- 本を読んでみたいけど、結局読めない
- 家で忙しくて本を読む時間なんてない。
- 読書の基本なんてさっぱりわからないけど、月に10冊くらい読めるようにして。
「読書をしましょう。」と子供のころから先生に言われた経験は1回はあります。でも、多くの人は読書をしていません。
読書をしない原因は「本を読めないけど、どうしたらいいのかわからない」と悩んでしまうケースがとても多いです。 私は読書が趣味になってから、今まで1000冊の本を読みました。
私も最初は読書ができませんでした。大学生の頃、読書をしようと図書館に入って1冊も読んでいない学生生活を過ごしていました。
本を読むようになった時期も30代になってからです。読書の経験で自分でも失敗したことは山ほどあります。
この記事では初心者でも本が読めるようになる「読書の基本」となる方法について解説します。
この記事を読めば「年間1冊も読んでいない人でも読書ができる技法と心構え」が理解できます。 読書習慣を身につけたい人は最後まで読んでください。
【本の選び方】読書初心者が読みやすいおすすめの本の特徴:4選
読書を始める時、ハードルを低くすれば本が楽しく読めます。ハードルを低くするには、初心者でもわかる本を選ぶことが大切です。
初心者でもできるやり方なので、以下の方法を参考にしてください。
- 映像化された本
- 売れている有名な本
- 興味のある分野
- 初心者向けの本
映像化された本
- 登場人物の心情描写がわからない。
- 物語の設定が読んでいて、難しい。
映像化された作品を見ることで、物語のストーリーや登場人物をイメージしやすくなります。
- 人物の顔がわかる
- 風景や心理描写が映像と演技で表現されている
- 座ってテキトーに見ているだけでいい
- 原作と比較できる
例えば「ハリー・ポッター」シリーズの映画を見たら、映像化された作品と原作を比較して楽しんで読めます。
映画だとハーマイオニーがキレイだけど、原作だとあんまり美人設定じゃなくて驚きました。
映像ならなんとなく見ていても、ストーリー展開が頭に入ります。まずは、映像を見てから本を読んでみましょう。
簡単な本なら読めると思ったけど、読めない人は以下のページを参考にしてください。
>>【読書できない】簡単な本が読めない人は最初にDVDを見てみよう
最初に映像作品を見て、本を読めば展開がわかるから復習気分で読めるわ。
最初から最後まで読めないなら無理せず、他の方法を探ろう。
売れている有名な本
とりあえず売れている、有名な本を読むことをおすすめします。有名な本はわかりやすく解説した本があるからです。
たとえば、自己啓発の本である「7つの習慣」は、ベストセラーになっています。有名な作品はわかりやすい解説本が出版されています。
原作の和訳がおかしいときは、わかりやすく解説本がオススメです。
「13歳から分かる!7つの習慣」という本がその例のひとつです。この本は自己啓発書「7つの習慣」を13歳でもわかるように解説したものです。
このように、有名な作品ほどわかりやすく解説された本が多いです。さらに、ネット上には、レビューや実践例がたくさん存在しています。
分かりやすい解説本を読んだら、ベストセラーを読んでみましょう。
- 手順1わかりやすい本を読む13歳対象なら読めます。
- 手順2ベストセラーを読む解説本を読んだから、わかります
映像化されていないなら、わかりやすく解説した本を読んでみればいいのね。
有名な本は解説した本がいっぱいあるぞ。
興味のある分野
好きな本を読めばいいとネットで書いてあったけど、好きな本なんて具体的にわからないわ。
どんな本を読めばいいのか教えてちょうだい。
自分自身が興味を持っている本を読む方法がおすすめです。興味のあることから、本を読んでみましょう。
- 手順1きっかけは何でもいいゲームやTVで興味を持つ
- 手順2わかりやすい本から読む興味があれば、簡単な本なら読める
- 手順3文章中心の本を見る簡単な本を読んでいるから、知識がついている。
興味を持っている分野に関する本を読むことが1番大事です。興味がないのに、本を読んでも苦しいだけです。
興味を持つきっかけは何でも構いません。自分が興味を持った分野に関する本を読んで、その分野に関する知識を深めましょう。
そもそも興味や疑問がないから、読みたい本がわからない人は以下の記事を参考にしてください。新聞・メディアを利用した情報集の仕方について書きました。
