- 本が増えすぎて置き場所に困る
- 細かい文字を読むのが辛くなってきた
- 読んだ内容を記録したいけれど、手書きや入力が面倒
結論として、読書生活を快適にする最適解は、図書館で「試し読み」をして、気に入った本を「電子書籍」で管理することです。
特にPCで電子書籍を利用すれば、文字サイズも自由自在。さらに検索機能やAIを活用することで、学習効率が向上します。
- 電子書籍のメリット
- AIを利用した確認問題の作成方法
- 電子書籍の文章をコピペする方法

電子書籍を使えば、インプットとアウトプットを両立できます。
前提:図書館で本を借りてから電子書籍で本を買う
すべての本を電子書籍で買う必要はありません。
電子書籍のメリットを最大化するためには、入り口として図書館(紙の本)をうまく利用するのが賢明です。
図書館で借りて読み、気に入った本だけを買うほうが、経済的にも心理的にも楽だからです。「タイトルに惹かれて買ったけれど、内容が合わなかった」という失敗は誰にでもあります。
こうした「ミスマッチ」を防ぐために最適なのが、図書館の活用です。
買う基準は以下の通りです。
- 線を引いて徹底的に勉強したい
- 手元に置いて何度も読み返したい
- 将来の資料として検索できるようにしたい
紙の本には紙のよさがあり、図書館には「予期せぬ本との出会い」があります。
それらを否定するのではなく、最終的に読む媒体は「電子書籍」を選んだほうがいいです。
図書館は無料なので、何冊借りても懐は痛みません。気楽に利用してみましょう。
電子書籍を利用する6つのメリット
私が実際に利用して感じた、電子書籍(特にPC利用)のメリットは以下の通りです。
- 大きい字で見ることができる
- 置き場所に困らない
- なんど感想を書いても本が劣化しない
- 「Ctrl+F」で簡単に検索できる
- ハイライトした文章をコピペできる
- AIとの連携で読んだ本の確認問題が作成できる
それぞれのメリットについて、詳しく解説します。
大きい字で見ることができる
スマホで見るより、PCの大きなモニターなら、さらに大きい文字で読むことができます。もちろん、大きすぎると思えば小さくすることも可能です。
特にPCで作業していると、文字が小さいと目が痛くなります。
「文字が小さくて読みづらい」という理由だけで、読書から遠ざかってしまうのは非常にもったいないことです。
電子書籍は、文字を大きくすることで「文字のカスタマイズ」機能で解決できます。

文字サイズを自由に変更できるため、自分にとって読みやすい環境を構築できるのです。これは、紙の本では絶対にできないことです。
置き場所に困らない

本好きにとって最大の悩みは「本棚」です。「本を読みたい」と思って紙の本を買いまくると家の中が図書館みたいになってしまいます。
1冊なら軽くても、100冊、1,000冊となれば、部屋が本だらけになってしまいます。
「家を拡張しないとダメじゃないか」と途方に暮れることすらありました。
しかし、電子書籍なら置き場所に困りません。100冊、4,000冊という蔵書であっても、必要なスペースは端末1台分のみ。厚みも重さも変わりません。
新しい本を買うたびに本棚のスペースを計算したり、泣く泣く古い本を処分したりする必要はもうないのです。
さらに、紙の本特有の「劣化」とも無縁です。
湿気によるカビ、日焼けによる変色、ページの破れ。
こうしたコンディションの悪化を気にすることなく、いつまでも新品同様の美しい状態で本を所有できます。
多くの本を手元に置きたい人ほど、電子書籍で簡単に本を持っておいた方が楽です。
何度感想を書いても本が劣化しない

電子書籍なら気分よくどんどんマーカーを引いて感想を書くことができます。間違ったらマーカーを消せばいいだけだからです。
学習効果を高めるためには、ただ目で文字を追うだけでなく、重要な箇所に線を引いたり、気になったことをメモしたりすることが重要です。
しかし、紙の本に直接ペンを入れることには、私自身ためらいがあります。
「後で売るかもしれない」という意識が働き、結局何も書き込めないまま読み終えてしまうことも少なくなかったです。
電子書籍にはその心配はいりません。なぜなら、どれだけマーカーを引いても、どれだけメモを書き殴っても、ページは決して劣化しないからです。
そして何より素晴らしいのは、「後から感想やマーカーを消せる」という点です。間違えて線を引いても、考えが変わってメモを修正したくなっても、簡単に消去・修正が可能です。
紙の本の余白には限りがありますが、電子書籍のメモ機能には実質的な制限がありません。
感想、批判、思いつき、関連するアイデア。どんな些細なことでも、いくらでも記録に残すことができます。
自分だけのメモなのですから、誤字脱字も気にせず、自由気ままに書いていきましょう。
Ctrl+Fで簡単に検索できる
電子書籍の最大の武器とも言えるのが「検索性」です。
人間の記憶は曖昧なもので、どれほど感動した本でも、時間が経てば「どこに何が書いてあったか」は忘れてしまいます。
紙の本の場合、記憶を頼りにページをめくるしかなく、結局見つからないまま諦めてしまうことも多いでしょう。
しかし、電子書籍なら Ctrl+F(キーワード検索)ひとつで解決します。検索バーを閉じるには「Esc」を押しましょう。

