は出費を抑える最高の節約手段と言えます。
仕事などで最新のトレンドを常に追いかける必要がある人は、有料サービスへの加入が必要です。
毎月最新のファッション記事を書くライターなら、お金を払ってでも最新号を手に入れるべきです。
趣味や娯楽として休日にゆっくり雑誌を楽しみたい場合は、わざわざお金を払う必要はありません。
図書館の貸出制度をうまく活用して、毎月かかっている雑誌代を賢く節約してみてください。
雑誌を借りるメリット3:色んな知識が広がる

図書館で雑誌を読む大きなメリットは色んな新しい知識が自然と広がる点です。
普段は読まないジャンルの雑誌を手に取るだけで、思いがけない新しい有益な知識に出会えるからです。
インターネットの検索機能を利用しても、自分がすでに知っている特定のキーワードしか調べられません。
図書館の雑誌コーナーを歩くと、普段は自力で検索しない多様なテーマが自然と視界へ飛び込んでくるはずです。
料理にしか興味がない人が、たまたま隣にあった旅行雑誌の綺麗な特集ページに惹かれるケースもよくあります。
パラパラと雑誌のページをめくるだけで、自分の頭にはなかった予想外の情報を手軽にインプット可能です。
自分でお金を払って本を買う場面では、金銭的な失敗を恐れて自分の得意なジャンルばかりを選ぶ傾向にあります。
もし実際に雑誌を読んでみて面白くなければ、そのまま図書館の窓口へ早めに返却するだけで全く問題ありません。
雑誌を借りるメリット4:読む経験値が得られる
文字が詰まった専門書とは違い、雑誌は写真や図解が豊富で読者が内容を簡単に理解できる仕組みです。
雑誌は1つの見出しを2ページから6ページで解説していて、読者は見出しを読むだけで全体の大まかな内容がわかります。
通勤や通学のわずかなスキマ時間に数ページをめくるだけで、読者は活字を読む経験値を確実に積めます。
読者は以下に作成した比較表を見て、分厚い専門書と雑誌の明確な違いをじっくりと確認してください。
| 分厚い専門書 | 雑誌 | |
| 文章の長さ | 1章で30ページぐらい | 1章2ページから6ページ。 |
| 必要な知識 | 高度な専門知識 | すでにもつ基礎知識 |
| わかりやすさ | 図解がほとんどない | 図解がたくさんある |
例えば野球好きの読者が野球雑誌を手に取って、読者が記事をじっくりと読む具体的な場面を想定します。
読者に野球の基礎知識が備わっていれば、読者は専門的な解説記事を立ち止まらずにスラスラと理解できます。
野球好きの読者が野球雑誌を読む場面には、以下にまとめた具体的なメリットが存在するのです。
- 選手の顔写真を直感的に認識
- ルール解説を負担なく理解
- 試合の戦術をスムーズに吸収
読者が好きなジャンルの雑誌から読み始めれば、活字に対する読者の苦手意識は自然と消え去るはずです。
まずは読者が興味をもつ雑誌を図書館で数冊借りて、読者がパラパラとページを眺める習慣を気軽につけましょう。
雑誌から始める「挫折しない読書」へのステップ
読書初心者が活字に慣れるためには、まずは雑誌を図書館で借りる手順から始めてみてください。
いきなり専門書や小説に挑戦して失敗した経験をもつ人も多いはずです。
読書を長続きさせるためのステップは以下の2つに絞られます。
紹介したステップを踏むだけで、無理なく読書の習慣が身につきます。
それぞれのステップについて、具体的な行動を順番に見ていきましょう。
雑誌の読み方は「スキマ時間」に「飛ばし読み」で十分

雑誌はスキマ時間を利用した飛ばし読みで十分に内容を理解できます。
そもそも雑誌という本は、読者が娯楽として気軽に楽しめるように工夫して作られているからです。
難解な専門書のように、最初のページから一言一句を見逃さずに順番に読む必要はありません。
気になる見出しや魅力的な写真を中心に、流し読みで情報をインプットするだけで十分です。
15分程度の短いスキマ時間にパラパラめくる場面は、以下のとおりです。
- 毎日の通勤時間に読む
- 朝早く起きた時間に読む
- 昼休みの少し余った残り時間に読む
- 気分が乗らない時に、休憩代わりに読む
図解や写真が豊富に使われている雑誌なら、短い時間でも特集の要点をしっかりと把握できます。
休日にまとまった読書の時間を作ろうと意気込むと、本を開く作業自体がどうしても面倒になるはずです。
まずは肩の力を抜いて、1日の中で空いたわずかな時間を有効活用して雑誌を開いてみてください。
読んだ後に作者を調べて、次はその人の「本」を借りてみる
雑誌で面白い記事を見つけたら次は記事を書いた作者の本を借りる手順がおすすめです。
雑誌を読んで興味を持った作者がいたら、次に本を借りる時に気になった著者の単行本を探してみてください。
全く知らない作者の本をゼロから選ぶ方法よりも、本選びで失敗する確率を大きく減らすことが可能です。
さらに雑誌の中には、読者に向けて新しい本を詳しく紹介する便利なページがたくさん用意されています。
- 雑誌の編集部が実際に読んで厳選した新刊本の詳しい書評
- 記事を書いた著者のプロフィール欄に載っている著書一覧
- 雑誌の特集記事の最後にまとめられている参考文献のリスト
たとえば経済雑誌のコラムを読んで内容に納得した場合、記事の周辺にある筆者のプロフィール欄を確認します。
プロフィール欄には、記事の筆者が過去に出版した代表的な書籍のタイトルが記載されています。
気になるタイトルをメモ帳に記録し、次回の図書館で検索システムを利用して予約を入れましょう。
雑誌を本選びのカタログ代わりに上手く活用すれば、次に読むべき本選びで時間を無駄にして迷わずに済みます。
>>【図書館を利用】本を読んでいない人ができる失敗しない本の選び方
まずは図書館で、雑誌を借りてみよう
雑誌は、これから学ぶ分野の全体像をつかむための入り口になります。
図書館なら無料ですし、もし内容が自分に合わなくても返却するだけです。
リスクはありませんので、リラックスして活用しましょう。
- 雑誌は図書館で予約できる
- 「飛ばし読み」でいいので、何度でもパラパラ読む
- 雑誌を入り口にして、読みたい本を探す


