【図書館で10冊借りる理由】損しない本の選び方

読書
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  • 書店で買っても面白くなかったらどうしよう
  • ネットでいい本を探しているけど、本当に読めるのかな?
  • 図書館で借りようと思うけど、何冊借りればいいの?

本を読む始める時に、私も「どうせ借りるなら、良い本を読みたい」と思っていました。

図書館で何冊借りればいいのか迷っている人は、図書館の貸出上限である「10冊をまとめて借りる」読書術を実践することです。

この方法なら、経済的・心理的な負担なく「ハズレ本」を恐れずに挑戦できます。

この記事では、なぜ「10冊」が最強なのかという3つの具体的な理由と、「ハズレ」を「学び」に変える効率的な読書術、さらには図書館の司書を頼るなど、読書生活をさらに充実させることを解説していきます。

図書館で10冊借りる理由

 

数を重ねることで本を選ぶ経験ができるから

「いい本を選ぶコツは、数を重ねること」――これが最短の近道です。

読書は、自分にとっての「当たり」を探すためのガチャのようなもの。

一発で大当たりを引くのは難しいですが、図書館なら何度回しても無料です。ガチャを回す回数を増やせば、自ずと「当たり」に出会う確率は上がります。

図書館の10冊という貸出上限は、まさにこの「ガチャをたくさん回す」ことを可能にします。

たとえ10冊中8冊が自分には合わなくても、たった2冊の「当たり」に出会えれば、それは十分すぎるほどの収穫です。

この「ハズレ」を引くことは、決して無駄ではありません。

「なぜこの本は合わなかったんだろう?」と少し立ち止まって考えてみてください。

  • 文章が難解すぎた? → 次はもう少し平易な文章の本を選ぶ
  • テーマに興味が持てなかった? →毎日していることに関する本を選ぶ

このように、「ハズレ」を単なる失敗とせず、次の本選びのヒントとして活かしてみましょう。

読めない時はどうして読めなかったのか考えてみましょう。

数を重ねるしかことに関しては以下の記事も参考にしてください。

11冊以上だと重くて借りるのが大変

図書館が家から近ければ、2冊ずつ借りて、読み終わるたびに返しに行ってもいいかもしれません。しかし、多くの人にとって、図書館は気軽に毎日行ける場所ではないでしょう。

仕事帰りや休日にまとめて行く、という人がほとんどだと思います。

頻繁に行くのが面倒だからこそ、1回にまとめて10冊借りる「まとめ借り」が合理的です。図書館の貸出期間は通常2週間程度ですが、多くの図書館では、予約が入っていなければ延長も可能です。

借りすぎて読みきれないかもしれない、という心配をせずに、上限まで借りることができます。

また、「11冊以上は重い」という現実的な理由も、10冊が最適である理由の1つです。

私自身、以前に20冊借りてみたことがありますが、持ち運びの重さに加え、家での管理が面倒で、読書が負担になってしまいました。

10冊なら普通のカバンに無理なく収まり、家でも簡単に管理できます。この「重すぎず、軽すぎない」バランスが、読書を継続する上で非常に重要だと気づかされました。

経済的な負担がないから

もし10冊の本を書店で購入したら、かなりの金額になります。1冊1500円としても、1万5000円です。もしそのうちの数冊が「面白くない」と感じたら、大きな経済的損失になります。

その点、図書館は無料です。この最大のメリットは、読書に対するハードルを下げてくれます。

「面白くないな」と思ったら、途中で読むのをやめても誰にも責められません。そして、心から気に入った本だけを、あらためて本を買いましょう。

さらに、図書館の無料という利点は、心理的な負担も軽くしてくれます。誰にも気兼ねなく、自分のペースで本を選び、読むことができるのです。

ネットで検索すれば、良書に関する情報はいくらでも見つかりますが、それが自分に合うとは限りません。図書館では、気になる本を手に取り

実際に中身をパラパラとめくって「試し読み」ができるため、本を最初から最後まで読めます。

無料だからこそ、「ちょっと変わった本を借りてみよう」という気持ちになりやすく、思わぬ名作との出会いが生まれるのです。

図書館読書術をさらに充実させる2つのヒント

人気のある作者の本は同じ作者の予約されていない本を借りる

ネットで評判の本は、多くの人が読んでいて安心感がありますが、それゆえに予約が殺到し、すぐに借りられないことが多々あります。

予約が多すぎて借りられない著者の別の本を読んでみましょう。ビジネス本や自己啓発の本ならだいたい同じことを言っています。

例えば、この2冊の本です。内容はほとんど一緒です。

あとは同じタイトルのマンガ形式や図解の本を借りてみることをおすすめします。

 

迷ったらレファレンスサービスを利用する

「人に聞くのはちょっと…」という気持ち、非常によくわかります。私も人に聞くのは苦手で、ほとんど自分で調べていました。

も、レファレンスサービスは、私たちが思う以上に気軽に使えるサービスです。

司書は「本選びのプロ」であり、「最近、歴史の本を読んでいて精神的に疲れてしまったので、気軽に読める小説を探しているんですが」といった、漠然とした質問にも対応してくれます。

言葉でうまく説明できなくても、会話の中からあなたの好みや知りたいことを引き出して、ぴったりの本を提案してくれます。

職員の人にダメ出しされることを心配しなくても大丈夫です。利用者に文句を言う職員は基本的にいません。

どうしても聞きたくないなら無理して聞く必要はないです。30冊くらい借りれば、読める本に当たります。

「どんな本を読めばいいのか、ネットを利用してもわからん」となったらレファレンスサービスを利用してみましょう。

最後

図書館で10冊借りた方がいいです。最初だから自分にとっていい本を選ぶ経験が足りないからです。

10冊ならカバンにも入るので気軽に図書館で本を借りてみましょう。

この記事のおさらい
  • 10冊ならカバンに入る
  • 11冊以上は重くなる
  • 最初はいい本を選択できない
  • 経済的損失はない

 

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