- ネット上に怒らせない退職理由がありすぎて、何を言えばいいのかわからない。
- いま辞めたいと言ったら、オーナーから説教されそう。
- いざ辞めたいと思っても、余計なことを言ってしまいそうで心配。
退職を上司に言いたいけど、怒られそうで怖くて言えないというバイトがいます。
いざ退職しようと思うと、どんどん上司に対する不安な気持ちが高まってなかなか言えなくなってしまいます。
そもそも人生初の退職なら、何を言えばいいのかわかりません。慣れていないことは誰だって怖くなります。
上司を怒らせない方法は「ネガティブな発言」と「突然出勤しなくなる」ことをしなければ大丈夫です。
この記事では以下の点を説明します。
- オーナーを怒らせない退職する時の言い方
- やってはいけない退職する時の行動
この2つがちゃんとできれば、普通のオーナー相手なら怒られることはないでしょう。
- 退職する時に、怒られたくない人
- 怒られない退職理由を知りたい人
- 退職時のNG行動を知りたい人
上司はバイトが辞めることに慣れているから、ほとんど怒らない
大学生のバイトが辞めることに上司は慣れています。
特に辞めやすいのが飲食店のバイトです。
他にもバイト先の上司が退職を認めてくれる理由について以下のページで解説しています。
皆と同じような退職理由なら、上司もストレスなく退職を認めてくれます。
ただし、セクハラやパワハラをされた経験がある人は退職に関する相談はできません。退職の話は基本的に1対1だからです。
辞める時にバイト先の上司に言うと怒られる退職理由:4選
辞めると分かったバイトに対して、上司は力を入れたくないです。「辞める人に対して、色々言っても仕方ないだろ」と割り切っています。
大学生がよく使う「勉強」を理由にすればスムーズに退職できます。
勉強に集中したいので、2週間後に辞めたいです。
怒られたくない人は無難な退職理由について知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
しかし、あえて不満を言えば上司だって怒ります。まあ、これを言ったら怒られる例文について解説します。
「時給が安いから辞めます」は本当のことだから上司に怒られる
確かにバイトの時給は安いです。特にコンビニバイトなんて最低時給がほとんどです。
多くのバイトが「時給が安いな~」と不満を感じています。「時給が安いから辞めたい」はバイトの本音です。
上司も店の時給を上げて、人材を充実させたいと常々思っています。でも経営難で時給アップは無理。
時給が安いことを放置したら、ヤバいと上司は感じています。「人手不足で潰れてしまう可能性がある」と焦っているわけです。
そんな時に、経営を知らないバイトが退職を言うわけです。
時給が安いから、2週間後に辞めたいです。
時給が安いことは承知している。けど君だって時給が安いことをわかっていたはずだ。
まあ、退職は認めるけど。グチグチグチ(説教コース)
時給が安いことを指摘されると、気分が悪い上司は説教を始めてしまいます。
時給が安いことは事実です。本当だけど、給料が安いことを指摘したバイトは上司に怒られます。
なので建前の理由である「大学生活を優先したいから」を言っておけばどうにかなります。
給料が安いことは言わないでおきましょう。
「大学生活が忙しい」と言えばいいのだ!
