【本屋はやめとけ】本屋で本を探すなら図書館に行こう

読書
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  • 本屋に行っても、似たようなベストセラーばかりで読みたい本が見つからない
  • 2,000円も出して買った本がつまらなかったら嫌だから、結局無難な本しか選べない
  • 読書をするなら、本屋を利用しないとダメなの

本屋に行って同じ本ばかりで買うのもハードルが高いと感じる人もいるでしょう。

結論として、本当に自分に合う多様な本と出会いたいなら、売れる本が優先される「本屋」ではなく、あらゆる本がフラットに並ぶ「図書館」で探すのが正解です。

まずは図書館でリスクゼロの「自宅試着(試し読み)」をし、本当に手元に置きたい本だけを電子書籍で購入するスタイルこそが、コスパが高い読書術の最適解です。

この記事で解説すること
  • 私が本屋を利用しない理由
  • 参考者は図書館で買った方がいい
  • 図書館で本を探した方がいい

本屋より図書館の方を利用しています。

本屋で本を探せない理由:3選

本を探すなら本屋だと答える人もいるでしょう。しかし、本屋に行くより図書館で本を探した方がいいです。

本屋で本を探せない理由:3選
  • 売れている本ばかりだから
  • 本との偶然の出会いは図書館でもあるから
  • 本屋は最初から最後まで本を何回も読めないから

それぞれの理由について解説します。

売れている本ばかりだから

本屋に行くと、同じタイトルのベストセラーが何十冊も平積みされ、どの棚を見ても似たような自己啓発書やビジネス書が並んでいることに気づきます。

「正直、同じ本を10冊も置く必要はないのでは?」と私は感じています。

なぜ、書店はこのようなラインナップになるのでしょうか。 理由はシンプルです。

書店は利益を出さなければならない「商業施設」だからです。

棚に何を置くかの判断基準は、「今、売れるかどうか」が大事です。

売れない本を置いていては、経営が成り立たないからです。これは企業戦略として、非常に合理的で正しい判断と言えます。

その結果、20年~30年前の名著であっても、よほど有名でなければ書店の棚からは姿を消します。

一方で、図書館には「売上」という概念がありません。 流行り廃りに関係なく、古い本も大切に保管されています。

もし棚に見当たらなくても、予約をすれば書庫から出してもらい、いつでも借りることが可能です。

「売上や流行に左右されず、多様な本と出会える」。

これが、私が書店ではなく図書館で本を探す最大の理由です。

本との偶然の出会いは図書館でもあるから

「本屋の魅力はセレンディピティ(偶然の出会い)だ」という意見をよく耳にします。

確かに、ふらりと立ち寄った棚で素晴らしい本に出会う体験は貴重です。

本屋でも図書館でも偶然の出会いがあります。本屋だけが偶然の出会いができるわけではありません。

対して図書館では、どんなに売れている本でも棚に1冊しかありません。

流行のバイアスがかかっていない棚をなんとなく眺め、「お、このタイトル面白そうだな」と手に取る。

これこそが、流行に流されない本質的な出会いだと私は考えています。

本屋は最初から最後まで何度も試し読みができないから

本屋に行くと、私たちは無意識に「消費者」のマインドセットになります。

魅力的な本を手に取っても、価格を見た瞬間に頭の中で冷静な計算が始まります。

「2,000円か……。失敗したらお金の無駄だな」。

どうせ買うなら、「絶対に失敗しない有名作家の本」や「無難な本」ばかりを選んでしまいがちです。

また、書店での立ち読みには限界があります。数分パラパラとめくっただけで、本の内容を深く理解することは不可能です。

本を買う前に1冊の本を立ち読みすることは疲れます。

洋服を鏡の前で体に当てるだけで、試着せずに買うようなものです。

一方、図書館は完全に無料です。単なる節約以上の価値を持ちます。

それは「金銭的なリスクゼロで、読みたい本を気楽に選べる」ということです。

「失敗しても懐は痛まない」という安心感が、あなたの知的好奇心を解き放ちます。

借りた本は自宅に持ち帰り、2週間かけてじっくりと「試し読み(試着)」ができます。

数ページ読んで「違うな」と思えば、罪悪感なく返却すればいいだけです。

それでも本屋を利用する時:問題集と参考書を探すとき

ここまで図書館のメリットを挙げました。

しかし、受験対策問題集に関しては、書店で購入するのが正解です。

問題集は図書館で借りるのには適していません。

理由は以下の通りです。

  • 書き込み前提の「道具」だから: 問題集や語学ドリルは、書き込んだり付箋を貼ったりして使い倒すものです。図書館の本はもちろん書き込み厳禁。

  • 最新情報が必要だから: 受験や資格試験は、最新の出題傾向に対応した版が必要です。

  • 長期利用が必要だから: 問題集は2週間で解き終わるものではなく、何度も反復して使うものです。

書店であれば、自分に合うレイアウトや解説のわかりやすさをパラパラと確認(立ち読み)してから、納得して購入できます。

学習効率を上げるための投資として、これらは書店で買い求めましょう。

私は本屋を利用しません

それぞれのメリット・デメリットを考慮した結果、私は現在「基本的に本屋を利用しない」というスタイルに落ち着きました。

私の読書の流れは以下の通りです。

  1. 図書館で本を借りる:気になった本や興味のある分野の本を片っ端から借りる。
  2. 電子書籍を購入する :図書館で読み、自分の血肉にしたいと心から思えた本だけを購入
  3. 紙の本は「電子書籍版」がないもの時だけ: 電子化されていない古い名著や、装丁を含めて手元に置きたい本だけ、Amazonで紙の本を購入します。

まずは図書館でリスクなく深掘りし、自分で気に入った本を私は電子書籍で利用しています。

最後

本屋に行くなとは言いません。しかし、本屋に行くよりも図書館のほうがいいです。

無料で最後まで読めることが理由です。

読書が好きになるには本屋に行かないとダメと思い込む必要はありません。

この記事のおさらい
  • 本屋の本は同じ本ばかりある
  • 本を買う前に図書館で本を最初から最後まで読もう
  • 問題集は本屋で買った方がいい

 

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