初心者向けの本
読書に対して苦手意識がある人は簡単でわかりやすい初心者向けの本を選ぶことが大切です。
初心者向けの本は文章がシンプルで読みやすく、専門用語をできるだけかみ砕いた表現を用いています。
1日30分程度の読書時間がない人でも読めるようになっています。
- 表やイラストがある
- 専門用語をわかりやすく解説する
- 人気がある
例えば、「カラー版 徹底図解 日本の城」は日本の城に関する基礎知識や有名な城についてイラストを使ってわかりやすく説明されています。
いきなり難しい本を読んでしまうと、初心者は読書が嫌になってしまいます。
簡単な本ばかり読んでいても結局頭に入らない。だから難しい本を読むべきという話を聞いたことがあるわ。
難しい本を読めば、いつまでも記憶に残るというわけでもありません。難しい本を読んでも、基礎知識がないので本が読めません。
読書初心者の方には、簡単な本から読むことをオススメします。簡単な本であっても、自分が興味を持てる内容を選ぶことで、少しずつ理解が深まっていきます。
自分の知識や経験が増えたら、少しずつ難しい本に挑戦していきましょう。
最初は難しい本を読めずに、簡単な本を読めばいい。
読みたい本を見抜くスキルを鍛える方法
本を選ぶ方法はノーリスクで失敗してもいいから、何回でも本を選びましょう。失敗を重ねていれば、そのうち上手くなります。
本を選ぶ時に買うとお金がかかってしまうので、図書館で読む本を選んでいきましょう。図書館で本を選ぶ方法は以下の通りです。
- タイトルと見た目で本を選ぶ
- 本の中身を流し読むする
- 図書館で10冊の本を借りる
タイトルと見た目で本を選ぶ
タイトルと見た目で本を選んでみることが重要です。何故なら、本のタイトルと見た目はamazonで簡単に検索できるからです。
- 忘れてしまった
- 14歳からの
- 図説・イラスト
- 大全
以上のようなキーワードを含むタイトルだと読者初心者でも読みやすい本になっています。
しかし、タイトルと違って本の内容が難しい場合もあります。いわゆるタイトル詐欺です。本をある程度読めるようになっても、読めない本を選んでしまう経験を味わいます。
図書館ならいくら読めない失敗をしても無料だから、心配ありません。
図書館で本の中身を流し読むする
本の選び方のポイントとして、タイトルだけでなく本の中身を全体的にペラペラでもいいから読むことが大切です。
- 本のタイトルと表紙
- 図説やイラストがあるかどうか
- 最初から最後まで5分で流し見をする
- 本の真ん中を読む
最初の方にはわかりやすい図説やイラストがあったのに、本の中盤まで行くと文章だけの書籍がたまにあります。
なぜなら、売る側が最初にしか力を入れないからです。中盤あたりになると、いい加減になってしまいます。
図書館なら、本を借りる前にペラペラと中身を見ることができます。図説やイラストがあるかどうかを確認して、自分に合った本を選びましょう。
書籍の真ん中あたりにイラストや図解があるか要確認だぞ。
図書館で10冊の本を借りる
図書館で本を借りるときは10冊借りることをおすすめします。
- お金の負担がない
- 本を選ぶ経験が足りない
- 良い本だと判断しても、読めない場合があるから
10冊借りても「ハズレ本」を選んでしまいます。私もわかりやすいと評判の歴史を本を読んでも、「あれ読めない」という経験をしました。
読んでわからなかった本は以下の本です。タイトルを見ても図解で本の中身もイラストや図説が多くあります。
でも、当時の私は読めませんでした。
読書始めた頃は経験がないから、本が読めない場合がけっこうあります。経験不足を補うには、経験をたくさん積むしかありません。
図書館にはたくさんの本があるため、自分に合った本を見つけて楽しんでください。
お金の心配がないなら、いくら失敗しても大丈夫ね。
失敗しまくっても、いいから読みまくれ。
本を読んでいない社会人が読書習慣を作る方法
読書は人生にとってとても役立って楽しいことです。知識を増やし、色々な考え方を知ることで人生がより豊かになります。
しかし、忙しい人にとっては読書の時間を確保することは難しいです。
この章では、忙しい社会人でも読書習慣が身につく方法について解説します。
- 15分でいいからスキマ時間で読書する
- PCとスマホの電源を切る
- アラームを利用する
15分でいいからスキマ時間で読書する
