【芋づる式】読んだ本から読みたい本を探す方法

読書
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  • 本を1冊読み切りたいけど、いつも途中で挫折してしまう
  • 簡単な本ばかり読んでいては、力がつかないのではないかと不安
  • 参考文献にある本を読めばいいというけど、数が多すぎる

結論として、読書習慣がない人が知識を確実に身につけるための最短ルートは、プライドを捨てて「最も簡単な入門書」から読み始めることです。

そして、「同じ著者の本を徹底的に読む」ことから始め、次に「同じ分野の別の著者を読む」というステップを踏むことで、誰でも無理なく知識の軸と教養を手に入れることができます。

この記事で解説すること
  • 簡単な本を選ぶ方法
  • 同じ作者を選ぶ方法とメリット
  • 同じ分野の違う作者を読む方法とメリット
  • 同じ分野の本を探すときは作者の数は3人まで

同じ作者の本を追いかけて読めば、知識は増える

【前提】本を1冊読み切る必要があるから、簡単な本を選ぶ

読書が続かない最大の理由は、気合を入れて「難しすぎる本」を選んでしまうことにあります。

読書を挫折せずに続けるためには、まずプライドを捨てて「今の自分でもスラスラ読める本」を戦略的に選ぶべきです。

「ゼロからわかる」といった入門書を活用して、まずはその分野の全体像をざっくり掴むところから始めてみましょう。

初めて学ぶ分野で簡単な本を選ぶことは、決して恥ずかしいことではなく、効率的に学習を進めるための賢い選択です。

書店やAmazonで本を探すときは、あえて以下のキーワードが入った本を選んでみてください。

  • 図解
  • 超基本
  • マンガでわかる
  • 教養のための○○

これらの本は、知識がない読者のために丁寧に作られています。

【方法1】同じ作者の本を借りる

運良く「面白い」「わかりやすい」と思える1冊(A本)に出会え、それを完読できたとします。

多くの人は「次は違う人の本を読んでみよう」と目移りしてしまいますが、これだと読めない場合が多いです。(私もやりました)

