- 友達におすすめの本を聞いたけど、内容が難しくて挫折してしまった
- 自分にぴったりの本を友達に教えてもらうコツってあるの
- すすめてもらった手前、読まないといけないというプレッシャーがしんどい…
友達に「おすすめの本ありますか~」と聞くことがあります。私もあるけど、正直言います。
「いや・・・マジで!1冊も読んでいないなら簡単な本を読んでくれ」と言うことです。
結論として、友達に本を選んでもらうのが大変なのは、相手が選書のプロではない上に、あなたの現在の知識レベルを正確に把握していないからです。
ミスマッチを防ぐには、まず自力で「入門書」を1冊選んで土台を作りましょう。
1冊の本を読んだら、おすすめを聞く際に「今の悩み」や「具体的な目的」をセットにして伝えることが重要です。
- 友達の選書が期待外れになりがちな理由
- 失敗しないための「聞き方の技術」
- 本を読んで、感想を言えばどうにかなる
友達に本を選んだもらうのは大変な理由
友達から教えてもらった本が期待外れだったり、読むのが苦痛だったりするのには、明確な理由があります。まず大きな要因は、情報の精度の低さと強い主観です。
友達の情報がいい加減
友達はプロの書評家や編集者ではありません。 そのため、内容を誤解していたり、記憶が曖昧だったりすることがあります。
出版社などの専門機関が発信する情報には、事実確認が組織で行われています。
一方で、個人の感想は事実確認をしません。しなくても罰則がないから仕方のないことです。
日常の会話において、友人に完璧な正確さを求めるのは酷というものでしょう。
雑誌や新聞などの書評コーナーを参考にすることをお勧めします。
- 新聞の書評コーナーで紹介された本
- プレジデントーアマゾンで検索
読まないといけないと思ってしまう
他人から強く薦められた本場合、「せっかく選んでもらったのだから読まなければならない」という義務感が生じます。
読書の原動力は本来、自発的な好奇心です。
しかし、「読まなければならない」という心理的強制力が働くと、読書から楽しみがなくなってしまいます。
図書館で借りた本なら、本を返しても職員の人は嫌な顔をしません。しかし、友達がおすすめした本をまだ読んでいないというのは気が重くなります。
自分で納得して選んだ本であれば、自分の理解度に合わせて読み進められます。一方で、友達がすすめた本が必ずしも読めるとは限りません。
友達は必ずしも相手の知識レベルや現在の関心を正確に把握しているわけではないため、内容が難しすぎたり、興味の対象から外れたりするミスマッチが起こりやすいのです。
そもそも友達が本を読んでいない可能性もある
本を熱心に読んでいるように見える知人でも、実際には読書習慣がないケースは少なくありません。
例えば、クラスで国語の成績が非常に優秀な生徒がいたとします。
周囲は「小説をたくさん読んでいるから国語が得意なのだろう」と推測しがちです。
しかし、実際には読書を全くせず、論理的思考力だけで問題を解いている人も珍しくありません。
外見上のイメージだけで「あの人なら良い本を知っているはずだ」と判断するのは早計です。
文化庁などの調査によると、1ヶ月に1冊も本を読まない人は全体の約6割に達するというデータもあります。
つまり、身近な友人が「日常的に本を読んでいる層」である確率は意外にも低いです。
日常的に本を読んでいない人に選書を依頼しても、納得のいく提案が得られないことがあります。