毎日まとめて3時間も読書するのは難しいため、15分間で本を読むことが大切です。毎日15分の読書で読書習慣を身につけることができます。
15分では1冊の本を読み終えることは難しいかもしれませんが、1日に15分の読書時間を作ることはできます。大切なのは毎日続けることです。
短い時間でも続けていけば、読書が習慣化し、自然と読書量も増えます。
- お風呂に入る前
- 通勤時間
- 昼休みの休憩時間
- 寝起きの時間
本の読み方は15分しかないから、最初から読めばいいです。寝る前に読んだページを読み直せばいいです。
15分間の読書時間を繰り返していけば読書習慣を身につけることができます。本を読む時間がないと思っている場合でも、寝る前の15分間を利用することができます。
前に読んだページを読み直すことで、物語の流れを思い出しながら、続きを読むこともできます。
スキマ時間の活用方法について詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
>>【本を読む時間がない】読書時間を作り出して、スキマ時間に本を読む方法
PCとスマホの電源を切る
読書に集中するためには、スマホやPCの電源を切ることが重要です。スマホを使っていると、つい他のことに気が散ってしまい、集中力が落ちます。
スマホやPCとの距離を取り、集中できる環境を作りましょう。
PCを使う場合はネット接続を切断することで、読書に集中できます。ネット上の情報に飛びついてしまうことがないよう、集中することを意識してください。
スマホは電源を切ってもすぐに起動できるので、別の部屋に置くか、箱にしまっておくことが効果的です。
外出時は仕事以外なら、家に置いておくことも有効です。緊急な用事以外は、返信を遅らせても問題ありません。
スマホなしの生活なんて無理だわ。
3時間本を読んでいれば、スマホをしたくなります。だけど、15分のスキマ時間ならスマホしなくても大丈夫です。
読書習慣を身につけるためには、スマホやPCを手元に置かないようにすることが重要です。目につく場所にあると、ついつい操作してしまうものです。
アラームを利用する
本を毎日15分でも読む習慣を身につけるには、アラームを利用するのが効果的です。
習慣化するためには、毎日15分の読書を行うことが重要です。繰り返し行うことで、自分の心と体がその行動を自動的に行うようになります。
毎朝起きたら15分の読書時間を作ることにしましょう。起きたらすぐに15分のタイマーをセットし、読書を開始します。15分経っても眠くても、アラームが鳴るまで読書を続けます。
アラームじゃないとダメなの?紙に何時から何時まで読書をするでいいじゃん。
紙に書いても簡単にサボってしまいます。紙に「6時から6時15分は読書をする」と書いても、「やっぱり今日はやめよう」と後回しにしてしまいます。
アラームを設定したら、手の届かない場所に置いておくことで、強制的に読書時間を作ることができます。
繰り返し行うことで、毎日読書をする習慣を身につけることが可能です。
読みたい本を手元に置いておく
手軽に本に触れることができる環境は読書のモチベーションを高めるために必要なことです。
- 自分の机の近く
- 居間
- 枕の近く
手の届く範囲に本が置いてあれば、気分転換目的で本を読めます。スキマ時間に本を読むには近くに本があればすぐに読めます。
スキマ時間で読書するなら、手の届く範囲に読みたい本を置いてください。
読書初心者におすすめする本の読み方:3選
本を読み始めた頃はどんな読み方がいいのかよくわかりません。私も最初速読にハマって、何冊読んでも知識がスカスカだった恥ずかしい体験をしています。
読書を始めた人が失敗を繰り返さないために、私が本を読めない人にオススメする本の読み方は以下の方法です。
- DVD・初心者向け・マンガ・書籍を併読する
- 速読で何回も読み返す
- アウトプット前提の読書をする
最初に簡単なやり方で基礎知識を身につけて、その知識を何回も反復する方法です。何回も本を読んだら、アウトプットを始めてみましょう。
同じタイトルのDVD・初心者向け・マンガ・書籍を併読する
一緒のタイトルで色んな媒体を組み合わせて読むことをおすすめします。何故なら、基礎知識がない状態からいっきに詳しくなるからです。
以下のような手段を併用するのが一番効果的です。
- 文明の道 第8集 クビライの夢
- ジュニア版 NHKスペシャル文明の道〈3〉
