- 1日1万歩とかマジで無理。
- 座りすぎとか言われても、なにをすればいいの?
- 毎日運動しているから、大丈夫だろ。
「長生きしたければ座りすぎをやめなさい」という座りすぎ問題を扱った本の書評をします。
本書は、「座りすぎが健康に悪影響を及ぼす」という事実に焦点を当て、1時間に3分間の運動を推奨する内容になっています。
ただ「立っていればいい」わけではなく、「同じ姿勢を長時間続けること」が問題であると指摘し、そのリスクや改善策を具体的に紹介しています。
- 1日に座っている時間なんか知らないという人
- 運動する習慣がない人
- 座っていても大丈夫だと安心している人

立って運動すればいいだけよ。しないと大変よ。

こまめに運動すれば大丈夫だ!
同じ姿勢を30分間維持しない
「座る時間を減らしてずっと立っていればいい」というわけではありません。同じ姿勢を30分間とることが問題だと知りました。
ずっと立っているだけ、座っているだけでは駄目。30分で姿勢を変えるように心がけています。
「立つだけ」では解決にはならず、意識的に体を動かす必要があります。
30分ごとに立っていてもあまり効果がないのです。
なので、軽いストレッチや歩行が効果的であることが強調されています。
座りすぎによる健康リスクとしては、血流の悪化や肥満の原因になることが挙げられます。
長時間座り続けると血流が悪くなり、肥満の原因になるだけでなく、血糖値が上昇しやすくなります。
その結果、心臓病や糖尿病のリスクが高まることになります。
こまめに体を動かす習慣を身につけないと駄目だなと実感しました。
運動するだけでは解決できない

休日はジムで運動しているから大丈夫だ!
「運動していれば健康な日々を暮らせる」と私は思っていました。
休日に自転車でジムへ行き、しっかり汗を流して帰宅する人は、とても健康的だと思っていました。
しかし、ジムで汗を流して自転車で帰宅しても、家でゴロゴロしているだけは健康だと言えなかったわけです。
この状態を表す用語として「アクティブカウチポテト」と言われています。長時間運動しても家で何時間もゴロゴロしていると運動の効果が打ち消されてしまうことです。
「アクティブカウチポテト」とは、余暇に中高強度の身体活動(ジョギングや水泳など)をする一方、テレビの視聴などを含めた座っている時間が長い人のことです。
おまけにこれ自覚症状がありません。家でゴロゴロしているからと言って、突然具合が悪化するわけではありません。
せっかくジムで運動して「健康的な生活を送っている」と思っても効果がなくなってしまうわけです。

運動するだけでなく、家でもダラダラしてはいけないわけね。

せっかくの運動が台無しになってしまうぞ。
日本社会は座りすぎだった
日本では、デスクワークの多い職場環境、通勤時の電車や車通勤、家庭でのテレビ視聴など、座る時間が長くなりがちです。
20カ国全体の総座位時間の中央値は1日300分(5時間)。そして、日本人の座位時間は、サウジアラビアと並んで420分(7時間)と最長だったのです。
「1時間ごとに運動しましょう」と言われても、周囲が座っていると立ち上がりにくいのが現実です。
オフィスでは仕事中長時間座り続けるのが一般的で、帰宅後もテレビを見たりスマホを操作したりと、さらに座る時間が増えてしまいます。
特に、TV中継でスポーツ観戦などをする際、多くの人が横になったまま長時間過ごすことが習慣化しているのではないでしょうか。(私の家族のことです)
このような生活習慣が続くと、運動不足が慢性化し、健康への悪影響が大きくなります。
本書では座りすぎとは具体的に何時間だと断定できないとは書いてありました。
座りすぎの境界線とは? これについてはまだ研究段階で明確な基準はありませんが、オーストラリアの研究では「1日8時間以上」座っている人は、統計から見て糖尿病や心臓病のリスクが高まると考えられています。
しかし、1日に10時間座ることは体に悪そうです。まあ、座っている時間を減らすことが大事ですよね。
1時間にこまめな運動を取り入れる
本書を読むまでは、運動は「まとまった時間を確保して行うもの」と考えていました。
しかし、本書では、「座りすぎを改善する方法」として1時間に30分のペースで立って、3~5分間運動することがオススメされています。
他にも以下のことが座りすぎの予防策として書かれていました。
- 階段を利用する
- ペットを飼ってみる
- アラームで立つ時間を知らせる
- 立っても座っても作業できるようにする
といった簡単なことでも、健康への良い影響があるのです。言われてみたらできそうなことばかりです。
普段運動をしない人にとって、いきなり30分のランニングをするのは大変ですが、1時間に3分程度なら無理なく始められます。
実際にこの習慣を取り入れた人の中には、本書では「肩こりが改善した」「お腹周りがスッキリした」といった変化を感じた人もいるそうです。

私も1年間で2キロぐらい痩せました。
運動不足なら今すぐ実践すべき
私自身も、以前は1日10時間以上座り続ける生活を送っていました。運動習慣がなく、座りすぎが健康に及ぼす悪影響を意識していませんでした。
しかし、この本を読んでそのリスクを知り、改善のための具体的な方法を学びました。
実際に「1時間に3分運動する」習慣を取り入れてみました。最初は毎回立ち上がるのが面倒に感じましたが、1週間も続けると自然と体を動かすことが習慣化しました。

1日1万歩しなくていいのね。

歩くよりも足ふりなどの軽い運動でいいよ。
そこで、次のような簡単な工夫があることを考えました。
- 30分のアラームを利用する
- 2~3時間に3分足ふり運動をする
- 立ちながら作業をする
- エクセルで座った時間を記録する
- 移動時には階段を使う
といった行動を取り入れました。その結果、腰痛で悩み日々はほとんどなくなりました、以前よりも疲れにくくなったと感じています。
このようなちょっとした工夫だけでも、座りすぎの影響を軽減できます。スキマ時間で運動をしていればいいわけですから。
この本を読んで、「座りすぎが健康に悪い」ということを意識するようになりました。 小さな行動の積み重ねが、健康維持につながることを実感しました。
最後
『長生きしたければ、座りすぎをやめなさい』は、日常生活の中で簡単に取り入れられる健康習慣を教えてくれる一冊です。
特に、「1時間に3分間の運動」という具体的なアドバイスは、誰でも無理なく実践できる方法です。
現代社会では、長時間座り続けることが当たり前になっています。しかし、座る時間を減らし、こまめに動くことが健康維持には欠かせません。
まずは、小さなことから始めるのが大切です。「1時間に1回立つ」だけでも良いのです。少しずつ習慣化することで、健康的な生活を送ることができるでしょう。
- 同じ姿勢を30分間続けない
- スキマ時間にこまめに運動する
- 座る時間を記録する
- アラームで立つ時間を知らせる