人間関係が悪いから同僚の文句を言いまくる
どうせ辞めるから、ムカつく同僚の文句を言って気分よく退職してやる。
同僚の文句を言っても、上司の印象が悪くなるだけです。なぜなら、退職する人の不満を聞くだけでは、問題解決にはならないからです。
退職する人の気分がスッキリするだけで、上司は聞き損です。
同僚に対する不満を言っても、文句を聞いている上司の怒りがどんどん上昇します。
一緒に働いている人は○○がダメで(ペラペラ)
そうだな。確かに問題があるよね。(愚痴が長すぎる)
- お客さんが並んでいても、レジに出ない。
- 仕事が遅すぎて、大変だ。
- ゴミを出す仕事を他人に押し付けてばかりいる
確かに、この上記の3つ理由は困ります。上司の立場なら、この同僚への指導は必要です。
だたし、辞めるバイトに言われる筋合いはありません。辞めるのだから、余計なことを言わないでおきましょう。
理由がないけどバイトを辞めたいです
なんかよくわからないけど、辞めたいです。辞める時期はいつでもいいです。
なんでもいいなら、残って働けよ。
「理由がないけど、辞めたい」は私が勤務していたオーナーが激怒した退職理由です。
ネットで「退職 言い方」と調べれば、それっぽい情報を知ることができます。
ネットで調べる時間は15分もかかりません。
「理由がないから辞めます」よりも「大学生活を優先したいから、2週後に辞めたいです」の方がはるかに安全です。
「理由ないけど辞めます」はさすがに退職に関する情報をまともに集めていないことがバレます。
ちょっとの気持ちでもいいです。「大学生活を優先したいから、2週間後に辞めたいです」と言いましょう。
大学生活を優先したいから、2週間後に辞めたいです。今までお世話になりました。
テンプレ通り言えばいいのだ。
バイトを辞める時に上司を怒らせる行動:3選
基本的に連絡しないで、いきなり辞めることは絶対にNGです。
ついついやってしまうと、上司に怒られます。以下の3点は絶対に辞めておきましょう。
無断でバイトを辞める:バックレる
バックレてもいいことは何もありません。バイト先の上司から連絡がきます。
その理由は突然姿を消したバイトの状況を確認したいという不安があるからです。
上司だって不安なわけです。その後も連絡がないバイトに対しては上司は以下のように連絡して終わりです。
何かあったのならば、君の方から連絡が欲しい。ないならもう店には勤務しないと判断する。(キレ気味)
バックレた本人に怒る機会はありません。バックレた人は会社に戻って来ることはないからです。
電話に返答しないで終わりです。バックレた本人が帰ってきたら、上司にものすごく怒られるでしょう。
お客さんと喧嘩して、その場の勢いでバイトを辞める
イヤホンを聞きながら、受け答えする馬鹿がいるかよ!非常識にもほどがある。
お客さんと喧嘩して、その勢い任せで退職する人がいます。特に高齢者のバイトに多いです。
確かに、イヤホンを聞きながら買い物をするお客さんは非常識かもしれません。自分の子供が同じことをしていたら、きっと怒るでしょう。
けど、いきなりその場で辞めることは問題ありです。即日退職は「健康上の理由・家族の介護」が多いです。
上司の立場なら、「お客さんと喧嘩して即日退職したい」は我慢して店に残るように言います。
お客さんと喧嘩したバイトはキレているので、上司とも口げんかします。上司も釣られてヒートアップしてしまいます。
怒って即日辞めたいと言ったら、上司も当然いい気持ちにはなれません。
喧嘩の勢いで退職しようとしたら、言い合いになってしまうわよ。
「怒って辞めてやる」はお互いの怒りの導火線だね。
メールで「退職します」の一言だけで終わりにする
基本的に退職に関する話は上司と直接会ってすることが一般的です。相談する前に、メールで連絡をしたりします。
相談が終わった後も、「何日に辞めるのか」を確認するために電話で会話することもあります。
退職に関する話は1度だけでは終わりません。
1度の面談で退職の意志を伝えた後、それ以上のコミュニケーションを避ける行為は、上司に怒られる原因になります。
具体的にはメールで退職したいと言って、上司との面談をしないで退職しようとすることです。
いつまでに辞めるのか相談しないだと!?
いくら法律で2週間後の退職が保障されているとはいえ、我慢できない。
退職の話を「いつまで」「どうして」の2つの要素をちゃんと言えれば、怒る上司はほとんどいません。
法律で2週間後の退職が保障されているとはいえ、明確な意志表示が求められます。
退職に関する話はしんどいです。しんどいけど、退職の権利を保障されているからバイトは強気で交渉しましょう。
まとめ:余計なことを言わずに、建前の理由で2週間後に辞めてしまえばいい
面倒だと思うなら、基本的に以下のようにいえば退職は成立します。
何を言えばよくわからない人はこれでいいです。怒らせるような言動はする心配もありません。
辞める理由がはっきりしている人はその理由をなるべく早くオーナーへ伝えておきましょう。
記事のおさらい
- 飲食店は人が辞めまくるから、上司はほとんど怒らない
- 学校を理由に辞めれば、だいたい上手くいく
- バックレは絶対にやめとけ