- NHKスペシャル文明の道―Comic version (2)
- NHKスペシャル 文明の道 第5巻
- 「NHKスペシャル 文明の道 第5巻」編集者の杉山正明の本を読む
知識を鍛えるなら、最初に色んな手段があった方がいいです。手段がいっぱいあれば、読書初心者でも本を読むきっかけになります。
最初はDVDを見たり、マンガやわかりやすい解説本を読んで、何となく流れを掴みましょう。流れを掴んだら、書籍を読めます。マンガやDVDである程度の知識を得ているからです。
読んでわからないなら、もう1回DVDを見るか、わかりやすい本を読みましょう。
本を読むのが大変ならDVDや子供向けの本と併読すればいいわけね。
「紙の本の難しい本しか読むな」と読み始めた頃の私が言われたら、私は読書をしていなかっただろうな。
速読で何回も読み返す
読書は理解したページを何度も読み返す方法が効果的です。RPGでもクリアしたマップなら1周目より簡単にできます。
復習するときは速読がおすすめです。速読は復習に適している読み方で、何度も理解したページを読み返すと自然と読むスピードが上がるからです。
たとえば、1章の読みに20分かかったとした場合、2回目は12分ほどで読むことができます。速読は復習のために何度も読み返すことができる読書法です。
また、速読はスキマ時間にも適しているため、暇な時間に何度でも読み返すことができます。
何度も読み返すことで飽きてしまった場合は、音読をしたりオーディオブックを聴いたりすることもおすすめです。
アウトプット前提の読書
アウトプット前提の読書は定番の読み方です。理解したつもりが実は全然文章で説明できない経験をします。
アウトプットの方法は以下の通りです。いきなり文章を書かずに、1度読み切った本でアウトプットをしましょう。
- 手順1ページ数をメモるいきなり文章だと多すぎて、嫌になります。
- 手順2気になったページを読むメモしたページをすべて読みます。
- 手順3気になった文章を書き写す書き写すのが面倒ならkindleでコピペする
気になったページをどんどん書いてください。
最初から書き写せばいいじゃない。
最初からアウトプットをする目的で本を読むのは避けるべきです。最初から気になったページや文章を書き写す量が多くなりすぎるからです。
300ページのうち150ページも書き写してしまった経験が私にはあります。
最初は併読して、何回も速読することから始めましょう。何度も速読したら、気になったページを書いて、気になった文章を書き写したほうがいいです。
何回も読み直して、気になった文章は自分にとって大事な文章です。
読書にとって最も必要な能力:3選
- 本を読むための基礎知識
- その分野に対する興味
- 読む技術
この3つがとても大事です。読書の心技体みたいなもので、どれか1つがないと本が読みずらくなります。
特に基礎知識がないといくらやる気と技術があっても本を読めません。
やる気と知識と技術があればどうにかなるのね。
その3つがあれば、どんな本でも読めるぞ。
基礎知識があれば本を読める
基礎知識があれば、大体の本が読めます。何故ならある分野の用語や概念について理解があれば、その分野の本を読むときにスムーズに理解することができます。
- Zガンダムのアニメを見た→小説版「Zガンダム」が読みやすい
- 大河ドラマ「太平記」を見た→太平記に関する本が読みやすい
- イギリスへの旅行経験がある→イギリスの旅行本が読めやすい
ちょっとくらいわからないことでも、本なんか読めそう。
全く知らない分野の本を読むことは退屈です。ガンダムについて何も知らない人がガンダムの本を読んでも、途中で飽きます。
自分が読みたい本について基礎知識を身につける必要があります。不足している知識を補うために、基礎知識がわかりやすく書かれた本から読むことをおすすめします。
その分野に対する興味
本を選ぶ時にはその分野に対する興味が重要です。
- どうしてという疑問があるから
- やってみたいけど、できるかが不安である
- 本当かどうか確かめたい
健康診断で体重が増えてしまったため、ダイエットに関する本を読みたいと思います。リバウンドしたくないから、失敗談を参考にします。
間食を避ける方法や運動に関する内容を読みます。
興味があれば本は読めます。知識好奇心をもって読書してみましょう。
興味のある分野ってなんでも本になっているの?