料理をしない人に「美味しいレシピ教えて」と聞くようなもの。
読んだ本がないなら、友達に聞かない
本を探すときはまずは自力で探しましょう。
自分で読む場合はまず入門書を選びましょう。
読みたい分野について知識がゼロの状態で、「良い本はないか」と友達に尋ねるのはイマイチです。
例えば、あなたがガンダムに1ミリも興味がないのに、友達から熱くガンダムの歴史を語られたら……ちょっと困ります。 本も同じです。
自分の中に「これが知りたい!」という状態で聞かれても、相手は何を薦めていいか分かりません。
まずは本屋や図書館で、優しそうな「入門書」を自分で一冊選んでみましょう。
友達に「最近いい本ある?」と聞かれても、「最近ちょっと忙しいから!」と伝えれば大丈夫。
今まで本を全く読んでいないなら、まずは自力で探しましょう。
失敗しないための「聞き方」
友達から本当に自分に合った本を引き出すためには、具体的なコミュニケーションの技術が必要です。ミスマッチを防ぐための3つのポイントを押さえましょう。
シチュエーションを限定して聞く
「何かいい本ない?」という抽象的な質問は、相手を困らせるだけです。
「いい本?いや俺が知りたい」と内心思います。
友達におすすめの本を聞くときは、今の気分や「なぜ読みたいのか」をセットにするのがコツです。

テーマを限定すれば、もし友達が知らなくても「その分野はちょっと詳しくないな、ごめん!」と断りやすくなります。
相手が答えらないのなら、それはそれで仕方ないです。限定すれば、相手も「わからない」と言いやすいからです。
日常会話の流れで本のタイトルが出てくる
「友達に何かおすすめを聞かなきゃ」と気負う必要はありません。実は、普段の何気ない会話の中にこそ、読みたい本に出会えるヒントが隠れています。
わざわざ「おすすめの本ある?」と聞かなくても、会話の中で友達が「あ、そういえば最近読んだ本がさ……」と読んだ本の感想を言い出します。
会話の流れで自然と本に関する話題が出てきます。
私自身の経験でも、友人に「おすすめの本はある?」と直接聞くことは稀です。
その代わり、「今この本読んでるんだけど、ここが面白かった」と、自分の読んでいる本の感想を自分から話すようにしています。
すると相手も「それなら私はこんなの読んだよ」と、自然に本の話題が広がっていきます。
友達と会話すればいい
友達から本を教えてもらい、感想を語り合うことは、単なる情報のやり取り以上の価値を持っています。
最高のアウトプット機会:
読書を自分の力にする方法の1つは、読み終わった後に「これ、こんな本でここが面白かったんだよ!」と友達に感想を言うことです。
誰かに説明することで、曖昧だった部分が整理され、知識が確かなものになります。
いきなり不特定多数が見るSNSで発信することに抵抗がある場合でも、親しい友人相手であれば、気負わずに感想を共有できるはずです。
もし内容を勘違いしていても、友達なら「それ違うよ〜」と笑い飛ばして済ませられます。
この「間違えてもいい」という安心感があるので、読んだ本の感想を言い合えます。
同じ本を読んでも、注目するポイントや感じ方は人それぞれです。感想を交換し合うことで、普段の会話では見えない相手の価値観や思考パターンを知ることができます。

「そんなこと言うの」と友達が言ってくれることで、自分の考えが深まります。
共通言語と話題の広がり:
同じ本や共通のテーマで友達と盛り上がると、自分一人では気づかなかった「発見」がたくさんあります
例えば、あなたが「新選組」の本を読んだとします。
それを友達に話すと、「じゃあ敵対してた薩摩や長州の話も気になるよね」と盛り上がり、「西郷隆盛の本も面白いよ!」なんて教えてもらえることもあるでしょう。
「当時の京都の街並みはこうだったらしいよ」なんて会話が弾んだりします。
感想を言い合うのは、自分の記憶に残るだけじゃなく、友達との絆を深める「一石二鳥」の方法です。
自分のすすめた本を友達が読んで「面白かった!」と言ってくれたら、うれしいです。
最後
友達と本を選んでもらうことはかなりハードルが高いです。しかし、自分が読んだ本を感想を言えば、会話が成立します。
「私、最近こんな本を読んだ」と言えば、自然と会話が始まります。友達が自分の読んだ本に関する知識・興味がなかったら、まあその分野に関する会話は諦めましょう。
- 友達はいい加減だから気にするな
- 会話すれば、記憶が整理される
- 自分が本を読んでいないと、あまり効果がない。
