読書初心者が最初に選ぶ読める本:3つのポイント

読書
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  • 読書を始めたいけれど、どんな本を選べばいいのかわからない
  • 本を買うと、お金が減って困る
  • 失敗しないでいい本を選びたい

どんな本を選べばいいのかわからないという悩みは、多くの人が抱えています。特に読書をやってみようかなと思うとお金のことが心配になったりしますよね。

結論として、読書を始めるなら、図書館を活用するのが一番の近道です。お金を気にせず、気軽にさまざまな本を試せる図書館は、読書への心理的なハードルを劇的に下げてくれます。

この記事では、読書が苦手な方でも無理なくできる図書館での本の選び方について解説していきます。

図書館で本を選ぶ最大の理由は無料だから

図書館の最大のメリットは、何といっても「無料」であること

この利点を最大限に活かすことが、読書を続けるための第一歩になります。

読書を始める上で最大のハードルである「お金」を気にせず、気軽にさまざまな本を試せる図書館は、読書への心理的なハードルを劇的に下げてくれます。

本を購入するとなると、費用が気になります。1冊1,000円の本を100冊買うと10万円かかりますが、図書館なら何冊借りても、基本的には無料です。

ほとんどの図書館は、本をきれいに使い、返却期限を守れば無料で利用できます。

多くの図書館がオンラインでの予約サービスを提供しており、自宅から読みたい本を探して予約することも可能です。

本を汚す、本を紛失などするとお金がかかります。

図書館は費用を気にせず、様々な分野に出会える最高の場所です。ぜひ図書館を訪れて、あなたの読書生活をスタートさせてみましょう。

図書館に行っていない人は以下の記事を参考にしてください。

図書館で本を選ぶ方法について説明する

興味のある本を選ぶ

読書を始める1番の近道は、すでに興味のある分野から入ることです。全く知らないことを読むよりも、すでに知識がある分野の方が、読書のハードルが下がるからです。

書店のように売れ行きに左右されず、幅広いジャンルが豊富にそろっているので、自分の興味の合う本を発見できます。

  • ガンプラが好きならガンダムの小説
  • 毎日散歩をするなら健康法に関する本
  • 『ウマ娘』が好きなら、モデルになった馬の本。

「好きな本ばかりだと知識が広がらないのでは?」と思うかもしれません。

確かに、新しい知識を増やすには未知の分野に挑戦する必要があります。しかし、読書を始めたばかりのうちは、まず「1冊読み終える」という成功体験を積むことが何よりも大切です。

1冊読み終えることで自信がつき、読むスピードや理解力といった「読む技術」も向上していきます。

特定の思想に偏ることなく本が並んでいるため、先入観なく様々な本に出会うことができます。

初心者向けの本を選ぶ

読書に慣れていない人は、「どんな本を選べばいいか分からない」と悩みがちです。そんな時は、まず初心者向けの「やさしい本」から始めるのがおすすめです。

ゲームでいきなりハードモードに挑戦すると挫折してしまうように、読書も最初から難しい本に挑むと「自分には向いていない」と気落ちします。

「いまの自分に合わない」という点では、自分の読書スキルが足りていないということも多い。

わかりやすい例だと、高校時代に数学に苦労してあまり勉強しなかった人が、いきなり数学の最先端の本に取りかかっても、おそらく1ミリも理解できないだろう。

読む力 最新スキル大全」より引用

自分の読書レベルが分からないうちは、無理せず簡単な本からスタートしましょう。

初心者向けの「やさしい本」を見つけるポイントは以下の通りです。

  • 図説・イラストが豊富
  • 「超基本」「14歳からの」といったタイトル
  • ルビや解説が付いている

「やさしい本」を1冊読み終えることで、あなたは読書に対する自信をつけることができます。

その成功体験が、あなたの読むスピードや理解力を高めていきます。

最新の本を選ぶ

読書に慣れてくると、「初心者向けの本は簡単すぎてつまらない」と感じます。すでに知っていることばかりだと、読書が単なる時間の消費になってしまうからです。

そんな時は、少しだけ知らないことが含まれている直近5年以内の本を選んでみましょう。

過去に学んだ分野でも、新しい本には最新の研究や情報が反映されていることがあります。5年前に読んだ本には書かれていなかった新しいデータや視点を発見できるかもしれません。

「知らないぞ、こんなこと!」という瞬間こそが、読書の醍醐味です。

難しすぎず、簡単すぎない本に挑戦することで、「新しい知識を得られた」という達成感を得られます。この達成感が、読書を続けるためのモチベーションとなります。

気を付けて欲しいこと

最初は間違えていい

「せっかく本を借りたのに、面白くなかったらどうしよう」。読書を始めたばかりの私は、不安に感じたものです。

しかし、本選びで失敗しても、何も問題ありません。むしろ、それは当たり前のことです。

飛行機の操縦を間違えれば大事故につながりますが、本の選択を間違えても、せいぜい借りた本を読まずに返すだけです。経済的な損失は一切ありません。

図書館の本は無料だからです。

  • 図書館を利用すれば、本を借りるのに無料。
  • 失敗した経験は、あなたの「本を選ぶ力」を育てる練習になる

読書を始めたばかりの頃は、本のタイトルや見出しだけで内容を判断しがちです。しかし、知識や経験が少ないうちは、それだけで内容を正しく理解することは難しいものです。

最初は「面白そう」という直感で選んでみましょう。たとえ読み始めて合わないと感じても、無理に最後まで読む必要はありません。気軽に返却して次の本を探せばいいのです。

場数を踏むことで、少しずつ自分にぴったりの本を見つけられるようになるでしょう。

いきなり買わない

読書を始めるとき、「すぐに賢くなれる」「成功できる」といった魔法のような効果を期待し、自己啓発書に飛びつきます。

私も楽して儲けられるという種類の本を読んだことがあります。

しかし、安易に購入してしまうと、読まずに後悔してしまうかもしれません。

知識や経験は、1冊の本から魔法のように得られるものではなく、継続的な読書と努力の積み重ねによって育まれるものだからです。

せっかくお金を出して、内容が理解できないと本を読む気持ちが下がります。まずは内容を理解してから本を買えばいいのです。

おすすめなのが、図書館でとりあえず借りることです。お金を出して買った本が自分に合わなかったら、後悔してしまいますよね。

しかし、図書館なら費用はかからないので、気軽に様々な本を試すことができます。

まずは「自分で読んで判断する」ことが重要です。

図書館で何冊か試してみて、本当に自分にとって価値があると感じた本だけを購入すれば良いのです。

最後

迷ったら最初は図書館で本を借りた方がいいです。無料で、ものすごい分野の本があるからです。

読んで気に入ったことがあれば、買いましょう。

この本のおさらい
  • 無料で本を借りましょう
  • 自分にとって興味のある、初心者向けの本の本を選びましょう。
  • 直近5年以内の本を借りてみましょう
  • いきなり買うな
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