ほとんどの人が思いつく悩みや興味は本で書かれています。地震に備えるための本やあおり運転に関する本など、様々な分野の本があります。
自分が興味のあることを基準に本を選んでも、大丈夫です。
読む技術
いろんな読み方を身につけているほど、本が読みやすくなります。どんなことでも方法を知っていれば、物事は楽に解決できます。
例えば、最初は目次だけ読むとか、なるべく平仮名は読まずに漢字だけで読むといった技があります。
知識や興味があれば根性で読めます。しかし読む方法を知っていれば、復習やアウトプットの時に必要に応じた読書をすることで、本の理解力が向上します。
ただしいくら技術があっても、基礎知識がないとあまり効果は発揮されません。まずは、興味と基礎知識を身につけておきましょう。
最低限知っておいて欲しい読む技術は以下の3つです。
- 速読・・・復習や読みたい本を判断する時に便利
- アウトプット読書・・・ある程度読んだ本の情報を整理する時に便利
- スキマ読書・・・短時間で本を読む方法
本を読んでいない人が考える読書に対する3つの誤解
本を読んでなかったころの私は大きな誤解をしていました。難しい紙の本を何冊もじっくり読んでいる人は凄いという誤解です。
1000冊読んだから言えます。紙の本を1000冊読んでいようが大したことありません。読書はどんな読み方をしてもいいし、どんな本を読んでもいいからです。
読書に関する以下の誤解について解説します。
- 最初から最後まで本を読む
- 紙の本を読むしかない読まない
- 読んだ数よりも質の方が大事
最初から最後まで本を読む
読書初心者は最初から最後まで1冊の本を読まなければならないと思ってしまいがちです。私も読書を始めた頃は1ページ目から最後のページまで真面目に読もうと思っていました。
しかし、最初から最後まで読む必要はありません。
- 作者の文章のスタイルが合わない
- 読み飛ばしていいから
- 本1冊を読み切る根気がない
会社でもそうだけど、今の会社が合わないと思ったら、転職を考えます。
転職だと失職のリスクがあるけど、読書なら別の本を読み替えても全くリスクありません。今の本を読んでいて、辛かったら違う本を読んでみましょう。
文章だけの紙の本を読む
文章だけの紙の本を読むことだけが読書であると思い込むのは誤解です。
- マンガ
- DVD
- イラスト・図説
- 絵本
- テレビ
読書をする時に大事なことは基礎知識を鍛えることです。私は人類の進化について学ぶために、NHKスペシャルのDVDや、中学生でもわかる図解付きの本を読んでいました。
最初の頃は読書や基礎知識を身につける習慣がなかったため、紙の本はなかなか読めませんでした。疲れたらDVDを見て、徐々に基礎知識を身につけていきました。
DVDを見て、本を読めば見た内容を復習できます。
文章しかない紙の本を読んでもなかなか最初は理解できません。むしろマンガやイラストや図解付きの本の方が初心者にとっては読みやすいです。
読んだ冊数にこだわる
読書初心者の人たちは、読んだ本の数が多いことが重要だと誤解しています。
読書を始めた当初は、「1か月に30冊読んだ」「1年で300冊読んだ」という話を聞くと、自分も年間300冊読めるようになりたいと焦っていました。
しかし、本を読むことで大切なのは読んだ数ではなく、自分のお気に入りの本や著者の本を深く読むことです。
読んだ本の数を増やすだけなら、簡単にできてしまいます。けどいくら読んでも読んだ内容を理解していてないとあんまり意味ないです。
本当に大切なことは、読んだ内容を自分自身のものにすることです。
自分にとって意味のある本を何度も読んで、様々な視点から読み直すことで、本から得られる知識や感情を深く自分の中に取り込むことができます。
確かにせっかく本を読んでも覚えていないともったいないわね。
読んでも忘れないように、何回でも繰り返し読もう。
1000冊読んだ私が考える:本を読む4つのメリット
読書をするメリットについてはとにかく楽しいです。読書の最初のやり方を知っていれば、知識はどんどん身について、楽しくなります。
知識も増えて、コミュ力も向上するから、読んで損はありません。
- 知識が身につく
- コミュニケーション能力が上昇する
- 本を読めば読むほど楽しくなる
- 暇すぎる時間が楽しい人生になる
読めば読むほど楽しくなるから、どんどん読んでしまえばいいわけです。
なんだか根性論みたいだけど、とにかく読むことが大事なのね。
知識が身につく
読書をすることで新しい知識が手に入ることが楽しいです。
1000冊の本を読んで、本を読まなかった頃よりも知識が増えました。歴史や健康、ビジネスについて色んな知識を学んで楽しんでいます。
- 知らない国の歴史や文化を知って、旅行気分
- 健康本のやり方を実践したら、気分がよくなった
- ブログの本を読んで、ブログのやる気が出た
知らないことを学べると気持ちよくなります。
知識を身につける手段として、読書は最も効果的な方法の一つです。ですから、読書をすることをおすすめします。
コミュニケーション能力が上昇する
本を読むことで、コミュニケーション能力が向上します。なぜなら、会話のスキルを向上させるための本があるからです。
会話をする際に必要な時は難しい知識ではありません。
- 他人の意見を受け入れること
- 褒めること
- 感謝すること
- 笑顔で話すこと
相手の意見を否定せず、笑顔で会話することで共感を得ることができます。ツンデレで人気者になるのはアニメ限定です。
専門的な知識を持っていたとしても、それだけで相手とのコミュニケーションが上手くいくとは限りません。最初は軽い話題でコミュニケーションを取り、相手と仲良くなっていくことが大切です。
相手の気持ちに共感し、良好な関係を築くことが重要です。
回数を重ねるごとに読書は楽しくなる
本を読めば読むほど、読書は楽しくなります。繰り返しすれば、どんどん読む能力が向上するからです。
- 知識がどんどん増える
