読書を始める人が図書館を利用したほうがいい3つの理由

読書
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  • 買って面白くなかったらお金がもったいない
  • 本をせっかく買ったのに、積読になっている
  • 読書を習慣にしたいのに、なかなか続かない

読書を始める人は図書館を利用しましょう。私は絶対におすすめします。なぜなら、金銭的負担ゼロで最初から最後まで本を読めるからです。

ゲームも最初は体験版をしてから、製品を買います。本もゲームの体験版みたいなに軽い気持ちで読んでみればいいのです。

 この記事では読書を10年間以上している私が図書館を利用する3つの理由について解説します。

無料の本が最初から最後まで読める

 

図書館の本は無料で何冊も読める

図書館を利用する最大の魅力は、なんといっても「無料」であることです。

現代の本は1冊あたり平均1,000円〜1,500円程度です。

もしあなたが年間100冊の本を読むとしたら、それだけで10万円以上の費用が発生します。3年間で300冊読めば、30万円を超える出費です。

しかし、図書館を利用すれば、本に関する購入費用は一切かかりません。

筆者は1年間に300冊以上読んだことがありますが、その際、30万円以上の節約ができました。当時は無職でしたが、図書館のおかげで読書ライフを満喫できました。

お金を払うことに精神的な負担を感じる方こそ、最初は無料で読める図書館から始めるのが賢明です。手軽に読書を開始できます。

普段関心がないジャンルの本でも、「無料だから試してみよう」と気軽に手に取ることができます。

この心理的なハードルの低さが、知的好奇心の幅を広げ、多様な本に出会うチャンスを増やしてくれるのです。

最初から最後まで読める

通常、書店やAmazonの電子書籍では、試し読みできるのはせいぜい最初の数30ページ程度です。

しかし、本当にその本が必要かどうか、自分のレベルに合っているかどうかは、最初の30ページでは判断できません。

図書館なら最初から最後まで読めるため、自分に合った本をじっくり見極められます。

タイトルの煽り文句で判断して購入し、「思っていた内容と違った」「難しすぎて理解できない」という失敗経験は誰にでもあるでしょう。本を買って、期待外れだとテンションが下がってしまいます。

「面白くなかったり、難しかったりした場合、途中で読むのを諦めても損をしない」という安心感です。購入した本を途中で投げ出すのは「もったいない」と感じます。

合わないと感じたら、別の本を借りればよく、金銭的な損失がありません。

様々な本にチャレンジすることを可能にし、最終的に自分に合った本を見つける成功率を上げてくれるのです。

読書習慣が身につく

 

自動的に2週間の返却期限が発生する

私たちが本を読めない最大の原因の一つは「積読(つんどく)」です。自分で購入した本は「いつでも読める」という安心感があるため、結局棚に置かれたままになってしまいます。

しかし、図書館で借りた本には、通常2週間の「返却期限」が設定されます。

「期限までに読まなければならない」という適度な緊張感が自動的に発生し、「2週間でどう読もうか」と自然と考えを巡らせるようになります。

購入した本を「後で読めばいいや」と後回しにするのを防ぎます。

「返却期限」を意識して本を読むことは、集中力を高め、短期間で読書を完了させる訓練にもなります。

読書を習慣化するには、長時間ではなく「短時間でも毎日続けること」が重要です。

2週間のサイクルが自動的に発生するので、読書習慣が身に付きやすいです。

 

継続を生み出す「図書館利用のサイクル」

読書習慣を定着させるために最も効果的なのは、図書館を定期的に利用するサイクルを作ることです。

  1. 本を借りる
  2. 期限までに読む
  3. 本を返しに図書館へ行く
  4. 読めた本の関連本を借りる(次のノルマを設定)

この「2週間ごとに図書館に行く・本を読む」という習慣化のサイクルが出来上がれば、強い意志がなくても読書がライフスタイルの一部になります。

図書館に行くという行為自体が、気分転換や外出のきっかけにもなり、生活にいいリズムをもたらしてくれます。

さらに、多くの図書館ではインターネットから蔵書の検索や予約、さらには市内の別の図書館からの取り寄せも可能です。

わざわざ家から遠い図書館に行かなくても借りたい本を取り置きできるので、図書館に簡単に行けます。

多くの分野に関する入門書がいっぱいある

読書習慣がない人がいきなり専門性の高い難しい本を選ぶと、ほぼ確実に挫折します。挫折は読書への苦手意識を決定づけ、その後の学習意欲を低下させてしまいます。

図書館は、この「挫折」を防ぎ、着実に知識を積み重ねるための最適な環境を提供してくれます。

 

豊富な入門書で「読むハードル」を下げる

新しい分野を学びたい人にとって、基礎知識がない状態で難しい本を読むのはハードルが高すぎます。小学生に大学受験の問題を解かせるようなものです。

図書館には、その負荷を極限まで下げてくれる「ハードルの低い本」が豊富にあります。

  • 初心者向けの多様な選択肢:
    • 子ども向けの本や図鑑
    • 「はじめての〇〇」「〇〇でもわかる」といったタイトルの本
    • 図解やイラストが豊富に使われた解説書
    • マンガ形式の学習本

読書に慣れていない人は、「大人だから文章だけの本を読まなければ」という義務感に縛られがちですが、その意識を捨てることが大切です。

まずは、小学生向け、中学生向けといった簡単な本から始めることが、挫折を防ぎましょう。

図書館ならハードルの低い本を、無料で気軽に選ぶことができるのです。

 

「成功体験」を積み重ねて知識をストックする

簡単な本から読み始める最大の意義は、「読めた」という成功体験を積み重ねることにあります

た簡単な本を最後まで読んで内容を理解できたという成功体験は、「自分は本が読める」という自信につながります。この自信こそが、読書を楽しくし、継続する原動力になります。

初心者向けの簡単な本は、その分野の基礎知識や全体像を掴むための基礎知識を学べます。

最初に基礎知識を固めておくことで、次に少し難易度の高い本を読んだ際の理解度が劇的に向上し、読むスピードも上がります。

この積み重ねが増えることで、さらに多くの本を読めるという相乗効果が生まれるのです。

図書館は基礎知識に関する本がいっぱいあります。ここで基礎知識をどんどんたかめてしまえばいいわけです。

図書館で本を借りよう

図書館で本を借りる理由を3つ挙げました。無料で簡単な本がいっぱいありますから、どんどん本を読み始めてみましょう。

この記事のおさらい
  • 金銭的負担ゼロで、年間数万円の節約と失敗しない本選びが可能。
  • 返却期限というシステムが、あなたの読書を強制的に習慣化。
  • 豊富な入門書が、初心者や学習の壁を低くし、着実な成長をサポート。

 

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