- 自分に合った本ってどんな本だよ?
- 本を選べというけど借りる方法がわからない
- 本を選び間違うと1000円損する。
「読書を始めたいけど、どうやって本を選べばいいの?」そう思う方もいるのではないでしょうか。
初心者だからこそ、最初は何をしていいのかわからないものです。結論を先に述べます。
図書館を活用しながら「自分に合った本」を見つけることが大切です。簡単な本から始めて、映像や図解と組み合わせることで、無理なく継続できます。
この記事ではあんまり本を読んでいない人が図書館で借りる方法について解説します。
- 簡単な本の選び方
- 自分に合う本がわからない人
- 図書館を利用していない人
読書初心者が本を借りる方法
映像と本を組み合わせることで読書がもっと身近になる
本を読むのが苦手だと感じる人は少なくありません。その対策として映像と本を組み合わせると、読書がぐっと楽になります。
たとえば、「ウマ娘」というアニメから競走馬のライスシャワーに興味を持ったとします。いきなりライスシャワーの本を読むのではなく、まずはレース映像や紹介動画を見てみましょう。
公式の映像には、ライスシャワーが出場したG1レースもあります。それを見て「もっと知りたい」と思ったら、次に関連する本を読んでみるのです。
この順番がとても大切です。先に映像で大まかな流れをつかむことで、あとから読む本の内容がぐっと頭に入りやすくなります。
映像の中で見たシーンや名前を思い出しながら読むことで、理解が深まり、記憶にも残りやすくなります。

買うなら、公式のレースを見て、図書館で本を借りた後よ。

お金を払ってダメだった時の喪失感を避けよう。
難しい内容にチャレンジするときほど、この方法は効果的です。
たとえば歴史の本を読むとします。その時も最初はテレビ番組やドキュメンタリーを見ます。映像で説明してくれるので人名や地形や合戦の流れが理解できるのです。

DVDは情報が偏っていそう。
DVDはあくまで入口として使うもので、そのあとに専門家が書いた図解や文章の本を読めば、知識はきちんと補えます。
少しずつ段階を踏んで理解していくほうが、知識も深まり、自信にもつながります。
それに見た内容は意外とすぐ忘れてしまいます。
読書は「読む」だけでなく、「知る」「感じる」ことでもあります。映像と本を組み合わせてください。
読書はもっと身近で、もっと楽しいものになります。まずはあなたが興味を持ったテーマについて、映像やわかりやすい本を探してみてください。
それが、読書を続けるための最初の1歩になります。
簡単な本から始めることで、読書が楽しくなる
読書の習慣を身につけたいと思っても、いきなり難しい本を読むと、途中であきらめてしまうことがあります。
だからこそ、最初は「これなら読めそう」と思える、簡単な本から始めることが大切です。
今まであまり読書をしてこなかった人にとっては、ハードルをできるだけ低くしましょう。
たとえば、「小学生向けの本でも読めればOK」という気持ちで本を選ぶのがポイントです。小学生向けの本は、むずかしい言葉が少なく、内容もわかりやすく書かれています。
「小学生の本なんて読めるか」と思っていた人もいるかもしれませんが、基礎を学び直すのにはとても役立ちます。
簡単な本を選ぶときには、いくつかのコツがあります。まず、「はじめての〇〇」や「〇〇でもわかる」といったタイトルの本は、初心者向けにやさしく説明しているものが多いです。
また、図解やイラストが多く使われている本は、文字だけの本よりも内容が頭に入りやすく、理解もしやすくなります。
さらに、マンガ形式の本もおすすめです。ストーリーに沿って内容が進むので、流れをつかみやすく、楽しみながら学べます。
たとえば、「マンガでわかる歴史」や「マンガで学ぶ科学」など、さまざまなジャンルがあります。
図書館の子ども向けコーナーにある本は意外とあなどれません。たとえば、「図解で学ぶ日本の地理」や「はじめての経済」といった本は、やさしい言葉で書かれているのに、しっかりした知識が身につきます。
しかも、図書館なら無料で借りられるので、いろいろな本を試しやすいです。
読書は、いきなりレベルの高い本に挑戦する必要はありません。
レベル1の勇者がいきなりラスボスに挑んでも勝てないように、始める時はレベルの本から少しずつ進めていけばいいのです。
大切なのは、「読めた」という自信を積み重ねていくこと。そうすれば、読書はもっと楽しく、もっと続けやすくなります。
実際に読んみる
読書を始めるとき、本のタイトルや裏表紙の説明だけを見て「これなら読めそう」と思っても、実際に読み始めると「難しすぎる!」ということがあります。
タイトルには「やさしく学べる」と書いてあるのに、中身は専門用語だらけで、まるで大学生向けの本だった・・・そんな経験をした人も少なくありません。
このときに役に立つのが、図書館です。図書館なら、本をお金をかけずに自由に借りることができます。
気になる本を手に取って、家でゆっくり読んでみることができますし、「やっぱりちょっと難しかったな」と思ったら、すぐに別の本に変えられます。
失敗してもお金の心配がないから、安心していろいろな本にチャレンジできます。
もし読んでみて「よくわからないな」と思ったら、その本を読むのをやめても大丈夫です。無理して読み続ける必要はありません。
amazonでの「試し読み」では20ページぐらいしか読めません。一方、図書館ならまえがきから最後まで、じっくり読むことができます。
本の内容が自分のレベルに合っているか、興味を持ち続けられるかをしっかり判断できます。
つまり、自分にとっての「読みやすい本」を見つけるには、見た目やタイトルだけに頼らず、まずは実際に読んで「試してみる」ことが1番です。
そして、そのための場所として図書館はとても便利で心強い味方です。
まずは、気になる本を1冊選んで、全部読んでみましょう。そして「ちょっと難しいな」と思ったら、迷わず次の本へ。
自分のレベルに合った本を選ぶことは気にしなくていい
本を読むときに気にしなくていいことは「自分に合ったレベルの本を選ぶこと」です。なぜなら、自分の読書レベルがどれくらいなのかって、けっこう分かりにくいから。
ゲームのように「レベル11」みたいに表示されるわけではありませんし、テストの点数みたいに数値で出ることもありません。
「レベルが分からないなら、まずは簡単な本から始めるのが1番だ」。自分にとって読みやすい本を選ぶことは、読書を続けるための第1歩です。
無理に背伸びをして難しい本に挑戦するより、自分が「読めそう」と思える本から始めたほうが、楽しく読めて、自然と知識も増えていきます。
たとえば、マンガや図解のある本、興味のあるテーマの入門書などは、内容がやさしく、読みやすい工夫がされています。
読んでみて「これならわかる!」と思えたら、それが今のあなたに合ったレベルの本なのです。
最後
読書初心者なら本を読んでいないわけです。最初は簡単でハードルの低い本の選び方で問題ありません。
簡単な本を選んで、本を読めるという感覚を身に付けましょう。
- 自分の読書レベルなんかわからん
- 最初は簡単な本を選んでみる
- DVDと同じタイトルの本を選ぶ

水泳を始めた人がいきなりバタフライから始めるわけないでしょ。