- 速読術などの特別なスキルがないと、本を読めないのでは?
- 本を読むのが遅い自分が嫌になってしまう
- 読書を始めたいけれど、自分に合った本の選び方がわからない
結論として、読書において大切なのは「読み方」ではなく「選び方」です。
特別な読書術やスキルがなくても、「知識」と「経験」があれば本を読めます。
サッカー部にいた人はサッカーに関する知識があるので、サッカーのルールや基本用語の説明を知っているからです。
基本知識があるので、どんどん読んで自然と読書術も身につきます。
この記事では読書術を知らなくても本が読める2つの理由や、初心者におすすめの「失敗しない本選びのコツ」について解説します。
- 読書術がわからなくても本を読める2つの理由
- 「知識」と「経験」があれば、簡単な本が読める
- 本を読んでいれば、読むスピードは自然と速くなる
この記事を読めば、難しく考えずに読書を楽しむための第一歩を踏み出せるようになります。
読書で1番大切なのは「読み方」ではなく「選び方」
本屋に行けば「速読術」「瞬読」「耳読」「マインドマップ読書法」など、さまざまなテクニックを解説した本が並んでいます。
それらを見ると、「自分には特別なスキルがないから本が読めないんだ」と勘違いしてしまうかもしれません。
しかし、読書において「読み方」よりも「選び方」の方が重要です。
そもそも、読書という行動は大きく分けて以下の3つのステップに分類できます。
- ステップ1:本を選ぶ
- ステップ2:本を読む
- ステップ3:本の感想を書く、実行する(アウトプット)
この3つのうち、1番大事なのは「本を選ぶ」ことです。
どんなに素晴らしい速読の技術を身につけていても、難しすぎる専門書や興味のない本を最後まで読むのはただの苦痛です。
反対に自分にとって難易度が低くて簡単な本を的確に選べば、特別なテクニックを知らなくてもスラスラと読み進められます。
速読本で扱っている本は、簡単な自己啓発本や、ソフトなビジネス本であることがほとんどです。
難しい読書術を身につけようと焦る必要は全くありません。
「簡単な本を選べば、そのまま読める。」これが読書をするうえで私が実感していることです。
まずは「正しい本選び」こそが読書のスタートラインであるということを、強く意識してみてください。
読書法がわからなくても本が読める「2つの理由」
では、なぜ「読書法がわからなくても本は読める」と断言できるのか。それには、る2つの明確な理由があります。
簡単な本は、わからない人のために書かれているから
初心者が挫折せずに本を読み切る最短ルートは、著者が用意したレールに乗れる入門書を選ぶことです。
世の中にある「入門書」と呼ばれる簡単な本は、読者がその分野の知識を持っていないことを前提に作られています。
専門家が自分の難しい知識をひけらかすのではなく、知らない人へいかに分かりやすく伝えるかを目的とした本です。
たとえば、「中高6年間の世界史が10時間でざっと学べる」といった本を読んでいます。
地図やイラストなどの図解が数多く多用されているため、視覚的かつ直感的に内容をサクッと理解できる本です。
読みやすい本は以下のように、読書が苦手でも工夫されています。
- 後述するので、ここは楽に読み飛ばしていい
- 最後にここは重要だから、何度も読み返して
- 章ごとに重要なポイントをまとめる
おすすめの読み方まで親切に書いてくれている本があるわけです。

本が提示している読み方通りに読めばいい!
著者が用意してくれたレール(本に書いてある通り)に乗るだけで、自然と最後までたどり着けるように書かれています。
読む力は「読書法」よりも「知識」と「経験」に比例するから
本をスラスラ読めるかどうかを決定づける最大の要因は、読書テクニックではなく事前の知識と経験です。
すでに知っている分野の本を選べば、特別な読み方を知らなくても内容はスッと頭に入ってきます。
普段から車の運転を10年近くしている人であれば、車の運転に関する本は簡単に読めます。「アクセル」「サイドブレーキ」「車間距離」といった用語やルールがすでに頭に入っているため、文字を見た瞬間にイメージが浮かびます。
逆に免許を持たず電車移動ばかりの人に車の専門書を読ませても、用語が理解できず挫折してしまいます。
都内にいる私の親戚はサイドブレーキを「アクセルとブレーキってどっちの足で踏むの?」と言っていました。
私はいろんな本を読んでいますが、知らない分野のことは早く読めません。
「宇宙と物理のしくみがわかる! すごすぎる宇宙・天文の図鑑」という本を読んだときは、全部読み切るのに30時間もかかりました。
宇宙に関する前提知識が全くない状態で読んだため、時間をかけたにもかかわらず内容はほとんど忘れています。
自分の知識や経験が少しでもある得意なジャンルから選ぶことが、読書を最短で成功させる大きな近道なのです。
本選びは「自分のやっていること」でいい
好きなアニメの解説本やアイドルのエッセイなど、純粋に面白そうと興味を持てるテーマから始めましょう。
すでに用語や業界のよくあるパターンを知っているため、活字に対するハードルが大幅に下がるからです。
前提となる知識さえあれば、難しく考えずに直感で本を選んでも内容が頭に入ってこない失敗を防げます。
普段から活字を読んでいなくて不安を感じるなら、図書館で初心者向けの簡単な本を十冊借りてください。
多くの図書館にはやさしい入門書が豊富に揃っており、どんどん予約しましょう。
選び間違えても金銭的なダメージは全く発生しないため、面白そうな本を直感でどんどん借りていくべきです。
読み続けていれば、結果的に「速く」読めるようになる
読書を始めたばかりの頃は、本を読むのに時間がかかってしまうのが当たり前です。
「やっぱり自分は読むのが遅いから向いてないのかな」と落ち込む必要はありません。
ペースが上がらない原因は、読んでいる分野に対する「基礎知識」や「経験」がまだ頭に蓄積されていないからです。
初めて通学する日は緊張して疲れますが、1ヶ月も通って慣れれば無意識に目的地へ到着できるでしょう。
最初に通学する時に慣れないことは自然とできるようになっています。
- 電光掲示を確認する
- 路線の名前を確認する
- 駅の出入り口から電車に乗るまでの道順を素早く歩く
読書もこれと全く同じです。魔法のようにいきなりどんな本でも速く読めるようになる技術など存在しません。
最初は読むのが遅くても、同じ分野の簡単な本を何冊か読んだり、読書自体の回数を重ねていけば、自然と基礎知識や経験が蓄積されていきます。
離婚問題に詳しい弁護士の人なら、離婚に関する本のことは早く読めることと一緒です。
私も本を読んでいて、以下のように感じます。
- このケースは前の本にも書いてあったな
- 具体例だから、気楽に読もう
- ここは知っているから、読み飛ばそう
同じ分野の簡単な本を何冊か読んで基礎知識が身につけば、すでに知っている説明を的確に読み飛ばせます。
専門用語で立ち止まる時間も減るため、結果的に1冊を読み終えるスピードを向上させる近道となるはずです。
最後:知っていることに関する分野の本を読んでみよう
速読などの読書術を知っていなくても本を読めます。その理由は読書の「知識」・「経験」に左右されるからです。
知っていることは読めるので、早く読めると言うことです。用語や体験したことに関する文章は知っているから読めるわけです。
本を早く読めるようになりたいなら、知っていることに関する本を読みましょう。
- 速読できなくても早く読める
- ある程度知っていることなら、簡単な本を読めばいい
- 読みまくっていれば、早く読めるようになる
