- 忙しくてなかなか図書館に行けないな
- 読みたい本があるけど、図書館ってどうやって利用するんだろう?
- 読みたい本を図書館で調べることが面倒だ。
実は、ほとんどの公立図書館では、インターネット(ウェブサイト)から24時間いつでも本の予約ができるんです。図書館に1回も行ったことがない方でも大丈夫。
この記事を読めば、自宅にいながら、通勤・通学の移動中でも、スマホやパソコンから簡単に本を予約できるようになります。
この記事では、図書館のネット予約を始めるための準備から、予約をスムーズにする便利なツール、そして利用する際のちょっとした注意点をわかりやすく解説します。
ステップ1:図書館の利用カードを作成する
ネット予約はとても便利ですが、最初だけ図書館の窓口で済ませておくべき大切な手続きがあります。
この準備さえ終えれば、あとはいつでもどこでも好きな時に本の予約ができるようになります。
貸出券(利用者カード)の作成
まず最初に、図書館カードを作りましょう。これは、図書館で本を借りるための「会員証」のようなものです。
カードを作るためには、運転免許証や健康保険証など、あなたの住所や名前が確認できる書類を持って、利用したい図書館の窓口に行ってみてください。
図書館カードはその市町村に住んでいるか、通勤・通学している人なら誰でも作れます。
インターネット予約用のパスワードの発行(仮パスワード)
図書館カードを作る時に、一緒にネット予約用のパスワード(最初は仮パスワード)を発行してもらいましょう。
手続きはとても簡単で、窓口で「ネット予約用のパスワードが欲しいです」と伝えるだけでOKです。
発行された仮パスワードは、セキュリティのため、自分だけがわかる新しいパスワードに必ず変更してください。
図書館のウェブサイトにある「マイページ」から簡単に変更できます。この変更をしないと、予約サービスが使えない図書館もあります。
もしやってみてわからない場合が図書館の職員に再度「ネットから予約できないけど、どうすればいいのですか」と聞いてみましょう。
予約通知は「メール通知」がおすすめ
準備ができた時に、図書館からどのように連絡が欲しいかを選ぶことができます。おすすめはメールでの通知です。
登録したメールに予約が完了しましたと事務手続きみたいなメールを受信します。
電話はおすすめできません。予約が完了するたびに図書館の職員が毎回連絡してきます。正直言って電話で応対するのが面倒です。
メールなら、気が向いた時に連絡したことを確認すればいいだけで気楽です。
図書館の本を簡単に予約できる便利ツール「Calilay」
図書館のウェブサイトで本を探すだけでも便利ですが、「いつもAmazon(アマゾン)やネット書店で本を探す」という方に、便利な方法を解説します。
それがブラウザの拡張機能「Calilay」です。
ステップ1:ブラウザに「Calilay」を追加しよう!
まずはお使いのブラウザに「Calilay」をインストールします。
- Chrome / Microsoft Edgeの方: Chrome ウェブストアで「Calilay」を検索し、「Chromeに追加」をクリック。
- Firefoxの方: Firefox Add-onsで「Calilay」を検索し、「Firefoxへ追加」をクリック。
ステップ2:あなたの「行きつけ図書館」を登録しよう!
ダウンロードしたら、次は設定です。ブラウザの右上にある「Calilay」のアイコンから設定画面を開き、あなたがよく利用する図書館を登録しましょう。
最大5館まで登録できるけど、まずは自宅から1番近い図書館を登録しておきましょう。
ステップ3:あとはAmazonで本を見るだけ!
設定はこれで完了です!あとは、いつものようにAmazonで気になる本を探してみてください。
本のページを開くと、「〇〇図書館:蔵書あり」「△△図書館:貸出中」といった情報が自動で表示されます。
「あ、この本、図書館にあるんだ!」とわかったら、表示された「予約する」ボタンをクリックします。すると、その図書館のウェブサイトの予約ページに直接移動します。あとは、貸出券の番号とパスワードでログインして、手続きを完了させるだけです。
「Calilay」を使うメリット
【メリット1】いつでも予約できる
ネット予約を使えば、図書館の閉館時間に予約できます。図書館はだいたい8時以降は閉館しています。
8時間ぐらいにamazonで本を気晴らしで見ることは私は結構あります。「お、この本いいじゃん」と思ったら、予約できます。
夜の9時に図書館行っても閉館しているから、予約手続きできません。
いつでも予約できるネットならマイペースに予約できるので、気軽に本を借りられます。
【メリット2】遠くの図書館も予約できる
遠くの図書館の本も近くで受け取れるというメリットです。同じ市町村内の図書館であれば、ある館にある本を、自宅や職場の近くにある別の館に取り寄せてくれるサービスがあります。
たとえば、札幌市中央区にある図書館を札幌市西区の人が読みたいとします。イチイチ中央区に行かないで、西区まで取り寄せてくれます。図書館が勝手にやってくます。
遠いの図書館に行く必要ありません。同じ市にある図書館の本はすべて取り寄せてくれます。
これは「図書館に行く時間がない」という方にとって、非常に便利なシステムです。
【注意すること】取り置き期間を確認しておこう
予約した本が準備できると、多くの図書館で1週間ほどの「取り置き期間」が設けられます。
この期間を過ぎてしまうと、予約は自動的にキャンセルされるので、図書館のウェブサイトで期限を必ず確認しましょう。

取り置き期間は1週間から2週間です。利用する図書館によって違うので確認しておきましょう。
人気のある本は、予約が殺到して順番が回ってくるまでに数ヶ月、時には1年近くかかることもあります。
最後
図書館のネット予約は、あなたの読書環境を快適にする素晴らしいサービスです。
無料なので、図書館カードを作成したら、ネットから図書館の本を予約できるようにしておきましょう。
- 図書館の窓口で図書館カードとパスワードを作成することから始める
- ブラウザの拡張機能「Calilay」を利用する
- ネットからの予約なら「いつでも」予約できるようになる