- テスト期間中に休むことを面接に言い忘れてしまった。
- テスト期間の前に計画的に勉強しないことは悪いだろうけど
- 学業優先と言われるけど、職場のメンバーだから通常通りのシフトを拒否したら上司に怒られそう。
テスト期間中に大学生はバイトのシフトを減らすか、休むことが多いです。
当然ながらバイトよりも学業が優先されるので、テスト期間中にシフトが週4以上になることはありません。
ただし、いきなり休みたいと言ったら、トラブルのもとになります。しかもブラックバイトではテスト期間中に休ません。
なのでブラックバイトを判明する方法とテスト期間中にシフトを考慮しない職場から退職する方法について解説します。
絶対にやるべきことは今すぐ上司に「テスト期間中だけど、休めますよね?」と相談しましょう。
- テスト期間中に休ませてくれない場合の対処法
- テストが3週間以上先ならシフトを減らす
- テストが2週間以内に迫っているのに、テストを考慮したシフトを組んでくれない
大学生が「テスト期間にバイトを休みたい」は当然のこと
大学生にとってテストの成績でいい結果を残すことは大事なことです。
- 奨学金が停止する可能性があるから
- 留年する可能性があるから
- 就活が有利になるから
大学生は必死に勉強します。週4のシフトで忙しい中、週15時間分の講義に出席しながら頑張っています。
バイト先も大学生がテスト期間に休むことは想定しています。
最近なら、求人票で「テスト期間のシフトを考慮します」ということを書いてある会社もあります。
テスト勉強をさせて欲しい。当然ね。
大学生を採用する時に、テストのシフトについて相談するからね。
テスト期間中に休めるかは今すぐ確認する
面接時に言い忘れたら、今すぐ上司に聞きましょう。
すいません、面接の時に言い忘れてしまったのですけど。
テスト期間中に休むことはできますか?
これでテスト期間中に職場がどんなシフトを編成するのかは判断できます。バイト先がテスト期間中のシフトを考慮する例は以下の通りです。
- 2週間全部休んでOK。
- 週4:25時間→週2:10時間
- 1週目シフト:週1 2週目:週3
色んな風にシフトを組んでいるけど、シフトをどれだけ減らすかは人によるわね。
レポート提出の講義もあるから、シフトの減らし方はその時による。
テスト期間中に休んでいいと言ってくれる職場は通常のシフトとテスト期間中のシフトを使い分けているので、大学生の希望を聞いてくれる職場です。
この会社には残っていいので、頑張りましょう。
ただし、テスト期間中であってもシフトを考慮してくれないバイト先は退職を考えましょう。どうすればいいか、書いていきます。
テスト期間中に休ませてくれない
ブラックバイトだと嘆いても始まりません。とにかくこの会社から逃げた方がいいです。
ただし、時期によって対応の仕方を変えた方がいいです。
今回は3週間を基準に考えていきましょう。
対象者は週25時間:週4のバイトを組んでいる大学生です。
テスト期間が3週間以上先にある場合は シフトを減らす
テスト期間中に週4のシフトで困ることはテスト勉強をする時間が不足していることです。
解決する方法はシフトを減らすことです。ブラックバイトだとテストがある日でも平気でシフトを組んできます。
基本的にシフトを週4(25時間)から週2(10~12時間)に減らしましょう。1つのシフトは日曜日(5~6時間)です。
日曜日ならテストはないはずです。
もう1つのシフトは月曜~金曜夕方のシフト(5~6時間)です。
まだテストの日程が分からない場合であっても以下のように上司に伝えましょう。
すいません。大学生活と仕事が両立が難しいのでシフトを週4から週2に減らしたいです。
勤務する曜日は日曜日5~6時間と月~土の夕方勤務5~6時間です。合計10~12時間を希望します。
店とすれば、退職するよりもシフトを減らした方がマシです。最初から教えるのは大変ですから。
バイトとしてもいきなり辞めると収入が厳しいので、週2にしましょう。
ただしブラックバイトなので、今の店で働きながら違う店を探した方がオススメです。
もしもテスト期間中にシフトを減らすことを拒否されたら、その店は辞めましょう。シフトを減らしたい要望を拒否する店は基本的にアウトです。