読書初心者が最短で知識を深めるなら、「同じ著者の別の本(B本、C本)を徹底的に読む」のが正解です。

1冊読み切った本をゲームの攻略本のように利用しましょう。

同じ著者の本であれば、言い回しや主張の癖が共通しているため、1冊目よりも速いスピードで読み進められます。

おすすめは、新しく読む本と読み終わった本を机に並べて、内容を比較しながら読み進める「併読」というスタイルです。

  1. 読み終わった本と読み始める本を併読する
  2. 読み始めてわからない場所は読み終わった本を読み直す

A本を「攻略本」として使うのです。理解済みのA本ならすぐに内容を思い出せるため、知識を確実に積み上げられます。

なぜ、同じ著者にこだわることが有効なのか? 理由は以下の2つです。

内容がほとんど一緒だから

同じ著者の本を続けて読むべき理由は、核となる主張が共通しているため、読むほどに理解のスピードが加速するからです。

例えば、「好きなことを仕事にしろ」と言う著者が、別の本で「嫌なことでも我慢して働け」と正反対のことを言うことはまずありません。

繰り返される主張に何度も触れることで、著者の考え方が自然と刷り込まれ、頭の中に強固な知識の軸が完成します。

新しい情報を判断する際の基準となる土台を作れると、情報の取捨選択がぐっと楽になります。

核となる部分が共通している本をあえて選ぶ戦略こそ、時間を無駄にせず着実にレベルアップできる読書法です。

基礎知識が身についているから読める

同じ著者の本を続けて読むとスラスラ進む理由は、脳がすでに著者の文体や論理のパターンを学習しているからです。

初めて読む著者の場合、独特な文章のリズムや話の組み立てに慣れるまで、1冊読むのに苦労します。

一方で2冊目以降は「用語の定義」や「言い回しの癖」が頭に入っているため、脳の処理にかかる負荷が大幅に下がります。

「次はこう来るな」と予測がつく状態は、最初は緊張した通学路を、慣れてから無意識に歩けるようになる感覚に似ています。

【方法2】同じ分野の違う作者を選んで読む

同じ著者の本に飽きを感じ始めたら、次は「同じ分野の別の著者」の本を探して、知識の幅を広げていきましょう。

選び方はシンプルです。Amazonなどのネット書店を使い、以下の2つの方法で候補を探します。

  • 検索するときに、「分野名+入門」と入力
  • 読み終えた本のタイトルを検索する

面白そうな本が見つかったら、まずは図書館で予約をして、自分に合うかどうかを無料で試してみるのが1番のおすすめです。

無料で借りれば内容が難しくて挫折しても金銭的なダメージはないため、失敗を恐れず次のステップへ挑戦できます。

基礎知識が身についているから、違う作者の本を読める

同じ分野の別の著者の本をサクサク読める理由は、すでに基礎知識が身についているからです。

例えば睡眠の本なら、「寝る前のスマホはダメ」という内容は、どの学者の本にも必ず登場する定番の内容と言えます。

すでに知識のストックがあれば、そうした既知の部分は「ああ、あの話ね」と一瞬で理解し、早く読むことができます。

知識が増えるほど読書スピードが上がるのは、この「既知情報を飛ばせる」という原理によるものです。

ただし、著者が変われば文体も変わります。慣れるまでは、違う著者であっても「簡単な本」から読み始めるのがコツです。

視野を広げられる

著者が変われば、同じテーマでも主張が変わることがあります。

  • A氏:「効率化こそ正義」
  • B氏:「効率化には罠がある」

このように意見が食い違う部分を見つけることで、初めて「比較検討」が可能になります。

  • 共通点: 「A氏もB氏も言うなら、これは定説に近いな」
  • 相違点: 「意見が割れているから、まだ結論が出ていない論点なんだな」

一つの事象を色々な視点から見ることで、単なるバラバラの知識(雑学)が統合され、立体的な理解へと変わります。

「知識の軸(1人の著者)」を作った後に、「視点を広げる(複数の著者)」。

この順序を守ることで、偏見を防ぎ、あなたの知性はより深みのあるものへと進化します。

注意点:参考文献は全部読まなくていい

本の巻末にある「参考文献リスト」の扱いに注意してください。

真面目な読書家ほど、参考文献リストにある本を図書館で片っ端から予約したり、購入したりしようとします。

しかし、初心者のうちは、参考文献リストを扱いについて注意点があります。

理由は2つあります。

難しい本がある

考文献の多くは、著者が執筆のために読み込んだ学術書や論文(いわゆる「タネ本」)です。

これらはプロ向けの専門的な内容であり、一般読者には難しすぎます。

「分かりやすい入門書」で理解できた気になっていても、その元ネタである専門書に挑めば、再び高い壁にぶつかってしまいます。

数が多すぎる

1冊の本には数10冊もの参考文献が載っています。その中から今の自分に合う本を見極めるのは至難の業です。

参考文献の数は2ページ以上ある場合もあります。全部30冊以上もあるので全て借りることは大変です。

「どれを読めばいいんだろう」と迷っているうちに時間は過ぎ、せっかくの読書への熱意も冷めてしまいます。

解決策 同じ分野で読む違う作者は3人まで

解決策はシンプルです。

「同じ分野で読む著者は3人まで」と制限をかけましょう。

1人の著者を深掘りし、その後に別の視点を持つ著者を2〜3人読めば、その分野については基礎知識はかなり身に付きます。

制限をかけないと、際限なく本を買い込み、自分の考えが整理できなくなります。

「3人読んだら、自分の知識を確認する」「余裕があれば1人追加する」。

これくらいの軽快なサイクルで回していく方が、結果として幅広い教養が身につきます。

最後:1冊の成功体験が、次の読書へつながる

最初の一冊さえ読み通せれば、あとは「芋づる式」に本を増やしていけます。

同じ著者を追いかけたり、似たテーマの入門書を読んだりすることで、あなたの知識は無理なく広がっていきます。

「読めた!」という自信をエネルギーに変えて、次の本を手に取ってみてください。

この記事のおさらい
  • 挫折しないコツは「自分でも読める簡単な本」を選ぶこと
  • 次に読むべきは「同じ著者の本」(読める可能性が高い)
  • 飽きたら「同ジャンルの別著者」も読んでみる
  • 参考文献にあるすべての本を借りなくていい。
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