- 読書をするまとまった時間がとれない
- 本を読んでみたいけど、読む時間がない
- スキマ時間に読書しろとネット検索したらあったけど、よくわからん
本を読みたいけど、どうやったら読書ができるようになるんだろう。月に1冊も読んでいない私でもできる読書法があったらいいな~。
「本を読むことが好きだけど、なかなか読書時間を確保できない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私も読書を始めて5年以上の時を過ごしました。ニートで暇な時もあれば、サラリーマンをして忙しかった時もあります。
仕事をしていて、本を読む時間がないと悩んだ時でも私は本を1時間読んでいました。何故なら楽しく本を読めたからです。
そこでこの記事ではスキマ時間に読書をする方法について解説します。本が読めない主な原因は「読書時間が足りない」問題です。
この問題を解決できれば、1日の読書時間が1時間になって簡単に読書習慣が身に付きます。習慣が身についてしまえば、本を読むことが楽しくなるので、本が読めないと悩んでいる人は参考にしてください。
読書の平均時間が短いから、本が読めない
30代の読書平均時間は約30分です。社会人で1時間以上本を読む人はほとんどいません。
1日の平均時間が1時間未満では本を読む力はあまり向上しません。なぜなら、1日の読書時間が短いと、読んだ内容を1回しか読めないからです。
時間をかけて本を読むことで理解は深まります。
15分で読んだ内容が理解できる本という宣伝を聞いたことがあるわ。あれはウソなの?
速読やビジネス書で1冊を15分で読んだという宣伝を読みますが、あれは半分ウソで半分本当です。1冊の本を15分で読めます。
しかし、、1回読んだだけで全部理解できないため、その後何度も同じ本を繰り返し読みます。
1回の読書が15分で、その15分を何度も繰り返すことで理解が深まります。1回15分で読んだ内容を理解できれば、世の中の人々はみんな天才になっています。
忙しい人でも読書時間を確保する方法
自分のスケジュールを見直す
1日のスケジュールを見直すことでスキマ時間で本を読む時間を作れます。例えば、日本人のスマホ平均使用時間は1日当たり平均1時間18分という結果でした。
スマホ時間を本を読む時間にあててしまえば、本を読む時間は作れます。スマホ時間を削るだけでなく、スキマ時間はいくらでもあります。
それを一般的なサラリーマンの例でスキマ時間の作り方を解説します。
こちらは一般的なサラリーマンの1日を表にまとめてみました。
6時半 | 起床して朝食 |
7時半 | 会社へ出勤 |
8時 | 会社に到着して午前の仕事をする |
12時~13時 | 昼休憩。同僚と話をしたり、疲れている時は昼寝する |
13時~17時 | 休憩時間が終わって、午後の仕事 |
17時~ | 帰宅 |
18時~21時 | 帰宅後、夕食してテレビやゲームやネットをする |
21時~22時 | お風呂作って朝ごはんの準備をして寝る。 |
一般的なサラリーマンの生活です。通勤して、会社で仕事して、帰宅して趣味に時間を費やして寝る生活です。
じゃあ、この生活にスキマ時間を作り出してみましょう。
6時 | 起床して朝食 |
7時 | 会社へ出勤(通勤時間に15分本を読む) |
8時 | 会社に到着して午前の仕事をする |
12時~13時 | 昼休憩。同僚と話をしたり、疲れている時は昼寝する(昼寝しないで15分読書をする) |
13時~17時 | 休憩時間が終わって、午後の仕事 |
