- 読書しなければ、浮いたやつと思われそう
- 読書スキルがないと将来が詰んでしまうのか?
- とりあえず楽して読書を始められる方法を知りたい
読書をしていないことで不安になったり、「何か始めなきゃ」と焦ったりしている人も多いのではないでしょうか。
読書はたしかに素晴らしい習慣ですが、無理してまで始める必要はありません。自分のペースや気分に合わせて、自然と読みたくなったときに読書を始めれば十分です。
この記事では無理して読書をする必要がない理由を4つと無理しないで始められる読書の方法について解説します。
- 読書しないと駄目と焦っている人
- 読書して成長しようとしている人
- 読書をあんまりしていない人
無理して読書する必要がない理由:4選
無理して読書しなくていいです。読書以外に楽しいことはいっぱいあります。
無理して読書する必要がない4つの理由について解説します。
- 6割の人が本を読んでいない
- 読書しなくても生きられる
- 読書のほかに楽しいことはたくさんある
- いつでも無料で読めるから
始める時はハードルを下げてお気楽な気分で本を始めてみましょう。
【無理して読書する必要がない理由1】6割の人が本を読んでいない
文化庁が行った「国語に関する世論調査」によると、16歳以上の人に「1か月に何冊本を読みますか?」とたずねたところ、1冊も読まないと答えた人が62.6%でした。
10人中6人以上が1か月に1冊も本を読んでいないということになります。
たとえば、学校で6割の人が黒いTシャツ、4割の人が白いTシャツを着ていたら、どちらを選んでも気にする必要はないです。
読書だって、同じように「読んでもいいし、読まなくてもいい」。
「本を読めない自分はダメだ」とは思わないでください。6割の人が本を読んでいないんですから。
本を読むと楽しいこともたくさんあります。
ときどき、「成功している人はみんな読書をしている」と言って、本を読むことを強くすすめてくる人がいます。
確かに読書をしている人は人生が上手くいっているように見えます。しかし、読書をしない人も、ちゃんと元気に生きています。
学校のクラスメイトや友達を思い出してみてください。きっと本を読まない人もたくさんいたけど、ふつうに日常を過ごしていたはずです。
「読まないと人生が終わる」とまで思い込まなくて大丈夫です。読書はあなたのペースで、興味がわいたときに始めればいいものです。
無理して読書を今すぐ始める必要なんて、まったくありません。
【無理して読書する必要がない理由2】読書しなくても生きられる
読書をしなくても、ふつうに生きている人はたくさんいます。
本を読まないからといって、困ったことがすぐに起こるわけでもないんです。
「睡眠を取らない」とか「ごはんを食べない」となると命に関わる問題になります。一方で「本を読まない」ことは、命に直接関わることではありません。
読書は衣食住のような、生きるために絶対必要なものではないのです。
読書をしないからといって、「人生おしまい」になるわけではありません。「読まなきゃ将来生き残れない」と言われて、焦る必要はないのです。
実際、「読まない人は将来ヤバいですよ」といった言葉で不安をあおり、その不安から商品やサービスを買わせる商売もあります。何も知らない人達ほど、そのターゲットにされやすいです。
だから、「読書しない人間はダメ」とか「成長しないと見捨てられる」と思い詰めなくて大丈夫です。
たとえ本を読まなくても、いろんな経験をしていれば、ちゃんと前に進めます。
読書は、自分が「やってみたいな」と思ったときに始めればいいものです。焦らなくて大丈夫。
あなたのペースで、自分に合った方法で学んでいきましょう。
【無理して読書する必要がない理由3】読書のほかに楽しいことはたくさんある
読書以外にも、楽しいことは本当にたくさんあります。楽しいことを思うことをしてください。
たとえば、ドライブ、プラモデル作り、旅行、散歩、映画、アニメなど……。世の中には、楽しめることがあふれています。
自分が「楽しい」と思えることをしているなら、それだけで十分なんです。
「読書の方が勉強になる」「めだかの飼育はお金にならない」なんて比べる人もいるかもしれません。でも、どちらが“良い”とか“悪い”とか、そんなことを決める必要はありません。
その人が楽しく感じるなら、それが1番。自分の時間をどう楽しむかは、自分で決めていいのです。
