- 読書を始めるけど、失敗したくないわ。
- 読書の失敗ってどんなことがあるの?
- 本が読めない理由って何なの?
読書を始める人は「失敗したくない」という思いが強いです。読書をして、何に気を付ければいいのかやってみないとわかりません。
私は読書を趣味にして、通算で1000冊の本を読みました。本を読み始めて10年数々の失敗を繰り返しています。
1000冊読んだ今でも「初心者の頃に知っていれば」と思う経験があります。
なので、この記事では読書を始める前に知っておけばよかった失敗集をまとめました。この記事を読めば、「読書で主に失敗する対策」が分かります。
最初に経験した人の失敗談を聞けば、自分の失敗を減らせます。読書の失敗をなくして、読書の旅を始めましょう。
本を読む時間がない
忙しい日常生活の中で読書に十分な時間を割くことは難しいです。しかし、「本を読む時間がない」問題は本をスキマ時間に本を読めば解決できます。
日常の中で少しずつでも本を読む時間を積み重ねていけば1日1時間の読書時間を確保することができます。
- ごはんを食べる前に本を読む
- バスの待ち時間に本を読む
- 朝起きたら本を読む
15分なら本を読めます。寝起きに新聞を読めるのだから、本ぐらい読めます。
1時間まとまった時間がないと本が読めないのはただの言い訳です。15分で読書時間を積み重ねれば、1時間の読書時間を捻出できます。
大切なのは、少しずつでも継続的に本を読むことです。小さな時間でも無駄にせず、効果的に活用していきましょう。
忙しく本を読む時間がない人は以下の記事を参考にしてください。
>>【本を読む時間がない】スキマ時間に読書初心者が本を読む方法
いきなり難しい本を読む
いきなり難しい本を読んだら、駄目です。読書失敗あるあるの代表例です。難解な本を読んでも基礎知識がないので、本が読めません。
読書はどんどん積み重ねることが大事です。初めから難しい本に飛び込むのではなく、自分の読解力や知識に合った簡単な本から始めることがおすすめです。
難しい古書の本を最初に読めば、なんでもわかると偉い人から聞いたわ。
「最初は古書から読め」の意見を真に受けすぎです。最初から難しい本を読んだって読書が嫌いになります。
小学生1年生がいきなり「微分積分」について勉強したら、算数が嫌いになるでしょう。
本を読んでいない人が「戦争と平和」「ドグラ・マグラ」を読む必要なんかないです。マンガや簡単な本から始め、自分の読書スキルを少しずつ高めていきましょう。
>>【本の探し方】読みやすい本のタイトルを知れば、本選びが楽になる
最初は簡単な図説・イラスト付きの本を読めばいい。
読みたい本がわからない
ネットでは情報があふれかえっているので、本を選ぶことは難しいです。選択肢が多すぎると迷ってしまい、何を読んでいいのかわからなくなるからです。
ではどんな本を読めばいいのかといえば、自分にとって読みやすい本を選択すればいいわけです。
- 自分にとって身近な本を読む
- 初心者向けの本を読む
- 仕事に関連する本を読む
- ニュースで関心のある分野を読む
最初はわかりやすい本で興味のある本を読めばいいです。興味のある本がわからない人は以下の記事を参考にしてください。
重要なのは、自分にとって読みやすく興味深い本を見つけることです。
読書に集中できない
読書に集中することは確かに難しい課題です。スマートフォンやインターネットで気が散ってしまいます。
スマホは身近で手軽に遊べるから、集中できる環境作りは諦めましょう。集中できない前提で本を読んでください。
スマホで遊ばない方法は自分にとって読み始めるハードルを下げまくりましょう。10回読んでいる本の1章だけ読んでみるなら、簡単にできます。
本に飽きてしまう
本を読んでいると、飽きてしまいます。飽きてしまうので、別の読み方で本を読みましょう。
本に飽きてしまう原因は以下の通りです。
- 読み方のバリエーションが少ない
- 同じ作者しか読まない
- 基礎知識が足りない
同じ本の内容を同じ方法で読んでいれば、飽きます。なので紙の本を飽きてしまったら、オーディオブックと電子書籍で読んでみましょう。
また、飽きてしまうくらい読んでしまうなら同じ分野の違う作者の本を読んでみましょう。
国語の成績がわるいから、読めない
国語の成績が悪くて本を読むことに苦手意識を持つ人には簡単な本から読むことをおすすめします。
その中でもマンガは特に有益です。
- 漢字の学習に役立つ
- 手軽でいつでも読める
- 面白い
マンガは手軽に読めて、語彙力があがります。なにより面白いのでどんどん読めます。
語彙力をあげるために、マンガを活用しましょう。マンガ以外にも図説やイラストがある本を読むことをおすすめします。
本を買っても読めません
本を買っても読めません。本を買っても、本を買う前の自分の読書レベルはそのままです。本を買って突然読めたら、魔法使いです。
- 読解力が向上していない
- 基礎力が向上しない
- 読む技術が向上していない
参考書を買ったら、偏差値アップとかいう怪しい受験本と一緒です。本を買って後悔するパターンは「せっかく買ったのに読めなかった」と嘆くことです。
解決本は図書館で本を借りて、読みましょう。図書館で本を借りて読めなくても、次の本を読めばいいだけです。
図書館なら返却期限もあるので、返却日から逆算して読書のスケジュールを設定できます。
読めない本を選んでしまう失敗をしまくっても、あとで改善できます。失敗しまくれば、どんどん成長できます。
本を買って、向上するのはやる気だけだ!
