- 早く読んでも内容が頭に入らない
- 難しい本で早く読めるとか・・・ウソだろ。
- 楽して早く読めるようになりたい。
「難しい本で早く読める」といったテクニック論は、多くの場合現実的ではありません。
しかし、「本を読む力」には特別な才能ではなく、ちょっとした意識の変化と習慣づけで誰にでも身につけられるコツがあります。
そのコツとは、「読みたい分野の基礎知識や経験」があるかどうかです。
プロ野球に詳しい人が野球小説をスラスラ読めるのは、その世界に知識や経験があるからです。
本記事では、『どんな本でも大量に読める「速読」の本』から学んだ体験をもとに、実践的な方法を解説します。
- 本書を読んで学べたこと
- 本書を読んで実践したこと
- 本書を読んで改善したこと
どんな本でも大量に読める「速読」の本から学べたこと:3選
『どんな本でも大量に読める「速読」の本』を読んで学んだことは、読書をするならごく当然のことを主張しています。
知っていることなら早く読めることができる、ということです。
これが最も大事な点でした。
- 速く読む力は「知識」と「経験」で決まる
- 早く読む感覚がわかる
- 読む目的は決めなくていい
速く読む力は「知識」と「経験」で決まる

読書のスピードを決定づけるのは特殊なテクニックではなく、自分の中にある知識と経験の量です。
プロ野球に詳しい人が野球の小説を読めるように、知っているテーマほど本を速く読めるようになります。
女子校出身の人が女子校を舞台にした小説を理解できるのも、内容と自身の経験が重なっているからです。

出産経験のある女性なら、出産・育児の本は読める。
逆に知識や経験がない新しいジャンルの本に挑戦すると、内容の理解に時間がかかってしまいます。
速読とは知っている内容を読む作業であり、まずは基礎知識を増やすのが1番の近道になります。
速く読む感覚がわかった

「1冊の本を10分で読める」と聞いても、どんな感じかイメージしにくいです。わたしも「早く読む感覚」を理解できませんでした。
以下の文章を読んで早く文章を読む感覚を想像できました。
単語レベルで「音にしないで見る」のは、われわれが普通に行っていることです。
たとえば、ラーメン屋さんや定食屋さんに入って、壁に貼られたメニューを見るときを思い出してください。
「しょうゆラーメン 六〇〇円」 「みそラーメン 七〇〇円」 こういったメニューを、いちいち「し ょ う ゆ ら あ め ん」と読まないでも、一瞬で理解していますよね。
実は、誰でも行っていることなのです。
何故判断できるのかと言えば、ラーメンの味や見た目について食べて経験して知っているからです。
メニューを「見るだけ」で内容が頭に入ります。
私たちはラーメンの味や見た目を経験として知っているからこそ、メニューを「見るだけ」で内容を一瞬で理解できるのです。
音にしないで読むという感覚。実は、本を速く読むときもこの感覚が大切です。

すばやく理解するには「経験」と「知識」が大事。
読む目的は決めなくていい

目的を決めて本を読むことには、ひとつの弱点があります。
最初から知りたいことだけを決めて本を読むと、自分にとって興味のある情報しか頭に入ってこないことです。
茨城県の観光情報を探すつもりで読むと、他の県の魅力的な情報を見落としてしまいます。
知りたい答えだけを探す読み方は普段のネット検索と同じであり、自分の考えが偏る原因です。

価値観がさらに狭くなってしまうぞ。
目的を決めない
- 新しいことを知る
- 知識が広がる
- 多様な考えを知る
目的を決める
- 考える力が失われる
- 騙されやすい
- 考えが偏ってしまう
検索速読でいくら速く読んで、たくさんの本を「読破」したとしても、それは自分の狭い枠組み(モノの見方や思考パターン、価値観)を広げるどころか、自分の枠組みに凝りかたまってしまう危険性もあります。
目的を持たずに群馬県の話を読んでいれば、なぜか埼玉や長野の話題にも自然と興味が湧いてきます。
自分でも予想していなかった新しい考え方を知る体験こそが、ネット検索にはない読書の本当の価値です。
どんな本でも大量に読める「速読」の本で実践したこと:3選

本書を読んで、実践したことについて解説します。結果は拾い読みはイマイチでした。
しかし、他の2つの方法はかなり効果がでました。
実践した3つの方法について解説します。
- 同じ本を何回も短い時間で読む(オススメ)
- 頭の中で声に出して読まないようにした(オススメ)
- 目次・最初に・最後を拾い読みする(イマイチ)
同じ本を何回も短い時間で読む

短い時間で同じ本を何回も読む方法が、結果として内容が頭に入りやすくなることを本書で知りました。
私は読書を始めた当初、キッチンタイマーで15分だけ本を読むと決めていました。
これは、長時間読み続けると集中力が途切れ、飽きてしまうのを防ぐためです。
短い時間で区切って何度も繰り返すことで、無理なく自然に本の内容が記憶へ定着するようになります。
2回、3回とあえて繰り返し読んでいくと、「こんなことも書いてあったのか」「自分とはとらえ方が違う」といった発見が必ずあります。