「アニメを見るのが好き」「釣りをしている時間が幸せ」・・・。楽しいと思うことをしましょう。
私も読書が楽しくて、気がつけば10年以上本を読んできました。でもこれは、たまたま自分に合っていたから読書が続いただけです。
【無理して読書する必要がない理由4】:いつでも無料で読めるから
図書館が開いていれば、だれでも自由に本を手に取ることができます。
いつでも無料で読めるのだから、気分が乗った時に読書をやってみればいいのです。
たとえば、冷蔵庫にミネラルウォーターが入っていたとして、「今すぐ飲まないと!」と焦る人はいませんよね?水がいつでも飲めると思えば、自然と「あとでいいか」と思えるものです。
図書館に本があるという安心感があるからこそ、無理に今すぐ読まなくてもいいのです。
東京タワーの近くに住んでいる人が、毎日東京タワーに行かないように、身近にあるからこそ「行きたいときに行けばいい」と思えるのが図書館の良さでもあります。
図書館は、学生でも、社会人でも、無職の人でも、だれでも平等に利用できる場所です。
いつでも無料で、好きな本に出会える場所。それが図書館です。だからこそ、読書は焦らず、自分のペースで楽しみましょう。
無理しない読書の始め方
無理して読書しなくていいので、最初は負担をかけずにマイペースに読書をしましょう。
無理して読書するよりも長い期間ダラダラと読書生活を続ける方がはるかに楽です。
- 無料で始めてみる
- やる気がない時はちゃんと休む
無理して読書しない方法1:無料で始めてみる
最初はなるべく負担をかけずに始めてみましょう。「0→1」が1番大変です。
- 近くの図書館へ行ってみる
- 家のまわりを少しだけ散歩してみる
- 無料の画像生成アプリを使って遊んでみる。
こうしたことはお金もかからず、すぐに始められます。
いきなり「すごい趣味を見つけよう」「特別なことを始めよう」と思うと、かえって動けなくなることがあります。だから、まずは小さな1歩を踏み出すことが大切です。
たとえば、読書が気になるなら、本屋に行かなくても図書館で好きなジャンルの本を数ページ読んでみるだけでも立派な1歩です。
自分の成長を楽しむために、読書の記録をつけるのもおすすめです。「今日は10ページ読んだ」「この本は面白かった」と書き残しておくと、自分がどれだけ頑張ってきたかが分かるようになります。
お金をかけて始めると「せっかく払ったのに、つまらなかった」と後悔することもあります。だからこそ、最初は無料でできることから始めるのが安全で気楽です。
読書についても、正しい読み方にこだわりすぎなくて大丈夫です。
難しいことは考えず、自分のペースで、気になる本を自由に読んでみてください。
無理して読書しない方法2:やる気がない時はちゃんと休む
読書は心に少し余裕があるときのほうが楽しめるものです。
疲れていたり、気持ちが落ち込んでいるときには、無理に本を読もうとしても、なかなか内容が頭に入ってきません。
「今日は読めなくても大丈夫」と、自分を責めずに休むことが大切です。
毎日読書することを目標にしていても、忙しい日や疲れた日にはできないこともあります。
仕事や学校でも、体調が悪ければ休んでいいように、読書だって休んでいいのです。なぜなら、読書は義務ではなく「趣味」だからです。
「100日連続で読書するぞ!」と決めても、途中でできなくなったら「やっぱり無理だったね」と3日後に笑って終わっても問題ありません。
心が落ち着いていて、「読みたいな」と思えるときに少しずつ読むほうが、楽しく続けられます。
読めない日があっても大丈夫。読書はあなたの心のペースに合わせていいんです。
最後
私は読書が楽しいから「読書はした方がいい」とブログで言い続けています。
しかし、これ別に無理して読書をしなさいと言っていません。釣り好きな私の友人が私に「釣りした方がいいよ」と言っているのと一緒です。
楽しみたい時に始めればいいし、嫌になったらやめて、いつの日か読書を再開すればいいわけです。
無理して読書しないで、読みたい時に読書を始めてみましょう。
- 6割の人が本を読んでいない
- 別に他の趣味でもいい
- 読書しなくても生きられる
- 始められるなら図書館で読書を始めてみる
本を読んでみたいけど、どんな本を選べばいいんだという人は以下の記事も読んでみてください。