- 読むスピードがあがる
- 興味がどんどん湧く
読書は流れに乗ってしまえば、知識がどんどん増えて面白くなります。100冊読めば、どんな本が読めるのか自分でも理解できます。
100冊も読んだら、読書に飽きそう。ゲームだって繰り返ししていたら、飽きるわ。
確かに同じ本を同じ読み方でしていたら飽きます。だけど、読書なら飽きたら違う本や分野を選べばいいです。
また同じ本でも制限時間を設けて読めば、緊張感をもって本を読めます。読書は何でもありだから、自分の好きなように読めばいいのです。
暇すぎる時間が楽しい人生になる
読書をすれば、人生が楽しくなります。特に暇すぎる時間には本を読むことで充実した気分を味わえます。
3年間ニートをしていた経験から言えることは、何もしない日々がどれだけつらいものかということです。
ニートの頃の最大の悩みは「とにかく暇すぎて人生が辛い」でした。
1日、1週間、1か月、1年と何もしないとわかっている人生ほどつらいものはありません。しかし、読書をすることで知的好奇心を満たすことができます。
読書は、自分自身を成長させ、自分の興味や好奇心を広げることができます。ニートの頃は、暇すぎる時間がつらかったけど、読書をすることで1日1日が充実したものになりました。
【読書初心者必見】おすすめの読書無料サービス
読書に慣れていない人は図書館と読書メーターを利用することをおすすめします。何故なら、両方とも無料で便利で有名だからです。
無料で有名なサービスは人が多く利用しているので、サービスがどんどん向上します。図書館では2000年前後と比較すれば、家にいても図書館の本を予約できるようになっています。
読書メーターからも図書館へ予約できるようになっています。本を読むだけなら、正直言って図書館と読書メーターだけで十分です。
読書メーター
読書メーターは自分の読書記録を管理できるサービスであり、他の人の書評も閲覧できます。 読書メーターは10年以上続いているサービスで登録ユーザーは2014年時点では45万人でした。
- 読みたい本・読んだ本の管理ができる
- 色んな本を発見できる
- 人が多いので、読書仲間ができる
- 自分の読んだ本を月単位で記録できる
特におすすめの機能はお気に入りの人のレビューが自動的に表示されることです。これにより、新しい本を発見できます。
図書館は読書初心者にとって便利
図書館には多くのメリットがあります。本を読み始める人は絶対に利用した方がいいです。
- 無料で本を借りられる
- 返却期限がある
- 初心者向けの本が多い
- DVDがある
特に重要なメリットは無料で利用できることです。読書を始める時「本って1冊1000円!意外と高い」と驚いて、なるべく本を買わないでいい本だけを選ぼうとします。
ですが、この本の買い方はダメです。最初は失敗しまくった方がいいからです。図書館ならいくら本を借りても、無料だから本を選びたい放題なので読書に慣れます。
図書館には初心者向けの本も多く揃っているため、読書初心者でも安心して利用することができます。
図書館は誰でも利用できる素晴らしいサービスです。図書館に関する他のメリットについて興味がある人は以下の記事をどうぞ。
本を買っても読めないという意見がありますが、あれは無視でいいです。本を買っても読めない原因は読者の基礎力と経験が足りないからです。
本を買っても読めないという意見に関しての対処法は以下の記事にまとめました。
>>【年間300冊読んだ】本を買っても読めない読書初心者に本の選び方を解説
図書館を利用するなら、「cailiay」と「その本 図書館にあります」が便利
「cailiay」と「その本 図書館にあります」は、図書館にある本の在庫状況を調べることができる便利なサービスで、どちらも無料で利用できます。
これらのサービスを利用すると、自分の近くの図書館にある本の在庫状況を簡単に確認できるため、本を探す手間が省けます。
2つとも無料でグーグルクロムで利用できます。
例えば、自分が借りたい本が複数の図書館にある場合、どの図書館に在庫があるか一度に検索できます。また、予約も簡単にできるので、本が借りられるまでの待ち時間を短縮できます。
「cailiay」と「その本 図書館にあります」は、どちらもAmazonの書籍データを利用しており、探している本が簡単に見つかりやすくなっています。
- amazonのページから簡単に予約ができる
- 在庫状況がわかる
- 近い図書館で借りられる
「その本、図書館にあります。」の調子が悪いから、本を探すことが面倒になったわ。もう知らない。
2つのツールを入れておけば、問題ないぞ。
さらに、2つのサービスを併用することで、どちらかに不具合があっても片方が機能するため、安心して利用できます。
「cailiay」と「その本 図書館にあります」を利用して、たくさんの本を読んでみることをおすすめします。
おすすめの読書有料サービス
本を読んでいて、だんだん慣れてきたら、有料サービスを利用しましょう。何故なら、本を読んでいるだけだと飽きるからです。
本の一般的な読み方は紙の本を目で読む方法です。1つの方法をしているだけだと飽きます。1冊の本を3回読むと、「また、この内容かよ」と読んでいてウンザリします。
読書していてマンネリを感じたら、電子書籍やオーディオブックを利用してみましょう。
アマゾンオーディオブック
アマゾンオーディオブックは手軽に本を聴けるサービスです。アマゾンが提供するサービスで、多くの本を朗読してくれます。
最初は有名な本しか朗読してくれなかったけど、今ではビジネス書以外の本にもサービスを拡大中です。市場規模はどんどん拡大して、サービスの質も量も高まることでしょう。
使い方は、自分で1回読んだ本でアマゾンオーディオブックを利用することです。最初に聴いてもあんまり理解できないかもしれませんが、1回読んだ本を復習で聴くと、読んだ知識が脳に刷り込まれます。
最初にオーディオブックを利用してはダメなの?