「1度で全部わかろう」としなくて大丈夫。
だからこそ気合を入れて1回で全てを読み切る必要はなく、サクッと周回プレイをする感覚で十分なのです。
頭の中で声に出して読まないようにした

本を読むとき、知らず知らずのうちに頭の中で声に出して読んでいませんか?
実は心の中で自然と音をつけて文章を読んでしまう習慣が、読書のスピードを下げる原因となります。
長い文章を読むときには、「音にする」習慣が読むスピードを下げてしまうのです。
1文字ずつ声に出すように読もうとすると、文字に集中しすぎて視野が狭くなります。
速く読むためには、「音にしないで文章を見る」ことがコツです。
ただ目で文章を追うだけでも、意味はちゃんと伝わってきます。

慣れてくれば、読むスピードは自然と上がる。
【イマイチ】目次・最初に・最後を拾い読みする
「本を速く読むには、目次や前書き、あとがきだけ読んで全体を掴むといい」という方法を私もやってみました。
結果はイマイチでした。
その原因は、基礎知識がない分野の難しい本を読んだからです。
私が試したのは、「東国の戦国合戦」という歴史の本です。
目次や前書きだけを読んで全体を掴むという速読術を、全く知識のない歴史の専門書で実際に試してみました。

古河公方?なんじゃこれは??
基礎知識がないと、いくら読み進めても内容が把握できず、「もう読書はやめようかな」という気持ちになってしまったのです。

速く読むためには、その分野についての基礎知識が必要です。
初めての分野に触れるときは、基礎知識を少しずつ身につけてから読むことが大切だと気づきました。
どんな本でも大量に読める「速読」の本の改善策:3選

本書を読んで、足りないと思ったこともあります。
読書をしていると、つまずくだろうなと思うケースについて解説・改善策を提案します。
- 本の選び方:簡単な本から知識を増やす
- 1冊の本を色んな方法で読んでみる
- 電子書籍を読む
簡単な本から知識を増やす

最初から目次や見出しだけを拾い読みしても、内容がよくわからず、ストレスを感じてしまいます。
そんなときに効果的なのが、「簡単な本を何度も読む」という方法です。
小学生向けに書かれたやさしい本は、言葉や表現がわかりやすく、内容にも入りやすいのでおすすめです。
- マンガ版
- DVD
- 図解
「内容はわからなくても目次だけ読めばいい」という方法がうまくいかなかったのは、そのテーマに関する基本的な知識が足りなかったからです。
「理解しながら繰り返し読むこと」が、結果的に速く読める力につながるのです。
読書が苦手と感じる人も、まずは自分に合った簡単な本から始めて、何度も読み返してみてください。
1冊の本を読んだらアウトプットする

本を1度読んだだけで内容を深く理解するのは、意外と疲れます。
ただ目で文字を追うだけの読書では、集中力が続かず飽きるものです。
本の内容をしっかりと自分のものにするためには、「読む」だけでなく、さまざまな方法を組み合わせてみることが大切です。
- 友達に読んだ内容を話す
- 問題集を解く
- 文章を書く
私のオススメは本の1章を5回読んだあとに、テキスト編集ファイルに思い出せることを書き出してみることです。
自分がどこまで理解できているのかが目に見える形でわかります。
書けなかった部分は「まだよくわかっていないところ」だと気づけるのもポイントです。
>>【SNS・ブログは待て】読書感想文を書いたら、AIに分析させよう
色々なアウトプットを取り入れると、飽きずに学び続けられます。
電子書籍を読む

電子書籍は、読書をより効率的に進めるための便利なツールです。
私が電子書籍を使う理由は以下の通りです。
- 操作が楽。
- ハイライトした文章をまとめて見ることができる
- 文字が大きくできるから負担なく読める。
ハイライトした箇所に自分の感想や気づきをメモとして書き加えられます。
後から読み返した際に、「この時こんな風に感じていたのか」と、当時の思考を振り返ることができます。
Kindleのような電子書籍アプリでは、ハイライト部分をメモアプリにまとめて保存できるので、とてもスムーズです。
図書館で紙の本を借りてきて、電子書籍で読んだ内容と関連付けながら読むなど、組み合わせて活用しましょう。
理解できる本を何度でも読み返す

『どんな本でも早く読める』は特別な技術がなくても、知識と経験を積み重ねることで速く読めるようになることを教えてくれました。
同じ本を繰り返し読むことで、内容の理解が深まり、読むスピードも上がります。
本書では、本を早く読めるになる本質を教えてもらいました。
- 基礎知識があれば、本を読めるになる
- 頭の中で音読しなくていい
- 短い時間で本を読めばいい
- 自分にあった本を何度も読む
他にも読みたい本を探している人は以下のサイトを参考にしてください。