17時~ | 帰宅(通勤時間に15分本を読む) |
18時~21時 | 帰宅後、夕食してテレビやゲームやネットをする(ネットをしないで30分読書する) |
21時~22時 | お風呂作って朝ごはんの準備をして寝る。(寝る前に15分読書) |
読書時間は仕事のある日でも、2時間確保できます。増やそうと思えば、もっと増やせます。
スキマ時間がないと思うなら以下の点について考えてください。
無駄な時間の見直し
以下の時間帯ならスキマ時間で読書ができます。
- 通勤時間→電車・バスで座っている間に本を読む
- 早起きする→30分くらい早起きして本を読む
- 帰宅後の時間→帰ってきたら速攻で本を読む
- 昼休み→同僚と会話しないで本を読む
- 外食時の待ち時間→メニューを待っている間に本を読む
この時間ならスキマ時間はいくらでも作れます。読書する時間がないと言う人は読書をすることを優先しましょう。
自分自身が時間を作り出すことで、読書が習慣になります。
ないない言っても時間は作れません。時間は自分で作りましょう。
15分のスキマ時間でできる読書法
スキマ時間で本を読む方法について解説します。短い時間で本が読めるようになれば、読書の能力は自動的に向上します。
15分のスキマ時間で本を読むときは、分散して読書をします。1日にまとまった時間に読書をしません。
スキマ読書をする方法は以下の流れです。1回目はとにかく最初から最後まで読む。2回目以降はいろんな読み方を活用するです。
【1回目のスキマ読み】最初から最後まで読む
1回目のスキマ読みは1日の読書時間を60分を4分割します。朝、昼、夕方、お風呂に入る前にそれぞれスキマ時間を読書時間にあてます。
基本的流れは朝・昼・夕方に本を最初から読み進めます。1章読んだら、次の章と読み続けます。お風呂に入る前に読んだページを復習します。
それぞれの読み方についても解説します。
朝に15分読む方法
1番最初に本を読みます。朝に本を読むときに大事な作業はその本を読むか・読まないかの判断です。
判断基準は本の「最初に」を読めばわかります。なぜなら、最初にでは読む本が「誰が・誰向けに・何を伝えたいの」がわかるからです。
多忙なビジネスパーソンが「新聞」「雑誌」「ネット」「書籍」をどうすれば深く、早く読むことができるのか、その技法について話していきます。
僕らが毎日やっている最強の読み方 ・P26より引用
この文章から、著者が忙しい人向けに新聞や雑誌を使った読み方について教えたいんだなとわかります。
本が「誰向けで・何を伝えたいのか?」分かったら、自分がその本を読みたいのか考えてみましょう。
読むと判断したら、最初に読んだから、1章ごとに読み進めていけばいいだけです。
昼に15分読む方法
昼は朝に読んだページからさらに読み続けるだけです。何も気にしないで読み続けましょう。1章読んだら、2章と気にせずにとにかく読む。
夕方に15分読む方法
夕方は2通りの読み方があります。本を読み進めるか・読んだページを読み直すかのどちらかです。
どちらの方法をとるかは100ページを基準にしましょう。100ページ以上読んでいたら、読み直します。
100ページ以内なら読み進めましょう。100ページ読んだら、復習です。
夜に15分読む方法
夜は1日に読んだページを読み直みましょう。特にお風呂に入る前に本を読むことをおすすめします。
読んだページを何度でもいいから、15分の間に繰り返し読みましょう。
15分で100ページも読めるの?読めない場合はどうすればいいのよ?