「学業と仕事が両立できないので、2週間後に辞めたいです」と言えば、退職できます。
他にも使える退職する時の言い方について気になる人は以下の記事を参考にしてください。
テスト期間が2週間以内の場合は店を辞めていい
2週間以内にテスト期間中に休めない、シフトを減らせない店は辞めましょう。退職は成立します。
理由とすれば3つあります。
- 学業とバイトが両立できないことは民法の「やむを得ない事由」に相当する
- バイト先のシフト管理能力が乏しい
- 人が不足することを前提に店を経営するから
(やむを得ない事由による雇用の解除)
第628条 当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。
e-Gov法令検索より引用
大学生は大学とバイトを両立させるように生活しています。
大学生活とバイトなら、大学生活を優先することになるので、やみを得ない事由で退職が成立します。
むろん人が1人減って経営できないわけないので、人手不足を理由に引き止めても退職できます。
管理能力がないとはどういうことだ。ちゃんとシフトを大学生に伝えたぞ。
テスト期間が1か月前に迫ったら、上司はテスト期間のシフトについて大学生のバイトと相談します。まともな職場ならね。
大学生がバイトをしている理由は学費のためだからです。大学生にとって大学>バイト。
バイトに聞けばわかることを上司が聞かないことはシフトを反映させる気がありません。
テスト期間中にシフトを考慮しないで、いい加減なシフトを組んだら大学生は辞めます。「辞める理由が発生しないように努力しましょうね」というお話です。
辞めされてくれない場合、退職代行に頼みましょう。5万円は正直辛いです。
テスト期間中に勉強不足で単位を落とすよりはマシと割り切りましょう。
店をやめても新しい店に雇ってもらえる状況になる
大学のテストが終わると、人が足りなくなります。
- 夏休みの場合はお盆で里に帰る
- 春休みの場合は中国・ベトナムの人が春節で帰る
- 春休みは4年生が卒業・就職でいなくなる
- 大学生がインターンに参加する
人が足りないでシフト編成する人は春休み・夏休みにおける人手不足で悩みまくっています。
大学生のAさんとB君はお盆休みで1週間帰る予定。C君はインターンに参加する。
店長である私が7連勤(50時間)しないと大変だわ・・・。
まあ上記のように連勤を想像して困っている上司はいます。しかし、夏休みに大学生を休ませている職場ですから、ブラックではありません。大学生の希望をある程度かなえている職場です。
そんな悩んでいる場所に勤務経験のある大学生が応募すれば、採用される可能性は高いでしょう。
まともなバイト先に駆け込みましょう。週4が理想かもしれないけど、週2からでもいいです。
ブラック会社に従ってはいけない
ブラックバイトに従ってしまうサインを出してはいけません。
今回のサインは「テスト期間中に無茶なシフトに屈する」というサインです。
ブラックバイトに取り込まれてしまう人は徹底的に搾取されます。ブラックバイトを知らない人は「いや、退職すればいいじゃん」と思うでしょ。
私もブラックバイトについて知る前はそう思っていました。ブラックバイトは自分の要求に従う人間・逆らう人間に対してよく見ています。
言うことを聞かないで辞める人に対してはサッサと見切りをつけます。
本来ならバイトより大学が優先されるべきです。
しかし、ブラックバイトは個人の事情を無視して、バイト先の全身全霊で尽くすことを要求しています。 これがどんどんエスカレートしていきます。
テスト期間中に通常のシフトを組む→連勤10→サービス残業の強要→月100時間の労働 となってしまいます。
取り込まれる前にブラックバイトからは逃げましょう。
まとめ:テスト期間中にシフトを考慮しないバイトは退職しよう
世の中ブラックバイトばかりではありません。ちゃんとテスト期間中にシフトを考慮してくれるバイトは存在します。
ブラックバイトだとわかったら、早く辞めましょう。
記事のおさらい
- テスト期間中に休めないか?すぐに聞く
- テスト期間に休めないことが3週間以上前に判明したら、シフトを減らす
- テスト期間に休めないことが2週間以内に判明したら、その店は辞める
- ブラックバイトに従う前に逃げてしまおう