予習目的で聴くなら、DVDや簡単な本を読んだ方が効果的だ。
アマゾンオーディオブックは、本を読む時間がない人や、本を読んで復習したい人にとって便利なサービスです。初回登録なら1か月無料なので、体験してみることをおすすめします。
読書初心者が最初に読むべき読書法3つの本
本の読み方に関する本は以下の3冊を読んでおきましょう。何故なら、本を読んでいない人を対象に書かれているからです。
本の読み方と情報収集と本を読む時間が作れるようになったので、みなさんにオススメします。
3冊だけでなく、もっと読んだ方がいいはず。ベストセラーになった読書本だってあるわよ。
読書の読み方に関する本は100冊以上あるので、全部読もうと思ったら時間がいくらあっても足りません。
それに3冊読めば、読書に関する基礎スキルは身にきます。なので3冊をしっかり読んでから、別の本を読めばいいです。
どんな本でも大量に読める「速読」の本
どんな本でも大量に読める「速読」の本 /大和書房/宇都出雅巳
- 読書は知識と回数を重ねることが大事
- 1冊の本は何度でも読もう
- 速読の技術だけでは本を理解できない
本を早く読むために必要な能力=「基礎知識×技術」だいう事がよくわかる本です。著者は速読セミナーに通った経験から速読の欠点を補った読書術について解説しています。
読書しまくれば知識はどんどんつくということを教えてくれた本です。知識も増えれば、どんどん読解力も向上するいいサイクルを作り出せます。
速読をしても読んだ内容が理解できない理由と対策について書かれた本です。
読書の基本である「基礎知識」と「技術」があれば本を読める理屈について共感しました。何回も初心者向けの本を読めば早く読めば理解できます。むしろ遅いと大変です。https://t.co/51J1I6fiMB
— モイア仙人 (@sbYmiLp60LmYxl9) May 2, 2023
僕らが毎日やっている最強の読み方
- 雑誌・新聞・ネットを使用した情報収集のやり方がわかる
- 社会・歴史に関する本の読み方がわかる
- 興味を広げる方法がわかる
「自分の知りたい興味や分野を偏りなく、幅広く持って本をしっかり読みましょうね」という本です。
読書本に関する基本的な内容である「速読・精読」だけでなく、「ネット・新聞・雑誌・週刊誌」に関する読み方まで網羅的に書かれています。
幅広い知識を持ちたい・本の選び方がわからない人にはおすすめの本です。
読んだら忘れない読書術
読んだら忘れない読書術 精神科医が教える /サンマ-ク出版/樺沢紫苑
- 読んだら、アウトプットすればいい
- アウトプットは1週間に3回しよう
- 多忙な人でも読書できる方法を解説
せっかく本を読んだから、読んだ内容を忘れたくないと思っている人におすすめの本です。
本書は「本を読んだら、アウトプットすれば記憶は定着しますよね」と言う本です。スキマ時間の読書からインプットしてアウトプットする方法についても書かれているので、時間のない人にもおすすめできます。
「読んだ本の内容を忘れた」誰にでも1度はある悩みを解決してくれる本です。
・スキマ時間で読む
・読んだ量より読んで理解した質が大事
・読んだ本はアウトプットするスキマ時間とアウトプットの方法に注目して書かれた本でした。https://t.co/XddAT0rM8Z
— モイア仙人 (@sbYmiLp60LmYxl9) April 21, 2023
【失敗談】本を読むときに気を付けること:4選
本を読んでいる時に、悩んでしまう経験が何度もありました。今でも悩み時があります。
暗い気持ちで過ごすよりも明るい気持ちで過ごした方が楽です。私も読書を1000冊読んでいて、辛かった経験を知ってもらいたいです。
辛い経験がわかれば、対処できるので事前の予防対策を考えてください。
他にも読書の失敗談と対策についてまとめています。以下のページを参考にしてください。
他人と比較する
自分が設定した目標や興味に基づき読書をすることが最も重要であるため、他人の読書量と比較することは避けるべきです。
- 今月は20冊読みました
- 初心者だったのに1か月で10冊読めるようになりました
- 年間300冊読みました
