- 何かしようと考えたこともあったけど、それすら考えることもだるい。
- ゲームとネットばかりしていて眠いし、やる気なんて出ない
- 「ニートなら就職しなさい」ですって。できればやっているのよ。
ニート生活をしていると、人生どうでもよくなります。1年くらいニートしていれば、このまま働くこともなく人生終わってほしいなと感じます。
なにもしていないと、人生がとても辛くなります。仮に毎月30万円もらっても、何もしない生活だとやる気がさっぱり出ません。
ニート3年を経験した私が断言します。何もしない日々は辛いから、ちょっとでもいいから運動しましょう。
運動すれば、勝手にやる気が出ます。やる気があれば人生どうにかなります。
とりあえず行動して、無行動な毎日を変えましょう。
ニートとは無収入・無気力・無行動を満たした人
ニートはなんだと言えば、色んな意見があります。国の定義は以下の通りです。
ニートとは、15~34歳の若者で、仕事に就かず、家事も通学もしていない人をいいます。総務省の労働力調査によると、ニートの数は平成24年で63万人です。
厚生労働省より引用
私の考えるニートは「生活で必要最低限」のことしかできなくなった人です。飯食って、寝て起きて、トイレ行くだけの生活です。
この状態から脱出しないと大変なので、とにかく行動を増やしてみましょう。
ニートなら金とやる気は後回しでいい
ニートならお金とやる気は後回しでいいです。お金を稼ごうと思っても、実際に行動に移せないことがあるからです。
一度ニートの生活を始めてしまうと、経済的な理由でも働くことができません。インターネットで「ニート 金がない」と検索してみると、「お金がないから就職しなさい」というアドバイスが多く出てきます。
「お金がないから、働く」んなことは子供でもわかります。
しかしながら、ニートの人たちは就職も起業もせず、ただダラダラとした日々を過ごしてしまいます。私はもニートだったので、「お金がないけど、まあいいか」と思っていました。
お金を理由にして働くように言われても、ニートの人たちは実際には行動できません。みんなが働いていれば、社会問題になってません。
お金がないから、働けという理屈はわかるわ。けど、働くことって難しいの。
「何もしない自分」を最初に解決する
無行動はとにかく辛いです。
睡眠、食事、トイレだけの生活はマジで疲れます。もし、毎月100万円をもらってもニート生活に戻りたくないです。
仕事や起業、趣味など何でもいいので、とにかく行動を増やすことが大切です。なぜなら、生活に必要なだけの行動だと、やる気がどんどん低下してしまいます。
私がニートの時、起きている間にすることは主にネットとゲームの2つだけでした。しかし、あまりにもゲームをやりすぎると飽きてしまいました。
退屈な1日で昼寝を3時間してしまい、夜に眠れなくてイライラしました。しかも、体を動かすことがまったくないので、寝る時に腰が痛くなってしまいました。
1日でもいいから、ちょっとの行動を加えていくことが大切です。
行動しろと言われても無理。やる気ないから夕方まで寝たいわ。
やる気がないのは当たり前のことです。正しいことを言われても、なかなかやる気が出ません。私自身もニートの頃はなかなか行動できない日々を過ごしていました。
しかし、やる気がなくても行動することができる理由は「いつもやっている」からです。ニートだけでなく、サラリーマンでも働く気持ちなんてテキトーです。
やる気がない日でも出勤し、職場で働くことができます。私も会社で働いていた時、やる気はほとんどありませんでした。
あ~仕事早く終わらないかな~。クソババアの説教は聞き飽きたわ。
ま・・・まるでやる気ないわね。
毎日散歩する人はやる気がなくてもできます。私もお風呂に入る前にはいつも読書や運動をしていますが、やる気なんてフツーです。
ただ、いつもやっているから習慣化されているだけです。
【ニート脱出】最初にやることは運動でいい
運動は少しでも始めることが大切です。毎日少しずつ運動を続けることで、徐々にやる気が出てきます。
運動をすることは心身の健康にとっても重要なことです。運動することでストレスを解消し、気分がリフレッシュすることができます。
運動を習慣化することで、自分から行動できるようになります。
行動を起こすことはつらいです。けど行動をしない毎日はもっと辛いです。辛いですけど、運動しましょう。
少しでも運動をすれば暇すぎて苦しい日々から解放されます。運動以外に興味がある人は以下の記事を参考にしてください。
>>【ニート歴3年】暇すぎる30代ニートに無料で楽しめる趣味6選でまとめた
ネットとゲームを60分したら運動する
運動は健康にとって良いことです。しかし、多くの人が運動をしていません。
それは、運動しなくても大丈夫だと思い込んでいるからです。しかし、運動しないことは健康に悪影響を及ぼす可能性が高いです。
たとえば、1時間座りっぱなしだと身体に悪影響を与えます。そこで、ずっと座っていないで、定期的に運動することが重要です。
運動しているかどうかにかかわらず座りすぎていると寿命が短くなることも報告されています。(以下省略)
そして、運動習慣のあるなしにかかわらず、座位時間が長いと死亡する危険度が高いことが示されました。
座位行動 – 厚生労働省より引用
逆に1週間で150分運動すれば、健康にいいです。座りすぎの生活を改めて、運動する習慣を身につけましょう。
- ゲームで1時間遊ぶ
- 10分運動する
このサイクルを繰り返すだけでいいです。
運動は「散歩、ランニング、筋トレ」なんでもいいから、自分の好きなことで大丈夫です。考えるのが面倒な場合は、自宅の庭でランニングや反復横跳びを行ってみましょう。
10分間運動すれば十分です。
もし5時間ゲームをする場合、1日に50分間も運動することになります。
10分ならやれるわ。
きついなら、1分でもいいぞ。
目標は1週間で150分の運動を目指してみよう
運動することに慣れたら、1週間の運動目標は150分を目指してみましょう。理由はWHOが1週間の運動は150分が適切と言っているからです。
成人(18歳~64歳)の運動量は最低でも75分~150分
WHO身体活動・座位行動ガイドラインより引用
健康予防のために運動をしましょう。お金があっても入院した時の嫌な気持ちは取り除けません。
運動をすることで体には間違いなく良い影響を与えます。WHOでも学校で運動するように推奨しています。
例えば、6時間ゲームをしたなら、毎日1時間の運動をすることができます。1週間で計150分を目標にして、余裕で達成可能です。ゲームを楽しんで、運動するなんていい日常じゃないですか。
ゲームの合間に運動すればいいのね。簡単じゃない!