読解力も読書術も買う前のあなたのままよ!
インプットだけで終わり アウトプットをしない
本を読んで、アウトプットをしないことはダメです。絶対にアウトプットをしましょう。
アウトプットと聞くと「ブログ、ツイッター」と難しく考えてしまうけど、テキスト編集ソフト「メモ帳」でも問題ありません。
本のインプットとアウトプットを交互に繰り返して、読書のいい循環を回していきましょう。
書評を書くことで読書の理解度があがります。いざ、説明しようとすると、説明できない部分があります。
そういった箇所はまた本を読み直せばいいです。
いきなり感想を書くように言われても、どうやって書けばいいのかわからない人もいるでしょう。
最初は文章を書き写して、自分なりの感想を書く方法が効果的です。
まずは、気になった文章を書き写して感想を書けばいいです。書き写すのが面倒ならkindleでコピペしましょう。
結論を強調するためには、本文の中で特定の箇所を目立たせることが重要です。そのためには、シンプルな文字の装飾を選びましょう。
例えば、太字や斜体、下線などを活用することができます。
- 文章に装飾をつけることは賛成だ。なんとなく見ていると、見逃してしまうからだ。
読む目的を考えない
読書をする際には、まずなぜその本を読むのかよく考えることが重要です。読む目的によって、読み方が異なるからです。
目的を考えて読まないと、読書の成果がでません。
自分が学びたい方法やスキルを身につけるために、その具体的な内容に焦点を当てて読み進めましょう。
自分がなぜその本を読むのかを明確にすることで、効果的な読書ができます。
鉄道が好きな人は最初から最後まで読めばいいわけね。
知識を広げたいなら、最初から最後まで読む方法がいいぞ。
読んだ本の数にこだわる
読書の数にこだわる必要はありません。理由は以下の通りです。
- その人が読んで楽しんでいれば問題ない
- 内容を覚えていない
- 気に入った本を何回も読む方が大事
1000冊読んでいようとも、つまらない思いをして内容も覚えていない読者はダメです。
どうして、ネットでは「1000冊読んだ」と自慢する人がいるの?
ネットでは本の読んだ数をアピールするのかといえば、発言者の戦略です。実績がある人の話を誰だって聞きたいです。
- 年収1000万円
- 本を年間400冊読んでいる
- ビジネスに成功している
- 本を10冊出版している
- 特になし
どちらの話を聞くのか問えば、1000冊読んだ方の話を聞く人が圧倒的に多いです。人は実績のある人の話をききます。
だからネット上では、読書ブログを運営している人は「私は1000冊」読んでいますと自己アピールします。
リアルだったら、別にあんまり何冊読んだと自慢しません。私はこの本を読んでいて、楽しいと話しています。
本の数よりも、本の中身や読書体験に注力することで、より豊かな読書の世界を楽しむことができます。
読書しないと生活できない
本が読めなくても健康に問題なく生活できます。本が読めないと悲惨な運命が待っているなら、本を1日で1時間も読んでいない日本人の半分以上がみんな悲惨です。
読書は栄養を得る行動ではありません。食事を30日も食事しないと病院へGOです!
読書はしなくても人生大丈夫です。できた方がいいけど、しなくてもいいです。興味がわいたら、本を読めばいいです。
紙の本しか読めないと決め込む
本を読むとき「紙の本しか認めない」という考えは捨てましょう。読者で大事なことは基礎知識を身につけることです。
知識を鍛えるためなら、紙の本以外でも使うべきです。
- DVD・ドラマ
- 電子書籍
- オーディーオブック
- ネット動画
紙の本を読むだけでなく、基礎知識を身につけるために色んな媒体を利用しましょう。本を読んでわからないなら、DVDやマンガでいいです。
DVDと本を一緒に使えば、基礎知識が一気に身に付きます。DVDと本を一緒に使う方法については以下の記事を参考にしてください。
>>同じタイトルのDVDと本をセットで利用すれば、本は読めます
まとめ:読書の失敗から学ぼう
本を読んでも、読書には失敗がつきものです。読書は人によって色んな読み方があります。
自分のライフスタイルに合わせた読書を心がけましょう。
記事のおさらい
- 時間がないのではなく、時間を作る
- 読む目的について考える
- 簡単な本から読む
- DVDやマンガを利用してもいい