同じ本を繰り返し何度も読み直す方法

読書
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同じ本を何回も読みたくない人
「1回読んだだけでは理解できないとわかっている。数学の問題と一緒で何回も解けば慣れるから。

けど、同じ本を内容はわかっているから、読み直してもつまらない。

そもそも何回読み直せばいいの?目安なんてあるの?

新しい本をどんどん読んだ方が楽しそう。」

同じ本を何度も読んでいる時、確かに飽きてしまいます。

そこでこの記事では読書歴5年で本を1000冊読んだ私が本を何度も読み直す方法について解説します。

ちなみに1回目の読書方法なんて知らない人は以下のページを参考にしてください。

>>【読書初心者】読書で最初の本を見つけて読む方法

この記事の内容

  • 本を何度も読み直すコツ
  • 本を何度も読み直すメリット

読み直すコツは本を1回読んでいれば、今日から実践できる内容です。

同じ本を読むとマンネリを感じて当然

1度本を読めば、本の内容を知っている状態です。完全にネタバレです。

どんな名作でも展開がわかってしまうと、つまらないものです。

小説で1回読んだら、始まりから終わりまでどんなことがあったのか知っています。

1回目に本を読んでいる時は先の内容がわかりません。だからこそどんな展開になるのか楽しくて読みます。

  • このあと、どんな状況になるのか?
  • 主人公はやっていけるのか?
  • ライバルはどうして闇堕ちしたのか?

最初に読んだ時はわかならいことがいっぱいあるから、次の内容が気になります。

しかし1度読んでしまうと、ワクワクしません。

2回読んでも、3回読んでもマンネリを感じて同じ本を何回も読めない事態になります。

同じ本を何度も読み直す方法

1回目と違う読み方をしましょうね。同じ読み方だと飽きます。

ゲームなら同じプレイをしても飽きます。同じように敵を倒しても退屈です。

ちょっと今までと違った遊び方をします。

ドラクエで魔法禁止やモンスターを仲間にしないなどの縛りプレイで楽しんだりします。

読書も一緒で1回目と違う読み方をすれば、2回目以降も楽しく読めます。

制限時間を作る

1回目読んだ時は、制限時間を設けないで読書をする人が多いはずです。

もし、制限時間を設けていないなら、30分で本を最初から最後まで読んでみましょう。

1回目本を読んだら、2回目は30分で最初から最後まで読み直してみましょう。

いやいや、1回読むのに3時間もかかったから無理でしょ。

3時間かかって読んだ本を30分で読みなんて無理かもしれません。

けどね、やってみるとこれ意外とできます。

30分で読書しなさいという斉藤孝先生の読書法です。

30分でしろと言われたら、早く読もうとしてできるようになります。

1回も読んでいない本を30分で読み切る作業はキツイです。

だけど2回目なら1回読んでいるから基礎知識がついています。本の流れもわかっています。

30分ならスキマ時間で読める時間です。

気になった文章を3つ書き写す

1回読んだら、心に強く残った文章を書き写してみましょう。

あまりにも書き写す文章が多いと時間がかかるので、3つだけでいいです。

3つなら、10分で終わりから簡単です。

3つ書き写した文章の感想を書いておきます。

別に間違ってもいいから、自分の感じたまま書くだけです。

ノートよりもワードやエクセルに記録した方が良いです。

理由とすれば多くなりすぎて紙だと整理できないから。

気になったページを読み直す

自分の中でこの文章のところが気になった場所があるはずです。

最初から最後まで読むのもいいのだけど、面倒だと感じます。

面倒なら、気になった章だけ読めばいいです。

ちょっとだけ読むだけで全体の流れや知識が勝手に連鎖して思い出します。

「ああ、あれだ。あれ」みたいな感じで頭の中がグルグル巡ります。

1人ごとを言いながら読んでみる

普段集中して本を読んでいる人は声を出しながら読み直してみましょう。

1章や気になった文章をブツブツ言いながら読んでいると、気分がスッキリします。

普段私は本を読む時に声を出しません。

声を出さないでいるとストレスがたまるみたいで、ちょっとでもいいから独り言すると気持ちが楽になります。

NG例本を読む速度は下がるので、最初から最後まで読み直すやり方には適応しません。

 

 

同じ本を何回も読んだ方が理由

1回目よりも短い時間で読める

1回読んだ本は2回目読む時、はるかに早く読めます。

しかも飽きたと思うほど、早く読めます。

何故なら、内容がわかっているからです。

内容がわかっているから、ワクワクしないで日常のつまらない作業みたいになってしまいます。

 

今日も同じことの繰り返しでだるいわ・・・。

仕事であるあるで同じことをしているとマンネリを感じた経験は誰にでもあります。

読書でも1回読んだ時って同じことしていてだるいわという状態です。

言い方変えてみると「慣れた」状態です。

慣れた状態ならその本は1回読んだ時よりも慣れています。

慣れている状態なら早く読めます。

 

スキマ時間でできる

同じ本を何度も読む方が時間が短いので、スキマ時間で本を読めます。

1回目読んだ本が4時間だとします。4時間だとまとまった時間がないと最初から最後まで読めません。

2度目に読むのは内容がわかっているから、15分~1時間でできます。

15分なら、スキマ時間で読書できます。

  • 寝る前
  • 出かける前
  • お風呂に入る前後
  • 仕事に行く前

新しい本を読みまくる方法だとどうしても1冊にかかる読む時間が多くなります。

 

それにわからない本は読むハードルが高いです。なので、スキマ時間で読んだことのある本を繰り返し読む方が楽です。

何度も読み直す目安

何回読んでもいいとよく言われます。

読んでいる人の中では30回読む人もいます。

5回読めばいいという人もいます。

じゃあ何回読めばいいのと話なんだけど、これは理解できるまでです。

理解できるってどういうことかと、

  • アウトプット
  • インプット

ができる状態です。

 

アウトプットはどんな本だったのかワードやブログで200字から300字で説明できる状態です。

もしくは友達にどんな本だったのか会話できる状態です。

その本の書いてあることや疑問に答えられる状態です。

インプットの方は早く楽に読める状態になっていることです。

1時間ではなく、10分ぐらいで横になって眠い状態でも読める状態です。

あと個人的にですけど、自分の中で絶対に思い出せるまで読む込むことです。

あのシーンねぇ~。あの説明なかなか面白いよねと頭の中で思い浮かべる状態です。

具体的に言うと、ものすごいスラムダンクのファンの人がいます。

桜木が公式試合で脳天スラムダンクをぶちまかした時のリングしか見てない迫真の表情をいつでも思い出せる

この状態。漫画の1コマすら覚えている記憶がまさに理解している状態かなと思っています。

何回読むかではなく、理解できるまで読み込むことが目安です。

 

まとめ:本は繰り返もう

本は何回でも読んだ方が楽です。何故なら、せっかく1回読んでいるからです。

1回目読んでいれば2回目以降はストレスを感じずに読めます。

同じ読み方をすれば飽きるのですから、違う読み方をしながら楽しく読みましょう。

記事のおさらい

  • 1回読んだ方を同じ方法で読み直すことは面倒
  • 違う方法で同じ本を繰り返し読もう
  • 読み返す回数はインプットとアウトプットができるまで
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