1時間ゲームで遊んだから、10分運動しましょう。
運動を継続する方法
「朝・昼・夕方・夜」で運動する
まとまった時間に運動をするよりも、1日の運動時間を分散させましょう。
- 1回の運動が15分でいい
- 座りすぎをなくせる
- 昼夜逆転を防げる
少しでも時間があれば運動をすることが大切です。お昼ご飯を食べた後に「今日は1時間散歩するぞ!」と意気込んでも、最初の1日でやめてしまいます。
それに比べて、時間を分散させる方が楽に続けられます。運動を分散させることで、昼夜逆転を防ぐこともできます。
昼夜逆転の治し方については以下の記事を参考にしてください。
>ニートが昼夜逆転を治す方法:朝起きて16時間起きていればOK
体を動かせばなんでもいい
とにかくなんでもいいから体を動かしましょう。ニートなんだから運動量は「ほぼゼロ」です。ちょっとでもいいから体を動かせばいいです。
- もともとの運動量が「ほぼゼロ」だから
- 運動の習慣化は1日10分でもいいから
- 動けば楽しいから
- 悩みが減るから
たとえば、散歩や階段の上り下りの運動は身近な場所できます。
何かを始めるには最初の一歩が一番大変です。なぜなら、0→1にする作業はとても大変だからです。ひきこもりになっちゃうと家から出ることができません。
1か月家から出れなくなると、信じられないことに外に出ることすらできません。
まずは行動に移してみることが大切です。少しずつでも続けていけば、運動が身体にとって必要不可欠なものになります。
外出できないで困っている人は以下のページを参考にしてください。
>>【マイペースでできることから】ひきこもりニートが外出する方法
運動をして無行動を解決するメリット
運動をすると、当然だけど体にいいです。私もニートで何もしてなかった頃と比較すれば、ストレスがとても減りました。
暇すぎる時間があると悩んでしまって、昼寝をして体調がどんどん悪くなります。運動をすれば、暇な時間に悩みことがなくなって、健康な日々を送れています。
- 昼夜逆転が治る
- 飯が上手くなる
- 気持ちが前向きになる
昼夜逆転が治る
昼夜逆転が治ってしまえば、色々なことにやる気が出てきます。読書をしたり、どこかに行きたくなったり、料理を作りたくなったりするものです。
しかし、朝・昼・夕方・夜で不規則に起きている日常では、やる気が出ません。夕方に起きた日に何かやると言われても、夕方に起きた時点で自己嫌悪で、ゲームをするだけでやっとです。
運動を少しでもいいから継続すれば、昼夜逆転は治せるのでやる気ができます。
飯が上手くなる
運動を毎日していると、飯がおいしくなります。
同じものを食べていても、暇すぎると飯がまずいです。ちょっとでも行動すれば、飯がおいしくなります。
例えば、納豆やキャベツでも気分がいいのでおいしいです。
ご飯の前にちょっと運動をするだけで、飯がおいしくなります。1分でもいいから、ご飯を食べる前に運動してみましょう。
同じものを食べているのに、飯がおいしくなると生きていて良かったと感じます。
気持ちが前向きになる
運動をすると気持ちが前向きになります。私自身も運動を始めたことで気分が明るくなり、たとえ10分だけでも運動することで目標ができ、それを達成するために努力するようになりました。
運動をしていない頃は何も目標がなく、生活がダラダラになっていました。張り合いのない生活を過ごすのは辛いです。
運動にはリスクがなく、気分転換にもなります。日頃とは異なる刺激を得ることで気分転換につながり、嫌な考えや気持ちを忘れることができます。
まとめ:無行動を治せば人生どうにかなる
何もしない生活は本当に辛いです。辛いけど簡単に解決できます。何か行動を起こせばいいだけです。
その行動は「少しでもいいから運動をしましょう」というのがこの記事の主張です。
ゲームしてもいいから、1時間で区切って10分運動しましょう。これだけで人生が楽になります。
記事のおさらい
- ニートなら無行動から治そう
- 運動を少しでもいいから始める
- 行動しない日常は大変。人生ハードモードだからやめとけ。
ニートの生活を他にも「人生マジでどうしようもない」と思っている人は以下の記事を参考にしてください。