知りたい用語、うろ覚えのフレーズを入力すれば、該当箇所をリストアップしてくれます。
「過去の自分が読んだ知識」へ、いつでもアクセスできる環境を手に入れることを意味します。
さらに、自分が引いたマーカーや残したメモ自体もしおりのように機能し、検索対象となります。
「自分がどこに重要性を感じたか」「どんな感想を持ったか」という過去の感想を検索・参照できるため、情報の整理や振り返りの効率が格段に向上します。
「どこに何が書いてあるか分からない」という悩みから解放されるシステムが、電子書籍には備わっているのです。
ハイライトした文章をコピペできる
紙の本を見ながら、重要な文章をパソコンで手打ちして書き写す作業ほど、苦痛なものはありません。
電子書籍、特にKindleの機能をフル活用すれば、この「転記」の手間をほぼゼロにすることができます。
電子書籍のメリットの一つに「コピペ(コピー&ペースト)ができる」点があります。
Kindleユーザーには強力な「裏技」とも呼べる機能が用意されています。それが「Kindle メモとハイライト」というウェブサイトの存在です。
このサイトはAmazonの公式ページですが、意外と知られていません。
ブラウザからこのサイトにアクセスし、自分のAmazonアカウントでログインすると、過去にKindleで購入し、ハイライト(マーカー)を引いた箇所が、書籍ごとに一覧表示されます。
ここにあるテキストはコピー可能です。コピーするのも面倒なら、「Ctrl」+「P」を押してPDFで印刷・保存してしまいましょう。
コピーした文章はWordなどのドキュメントに貼り付けることが可能です。紙の本なら数時間かかっていた「引用・抜粋」の作業が、10分程度で終わります。
メモ帳やPDFにしたファイルはデジタルデータなので、AIにも活用できます。
AIとの連携で読んだ本の確認問題が作成できる

ここからは生成AI(Gemini)を組み合わせた学習法を紹介します。
学校の勉強でも、教科書をただ眺めているより、問題集を解いたほうが記憶に定着したはずです。
本を読んだら、確認問題を解いてできない場所は該当するページを重点的に読んでいきましょう。
Geminisを使った方法
GoogleのAI「Gemini」を利用した手順は以下の通りです。
-
テキストの抽出: 前述したコピペ機能や「Kindle メモとハイライト」を使い、学習したい章や節の文章をコピーします。(PDF化された資料であればファイルをアップロードします)。
-
AIへの指示(プロンプト):Geminiにアクセスし、チャット欄にテキストを貼り付け、次のように指示を出します。
- geminiにアクセスする
-
「上記の文章をcanvasに展開してください。」

-
「問題作成のプロンプトを打つ」

- 以下の指示に従ってクイズを作成してください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー - 問題を上限30問まで作成してください。
- 順番はランダムです。
- 4択問題です。
- 何回でも解き直せるようにしてください。
- クリックするまで解説を消さないでください。
AIが登場する前は、自分で問題を作成しなければなりませんでした。受験科目や資格がある分野なら市販の問題集がありますが、一般的なビジネス書や専門書には専用の問題集などありません。
しかし、読んだ本の内容を深く理解するには、確認問題を解くのが一番です。いちいち手書きで問題集を作るのは面倒で、勉強する気も失せてしまいます。
この方法なら問題集が簡単にできるので、アウトプットが簡単にできます。学校で教科書を読んだ後に確認問題を解くのと全く同じ効果が、どんな本でも得られるのです。
電子書籍とAIを組み合わせることで、理解の確認がスムーズに行えます。
最後
電子書籍は読みやすく、問題作成までできるため、筆者は強くおすすめします。
インプットだけでなく、確認問題を作成して解くプロセス自体も楽しいものです。
ぜひ、PCで電子書籍を読んでみてください。そして、図書館で気に入った本があれば、購入して手元(PCの中)に置きましょう。
- AIを利用すれば、自分専用の問題作成ができる
- 置き場所に困らず、何千冊でも管理できる
- 大きい文字で読めるため、目への負担が少ない
- わからない場所を簡単に検索できる