自分が本を読めないとイライラしている時に、他人が自分よりも多く本を読んでいると焦ります。ストレスを感じて本を読むことが大変になります。
自分自身の目標に合わせた読書ペースを心がけ、自分のペースで成長することが重要です。
たとえば、ビジネスマンが会社の説明をするために図解や表の書き方を学ぶために本を読んでいたとします。
やるべきことは図解やグラフで説明を聞いている人々に理解しやすく解説することです。
ネットの誰かが月に20冊読んでいても、そんなの関係ありません。ネットで誰かが年間で300冊読んでいようとも、自分の目標を達成するために読書をすることが大切です。
読めない自分を責める
本を読めない自分を責める必要はありません。読書は自分のペースで進められるからです。
誰でも初めは苦戦します。読書も同じで、最初は読めなくて当たり前です。学校や親の評価を気にする必要もないので、失敗を成功に繋げていけばいいのです。
学生時代には本を読めなかった人が本に興味を持った場合、最初は読めなくてイライラします。過去の経験から、読書が苦手だという自己評価があるからです。
しかし、大人になってから誰にも怒られることはありません。自分でペースを決めて、楽しんで読書に取り組めばいいのです。
最初は失敗しても、継続して取り組んでいけば読書のスキルも上達していきます。そして、自然と読書ペースも上がり、読書が楽しくなっていきます。
読書を読めない自分はクズだとか考える必要はありません。「別に読書しなくても生きられる」と記事を参考にしてください。
>>【生活できる】読書をしなくても生きられるから気にするな。
いきなり難しい本を買う
読書初心者がいきなり難しい本を買うことはやめましょう。初心者にはハードルが高すぎるので、まずは簡単な本を読むことが大切です。
高価な本を買っても読めないと、読書を続ける気力をなくしてしまいます。「ドイツ三十年戦争」という1万円以上もする本を買って読めないで読書が嫌になったなんて人もいます。
読書には基礎知識と読書の技術が必要です。これらが身についていないと、難しい本を読んでも理解できません。金を払ったからできるというわけではありません。
読書習慣がない人には、まず図書館を利用することをおすすめします。
- 読みやすい本から難しい本が揃っている
- 無料で利用できる
- DVDと絵本がある
図書館では、子供向けの本や学生向けの本も多く揃っています。これらの本を読むことで、基礎知識を身につけることができます。
基礎知識が身についたら、徐々に難しい本に挑戦していくことができます。
いきなり高い本を買わなくても、図書館でわかりやすい本を借りる。基本ね。
まずは安全なことから開始すればいい。
考えが偏る
読書をすることで、思考が偏ってしまう人がいます。思想が偏ることは避けた方がいいです。
その例としては、陰謀論やカルト教団、極端な思想を持ってしまう人が挙げられます。陰謀論やトンデモ本は読むなと言われても、人気があります。
- 「悪いやつ」「良いやつ」の2つしかない世界
- 単純な世界観を提示してくれるから
- 俺たちは頭いいと錯覚するから
現実はもっと複雑であり、世の中を「悪い奴」と「良い奴」の二つに分けることはできません。何かが上手くいかないとき、原因を多面的に考える必要があります。
偏った思考を防ぐためには、自分が知らない情報を得ることが重要です。新聞、インターネット、書籍など、様々な情報源から情報を収集することが大切です。
例えば、国同士の紛争があった場合、その背景や両者の立場を知ることが重要です。また、いじめられる側といじめる側の両方の立場を理解することも大切です。
自分が持つ思考や信念を、他人の視点からも考えるように心がけましょう。
まとめ:読書はいつでもできるから、マイペースに続けてみよう
読書習慣を身につける方法について、本を読んでいない人のためにいくつかのアドバイスをご紹介しました。
何よりも大切なのは、他人と比較せずに自分のペースで読書を楽しむことです。無理をせずに継続することが、読書習慣を身につける秘訣です。
良い読書ライフを送れることを願っています。
記事のおさらい
- 読書はマイペースにすればいい
- 難しい本は最初に読めない
- 読みやすい本を図書館で5冊借りる
- 眠くなったら立って読んでみる