15分で100ページを読めなかったら、お風呂から出た後に本を読めばいいです。1回読んだ内容なので、30分以内で読めます。
次の日も読んでいないページをどんどん読んで、夜になったら復習というサイクルで読みましょう。
【2回目のスキマ読み】違う読み方をする
スキマ時間に読書をする方法はとても簡単です。スキマ時間の読書は集中力が必要ないため、手軽にできます。
1時間も読書するのは難しいけれど、15分程度であれば本を読むことができます。YouTubeの動画でも15分程度ならだれでも見れます。
1時間ぐらい集中して本を読むのは無理でも、15分間なら読書できます。文章を読むのに飽きたら、違う作業も取り入れてみましょう。
- 文章を読む。これだけは最初にする
- 気に入った文章を書き写す
- 書き写したら感想を書く
- 音読する
- 立ち読みする
- オーディオブックで読み直す
- お風呂に入る前に読んだ個所を復習する。これは絶対にする
最初に文章を読めば、他の作業も簡単にできます。文章を読む時間は、10分でも3分でも問題ありません。とにかく読んでみましょう。
読んでいて集中力が切れたら、音読やグーグルドキュメントに気になった文章を書き写してみましょう。
順番通りにやる必要はありません。3分間本を読んでみて、まだまだ読めるようであれば本を読みましょう。
本を読んでいて、気分転換で立って読んでみることもできます。
最後に、お風呂に入る前に読書をする場合は、読んだ個所を復習しましょう。なぜなら、寝る前に本を読めばその記憶は長続きするからです。
寝ている間に脳は不必要だと判断した記憶は捨ててしまいますが、忘れたくない記憶は寝る前に復習すれば記憶が強化されます。
文章を書き写す簡単な方法
文章を書き写すのだるい・・・。気に入った本ほど、書き写す文章が多くなって面倒。
確かに楽しく読んでいる本ほど、書き写す文章が多すぎて嫌になります。2行の文章なら書いていて楽しいです。
しかし、20個の文章を書き写すとなるとやる気が失せます。ちょっとずつ書き写すにしても、気が重くなります。
文章を書き写すことは読書で必要な行為だけど、面倒です。面倒な書き写すの対処法は3つあります。
- 書き写したい文章を音声入力をする
- kindleならコピペする
- ページ数だけ書いて後で読み直す
本を持ち歩く
読書の習慣を身につけるためには、手元に本を常に置いておくことが重要です。本を手に取りやすい環境を作れば、いつでも読書ができます。
家で読書するなら、机の上や棚に本を並べておくといいでしょう。しかし、通勤時間中に読書をする場合は、書籍を持ち運ぶことが難しいかもしれません。
5冊以上を持ち運んだり分厚い本の場合は持ち運びが面倒です。
しかし、そんな時は電子書籍を利用すれば重さとは関係ありません。
そこで、電子書籍を活用することをおすすめします。スマートフォンやタブレットに書籍をダウンロードしておけば、持ち運びが簡単です。読んだ内容で気になる文章をコピペする作業がおすすめです。
もし、電子書籍にも飽きてしまったら、Amazonオーディオブックがオススメです。朗読された本を耳で聞くだけなので、通勤中にも手軽に読書を楽しむことができます。
本を1冊読んだから、オーディオブックを利用する
オーディオブックを活用することで、読書の時間を確保しやすくなり、マルチタスキングも可能になります。
オーディオブックなら1回読んだ本ならある程度知識が入っています。音声で聴くことができるから、聴きながら色んなことができます。
例えば、家事をしながらオーディオブックを利用する。通勤中にオーディオブックを利用するなどです。
オーディオブックを活用すれば、マルチタスクで本を読むことが可能になります。通勤や通学、家事などの時間を有効活用できることは重要です。
ただし、欠点があります。読んでいない本、理解していない分野の本だとオーディオブックでは理解できません。
読んでいない本だと理解するのは大変です。その欠点を補うために、最低でも1回読んだ本をオーディオブックで聴きましょう。
オーディオブックを利用するタイミングは本を読んでいて疲れた時やお風呂に入る前がおすすめです。
まとめ:スキマ時間に本を読めば、読書時間は作れる
この記事では、忙しい人が読書をするための方法について解説しました。
1日の生活から読書時間のためのスキマ時間を作り出す方法とスキマ時間に本を読む方法についてです。
この記事で大事なことはまとまった時間に本を読むよりも短い時間に本を読むことの方が楽だということです。
15分の読書ができるようになれば、1時間の読書はできます。読書は反復して、繰り返すことが大事です。
記事のおさらい
- スキマ時間なら読書はできる
- まとまった時間よりもスキマ時間の方が読書に適している
- スキマ時間を有効活用するために、オーディオブックを活用しよう
スキマ時間だけでなく、他にも読書のことで悩んでいるなら以下のページを参考にしてください。